受験における最大の敵は「インフルエンザ」です。
毎年、受験シーズンに大流行し多くの受験生を悩ませています。
実は私もインフルエンザで試験を受けられなかった経験があり、とても苦い思いをしました。
どれだけ努力をしても、試験を受けられなければ全て無駄です。
全国の受験生のみなさんにはそのような思いをしてもらいたくないので、インフルエンザの怖さと予防法、対処法などを紹介します。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に入ることによって感染します。
インフルエンザには3種類の型があり、それぞれA型、B型、C型とありその年によって流行するものが異なりますし、それぞれ別のものなので一度インフルエンザにかかったからとはいえそれがA型であれば、次はB型にかかることもある厄介な病気です。
そのため毎年約1千万人、およそ10人に1人が感染しているとも言われています。
- 症状
インフルエンザのその症状は風邪とよく似たもので、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳などの局所症状が代表的です。 - 流行時期
流行の時期は主に冬で12月~3月であり、そのピークは1月~2月とまさに受験の時期に重なっています。
またこの記事を書いています2018年は、秋にも流行るなどその環境の違いにより流行の時期も様々です。
インフルエンザによる学級閉鎖始まる 流行はA型で急な発熱が特徴
インフルエンザの予防法
そんな恐ろしいインフルエンザですが、インフルエンザ対策で最も有効な対策は「予防」です。
大事な受験のときにインフルエンザにかからないように正しい「予防」をしていくことです。
代表的な予防法はこれから紹介する10種類です。
インフルエンザを絶対に引きたくないという人は、試験前まで気を抜かずに予防しておきましょう。
- 手洗い
水や石鹸で手を洗い、ウイルスや雑菌を洗い流す。 - うがい
清潔な水で喉を洗い、体内にウイルスが入ったり、喉の粘膜に付いたウイルスを除去する。
うがい薬を用いても効果的。塩水でも代用可能です。 - 水分補給
体内の水分バランスを整え、喉の乾燥を防いだり体内の免疫力を高める。 - バランスの取れた食事
栄養バランスの取れた食事を摂り、免疫力を高める。 - 睡眠
十分な睡眠を取ることにより、免疫力を高める。 - リラックス
ストレスが溜まると免疫力が低下するため、適度な休憩やリラックスをする。 - 保温
体が冷えるとウイルスに感染しやすくなるため、衣服や室温を調整し温かくする。 - 保湿(加湿)
喉などが乾燥するとウイルスに感染しやすくなるため、水分補給や加湿器により湿度を保つ。 - 予防接種
予防接種をすることにより体内にインフルエンザウイルスに対する抗体を作ることができる。インフルエンザを発症しないようにしたり、症状を軽くすることができる。 - マスク
喉の乾燥やウイルスに喉や鼻が触れないように防止することができ、感染の可能性を低くすることができる。
インフルエンザにかかったときの対処法
ただ予防をしていてもインフルエンザに絶対に感染しないわけではありませんし、万が一にも試験のときにインフルエンザになってしまう可能性もあります。
そんなときにどうすればよいかということをお話します。
体調が悪いと感じたら早く病院へ
受験も近くなってきて、どんどん緊張感が高まっていく時ほど、怪しい気配は近づいてくるのです。
「ゴホン!」
明らかにたんの絡んだ重たい咳が出ます。
「気のせい…かな?」
そう思いたくても、「ゴホン!」は残念ながら風邪か最悪インフルエンザです。
少しでも「あれ?なんか体がおかしいな」と感じたらなるべく早く医療機関へ行きましょう。
たとえインフルエンザではなくて、風邪であっても「風邪ぐらいで」と思わずにすぐに行ってください。
医療機関に行けば、医師の診察のもと薬を出してもらえます。
解熱剤や咳止め、鼻づまりを抑える薬など対処療法的に薬を処方してもらえるので、これがあるかないかで大違いです。
私も大事な試験前に風邪のような症状が出たことがあります。
