小学生の体力テスト!なぜ実施されるの⁇種目や平均は⁇

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小学生になると毎年新学期に実施される体力テスト。

みなさまも体力テストを受けられてきたのではないでしょうか。

そして、みなさまのお子さまも体力テストを受けている、もしくはこれから受けるのではないでしょうか。

勉強のテストではなくても、「テスト」という以上、

「テストではどのような種目が行われるのか」

「平均はどれくらいなのか」

など、気になる方もいらっしゃると思います。

そこで、この記事では体力テストの種目や内容などをお伝えし、お子さまの体力づくりなどに役立てて頂ければと思います。

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なぜ体力テストが実施されるの?

 

体力テストの目的は、子どもの運動能力を計測し、その実態を把握することで、学校での体育や健康に関する指導に役立てるためとされています。

学校での体育や健康に関する指導に役立てられるだけでなく、自分の子どもの運動能力を知るきっかけにもなると思います。

日々の生活の中で、子どもの運動能力がどれぐらいか詳しく知ることはなかなかできないと思いますので、体力テストを受けることによって、それがわかるのは親にとってもありがたいことではないでしょうか。

また、従来は「体力テスト」と呼ばれていましたが、平成10年より「新体力テスト」と呼ばれるようになりました。

体力テストの種目と内容

握力

筋力をみるための種目です。

握力計を力一杯握って計測します。

上体起こし

筋力、筋持久力をみる種目です。

いわゆる腹筋運動ですね。

30秒間で何回できるかを計測します。

長座体前屈

柔軟性をみる種目です。

長座姿勢から体を倒していき、その長さを計測します。

反復横とび

敏捷性(動作の素早さ)をみる種目です。

中央のラインをまたいで立ち、サイドステップをします。

20秒間で左右のラインを越す、または踏んだ回数を計測します。

20mシャトルラン(往復持久走)

全身持久力をみる種目です。

テスト用の音に合わせて、20m先の線に到達するよう動きます。

次の音が鳴るまでに、線に到達しなかったとき、そこで計測終了になります。

何回、線に到達することができたかを計測します。

50m走

スピードをみる種目です。

50mの距離を全力疾走し、そのタイムを計測します。

立ち幅とび

跳躍力、瞬発力をみる種目です。

スタート位置から跳び、その距離を計測します。

ソフトボール投げ

投力、巧緻性(自分の身体を思うように操ることができる力)、瞬発力をみる種目です。

ソフトボールを投げ、その距離を計測します。

体力テストの平均

学年男女別 種目別結果

握力(㎏) 上体起こし(回) 長座体前屈(㎝) 反復横とび(点) 20mシャトルラン(回) 50m走(秒) 立ち幅とび(㎝) ソフトボール投げ(m)
1年生

男子6歳

9.44 11.64 26.26 28.13 19.22 11.51 114.36 8.67
1年生 

女子6歳

8.81 11.25 28.23 27.51 16.37 11.76 107.41 5.80
2年生 

男子7歳

11.22 14.56 27.85 32.20 28.69 10.65 126.34 12.26
2年生 

女子7歳

10.40 13.87 30.81 31.15 22.73 10.99 117.82 7.58
3年生 

男子8歳

12.81 16.48 29.28 36.26 38.52 10.01 136.25 15.89
3年生 

女子8歳

12.03 15.98 32.47 35.03 29.23 10.38 127.59 9.83
4年生 

男子9歳

14.94 18.71 30.34 39.66 48.00 9.61 145.26 20.32
4年生 

女子9歳

14.04 17.87 34.13 37.95 38.49 9.88 138.89 12.06
5年生 

男子10歳

16.96 20.81 33.18 43.98 57.48 9.21 153.72 23.54
5年生 

女子10歳

16.41 19.32 36.93 41.95 45.59 9.45 148.01 14.43
6年生 

男子11歳

19.76 22.66 36.03 46.70 65.50 8.79 166.55 27.21
6年生 

女子11歳

19.70 20.54 40.12 43.88 50.47 9.16 156.41 16.47

項目別得点表

男子

握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅とび ソフトボール投げ
10 26kg以上 26回以上 49cm以上 50点以上 80回以上 8.0秒以下 192cm以上 40m以上
23~25 23~25 43~48 46~49 69~79 8.1~8.4 180~191 35~39
20~22 20~22 38~42 42~45 57~68 8.5~8.8 168~179 30~34
17~19 18~19 34~37 38~41 45~56 8.9~9.3 156~167 24~29
14~16 15~17 30~33 34~37 33~44 9.4~9.9 143~155 18~23
11~13 12~14 27~29 30~33 23~32 10.0~10.6 130~142 13~17
9~10 9~11 23~26 26~29 15~22 10.7~11.4 117~129 10~12
7~8 6~8 19~22 22~25 10~14 11.5~12.2 105~116 7~9
5~6 3~5 15~18 18~21 8~9 12.3~13.0 93~104 5~6
4kg以下 2回以下 14cm以下 17点以下 7回 以下 13.1秒以上 92cm以下 4m以下