そのときはとても焦りました。
「どうしよう!明日試験なのに!熱が出たら行けなくなる!」
頭の中では明日の試験のことばかり考えていました。
そんなときに母親から「しんどいなら病院に行ったら?」と言われ、私は自分が病院に行くことすら思いつかないほど、焦っていたことを知りました。
そして、急いで病院に行き明日が試験であるという事情を説明すると先生は咳止めや熱が出たときのための頓服薬などを出してくれました。
私はその薬のおかげで、症状を軽くすることができ試験にも集中して受けることができました。
ですので、もし少しでも「しんどいな」と感じたらなるべく早く医療機関に行ってください。
薬をもらうことで症状を軽くすることができますし、気分的にも「病院に行ったから大丈夫」と落ち着くことができます。
諦めない
諦めたらそこで終了です。
インフルエンザとはいえ、受けなければ不合格となるので、受験予定の高校または教育委員会にインフルエンザになったらどうすればいいか問い合わせをしてみてください。
さすがに一緒には受けられませんが、保健室対応など特別措置をしてくれるらしいです。
どれだけ予防していてもかかるときはかかります。
特に、年齢が高くなればなるほどマスクの着用率が下がるような気がするので、電車通学している受験生は要注意です。
まだまだ、根性論が好きな方もいて「熱が出たくらいで仕事休めるかー!」とインフルエンザで電車乗ってる大馬鹿者もいます。
どこで菌をもらうかわからないので、自分の健康管理だけはしっかり行ってください。
まとめ
インフルエンザは受験の大敵です。
かからないようにすることが一番なので、まずは日頃から手洗いやうがいをしたり、栄養や休養をしっかりとるなどしてかからないようにしてください。
特に受験間近であれば、夜遅くまで起きて勉強している人も多いでしょう。
もちろん、勉強時間の確保のためにもそれは必要ですが、徹夜をするなど無理ばかりはせず、当日の体調を考慮した生活を心がけておきましょう。
また、万が一風邪やインフルエンザのような症状が出たり、しんどいと感じたらなるべく早く医療機関に行ってください。
薬を処方してもらえたりするので、症状を軽くしたり、初期症状のうちに治すことができます。
また「気休め」だと思われるかもしれませんが、私は今子育て中で風邪やインフルエンザにかかるわけにはいかない上に、今は薬が飲めません。
なので、「ラクトフェリン」という抗菌抗酸化力を高めると言われている乳酸菌サプリメントを飲んでいます。
そのおかげか風邪を本当にひかなくなりました。
きっとプラシーボ効果もあると思いますが、大事な事なんですよ!
人間の思い込みの力をバカにしてはいけません(笑)
受験という人生の大勝負です。
- 体を冷やさない
- 栄養バランスのいい食事
- 部屋を乾燥させない
- マスクは必須
- 疲れを感じたら無理しない
- 睡眠はしっかりと!
この六項目が免疫力を保つ為の、基本なので無理せず体を休めてしっかりと受験に立ち向かってください。
素晴らし結果が出ることを祈っています。
頑張ってください!
受験が近づいてきますと色々なことに気をかけるようになります。
そして、親も「子どもが最高の状態で行けるように」と言う形でいろいろサポートすると思います。
ただし、その親のサポートが最悪な形で子どもに帰ってくる事があります。
それを紹介しているのがこちらになります。
受験前に親の方は一度読んでください。自身がしようとしている事が、最悪お子様が何年もかけてしてきた努力を儚く散らす結果になりかねないかもしれませんよ。
さらに、高校受験を控えている方は、受験終了し、合格したら華の高校生活が始まります。
学生時代の中でも高校時代は一番思い出に残りやすい時期でもあります。
そして、高校から大学へ進学を狙っている場合、高校受験以上に計画的に勉強していかなければなりません。
高校入学後、部活動と塾を両立させながら難関大学への進学を目指した体験談はこちらになります。
青春時代ならではの1Pもあります。
そして、大学受験前日に親がした事で最大のピンチが訪れます。詳しいことは記事をみてください(笑)