女子

握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅とび ソフトボール投げ
10 25kg以上 23回以上 52cm以上 47点以上 64回以上 8.3秒以下 181cm以上 25m以上
22~24 20~22 46~51 43~46 54~63 8.4~8.7 170~180 21~24
19~21 18~19 41~45 40~42 44~53 8.8~9.1 160~169 17~20
16~18 16~17 37~40 36~39 35~43 9.2~9.6 147~159 14~16
13~15 14~15 33~36 32~35 26~34 9.7~10.2 134~146 11~13
11~12 12~13 29~32 28~31 19~25 10.3~10.9 121~133 8~10
9~10 9~11 25~28 25~27 14~18 11.0~11.6 109~120 6~7
7~8 6~8 21~24 21~24 10~13 11.7~12.4 98~108 5
4~6 3~5 18~20 17~20 8~9 12.5~13.2 85~97 4
3kg以下 2回以下 17cm以下 16点以下 7回以下 13.3秒以上 84cm以下 3m以下

総合評価基準

小学校男女共通

小学1年生(6歳) 小学2年生(7歳) 小学3年生(8歳) 小学4年生(9歳) 小学5年生(10歳) 小学6年生(11歳)
A 39以上 47以上 53以上 59以上 65以上 71以上
B 33~38 41~46 46~52 52~58 58~64 63~70
C 27~32 34~40 39~45 45~51 50~57 55~62
D 22~26 27~33 32~38 38~44 42~49 46~54
E 21以下 26以下 31以下 37以下 41以下 45以下

引用:六丁の目接骨院

体力テストへ向けて練習は必要?

 

体力テストは、子どもの運動能力の状況を知るものなので、特にテストへ向けて練習する必要はないと考えます。

体力テストへ向けて練習するよりも、体力テストの結果をもとに、体力づくりに取り組んだり、点数が良かった項目の能力をさらに伸ばせるような運動を行ったりなど、今後の子どもの健康や体力づくりに役立てることができるよう取り組むことが大切です。

日常生活の中で体力をつけよう!

 

小学生は、体育の授業や学校での活動、毎日の通学などを通してどんどん体力がついていきます。

スクールに通ったり、特別にトレーニングをしなくても、体力づくりは可能なのです。

休みの日は子どもと一緒に外で遊んだり、寝る前に

「ちょっとストレッチしようか!」

と誘ってみたり、段の生活の中で、体を動かすことを意識すると良いですよ。

子どもが体を動かすことが好きな場合は、一緒にランニングをしたりなど、少し本格的に運動をするとさらに体力がつきますし、子どもも喜ぶでしょう。

しかし、中には、運動が苦手な子どもや、運動があまり好きではない子どももいますので、決して無理強いはしないよう注意しましょう。

子どもに合わせて、楽しく体力づくりをすることが大切です。

まとめ

 

体力テストの目的は、子どもの運動能力を計測し、その実態を把握することで、学校での体育や健康に関する指導に役立てるためとされています。

体力テストの種目

  • 握力
  • 上体起こし
  • 長座体前屈
  • 反復横とび
  • 20mシャトルラン
  • 50m走
  • 立ち幅とび
  • ソフトボール投げ

体力テストに向けて練習は必要なのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それよりも、体力テストを受けた後、その結果をもとに、子どもの体力づくりや能力を伸ばせるよう取り組むことが大切です。

また、外で元気いっぱい遊んだり、寝る前にストレッチをしたりなど、日常生活の中で体を動かすようにすることは、体力づくりに繋がります。

成長期にある小学生の体力づくりは大切ですが、中には運動が苦手な子どもや、運動があまり好きではない子どももいるので、無理に運動させることはしないようにしましょう。

子どもに合わせて、楽しく体力づくりをすることが大切です。

ある程度小学校生活も慣れてきた頃に子どもからこんなことを言われることがあります。

「OOちゃんはスポーツクラブに行ってるんだって、一緒に行ってみたい。」

小学生は他人のすることに影響を受けやすいです。

その時にどう行動しますか?

最初から「XXちゃんはできないと思うからそれはしないほうがいい。」

と言って子どもの芽を摘み取ってしまったら将来挑戦しない子どもになってしまいます。

まずは興味を持っている段階で挑戦させてみるのがいいですよ。

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