中学校で部活動をするメリット・デメリットは?部活は入るべき!?

スポンサーリンク
陽介

学生生活で一番思い出に残っていることと言えば、部活だと言う人は多いのではないでしょうか。

大変なこともあったけど、その分たくさんの喜びも味わえます。

今回は、そんな部活に入るメリットとデメリットを比較してみました。

何部に入ろうか迷っている人、部活に入ろうか、部活をやめようかと悩んでいる人、ぜひ参考にしてみてください。

夕方になると、校舎に野球バットのカキーンという音、生徒の掛け声、吹奏楽部の楽器の音色が響きます。

放課後になって、部活が始まったのです。

約9割の学生が、部活動に参加していると言われています。

休みを返上しても練習に励む姿は、見ていてとても清々しく思います。

ですが、そこまでして部活に熱中するメリットはあるのでしょうか。

そこで、部活をするメリット、デメリットについてみていきましょう。

スポンサーリンク

メリット

 

まずは部活をすることによるメリットを上げてみます。

将来に活かせる力が身に付く

学生時代はやがて終わりを迎え、誰しもが社会に出て働かなければならなくなります。

そんな時、部活を通して身に付いた力が、社会で通用することがあります。

例えば、野球部のピッチャーであるAくんがいるとしましょう。

彼は何度投げても、なかなか速く投げられません。

「何とかして早く投げたい、上手くなりたい。」

そのような向上心は、将来どんな仕事をする上でも欠かせないものとなるでしょう。

「そんなに上に行かなくてもいいや。今のままでいいや。」

そう思ってやる気が損なわれれば、会社では次第に上司の評価や成績も下がっていくでしょう。

逆に言えば、向上心を持てば高評価や成績アップにつながるのではないでしょうか。

次に、Aくんは一体なぜ速く投げられないのかと考えます。

そこで、自分のフォームを確認したり、プロの投げる姿を見て研究したりします。

そして問題点に気付き、解決へと動きます。

ここで養われるのは、問題解決力です。

何か課題にぶつかっても、それを乗り越える手段を見つけて解決する力です。

社会で生きていく時、数々の問題に直面するでしょう。

その度にくじけて諦めるのではなく、どうしたら解決できるか手段を見つけ出す必要があります。

その力が、部活で養われることは大いにあり得ます。

そして、Aくんは速く投げるために、もっと筋力が必要だと考えたとします。

そのために、好きなゲームをする時間を削ってトレーニングにあてることにしました。

こうしてAくんは、自律心も身につけていくことができるのです。

何が本当に重要か、必要かを見極めて行動に移すことが出来るようになります。

それは、効率や生産性の良い働きへとつながるでしょう。

このように、部活を通して社会で役立つ力が養われることは、可能なのです。

達成感が得られる

部活で得られる大きな喜びの一つが、達成感です。

大会で優勝した時は、これまでの苦労が報われた証となります。

たとえ優勝という大きなことではなくても、なかなか速い球を投げられなかったAくんが速く投げられた時にも、達成感を得られるでしょう。

目指す目標に向かって、毎日練習を積み重ね、評価につながると自信もつきます。

部活によって得られた達成感の喜びは、大人になっても忘れがたい経験となるでしょう。

深い友情が築ける

共に学習するクラスメイトより、共に部活にいそしむ仲間との絆の方が深まると思いませんか。

特に団体競技の部活では、チームワークがカギになります。

仲間の気持ちを考えたり、仲間のために行動する大切さを学ぶ機会となります。

仲間同士で協力し合い、何かを成し遂げた時の喜びは、授業ではなかなか味わえないでしょう。

そして、同じ苦しみや痛みを共有した友達との絆が失われることは、そうそうありません。

実際、社会人となった今でも、高校時代同じ部活の仲間だった友達と会って、食事することがあります。

彼らと思い出を語り合って、学生だった頃に戻れるような貴重な時間を過ごせることは幸いです。

学年、学校を越えた関係が築ける

部活に入っていないと、友達関係は同年代に限定されがちです。

部活では、先輩や後輩といった学年を越えて関係が築けるメリットがあります。

先輩に対して、あいさつや敬語などの礼儀も身に付けることができます。

後輩に対しては、継承させる大切さや教える楽しさ、成長させる喜びを学べるでしょう。

また、大会や練習試合などで他校の生徒と交流ができ、さらに人脈を広げられるチャンスが増えるでしょう。

様々な人と知り合うことで良い刺激になり、考え方の幅も広がるきっかけになることと思います。

スポンサーリンク

デメリット

 

次に部活によるデメリットを上げてみます。

休みがない

活動が活発な運動部や吹奏楽部は、他の部に比べて休みを取りづらいです。

朝練から始まって、放課後、土日祝日と、なかなか休日がありません。

夏休みも大会があることが多く、ほぼ毎日登校して練習という日々になることが多いです。

そんな中で勉強もしていかなければならないという、忙しい日々が待っています。

身体に負担がかかる

特に運動部では、練習に没頭するほど体を痛めたり、体調を崩すことがあります。

夏になると、熱中症で生徒が倒れたというニュースをよく耳にします。

自分の身体に負担がかかり、疲労もたまりやすくなるでしょう。

先ほども言ったように、休みがなかなかないのなら、なおさらです。

人間関係のトラブルが起こる

メリットの一つに、友情が深まり、学年や学校を越えた人脈がつくれると書きました。

様々な人と知り合うことは、考え方を豊かにすると言いました。

しかし、良いことだけではありません。

お互いに考え方の衝突が起きると、友情が壊れたり、ひどい時はいじめに発展することもあります。

また、部活では顧問との関係も重要で、熱の入りすぎた顧問の暴力や暴言がないとも言い切れません。

たくさんの人と知り合う機会のある部活では、人間関係がこじれるリスクも伴っているのです。

お金がかかる

部活に入ると、何かと必要なものが出てきます。

部費や、各自でそろえるべき備品に費用がかかる場合があります。

私の知り合いに学生時代吹奏楽部で、サックスという楽器を演奏していた人がいます。

サックスにはリードという部品が必要になるのですが、それは消耗品で、毎月1箱買っていたそうです。

リードの1箱は、3000円ほどしていたと聞いています。

中学生のお小遣いで、毎月3000円の出費はなかなか厳しいと思います。

また吹奏楽部は自分たちの大会だけでなく運動部の応援にも行きます。

その為の遠征費なども掛かるため親の負担も多くなります。

部活によってそれぞれですが、消耗品によるコストや維持費のかかる部では、お金も一つのネックになるでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

 

部活に入るメリット

  • 向上心、問題解決力、自律心など、社会で活かせる力が身に付く
  • 達成感を経験できる
  • 友情が深まる
  • 学年、学校を越えた人脈がつくれる

部活に入ることで生じるデメリット

  • なかなか休みが取れない
  • けがや病気のきっかけになり得る
  • 友達や顧問とのトラブルが起こり得る
  • コストがかかる

こうしてみると、デメリットとして挙げた項目は、主に活動が活発な運動部や吹奏楽部で見受けられるものだと思います。

「部活に入りたいけど、こういったリスクは避けたい。」という人は、文化部に入れば比較的避けられるのではないでしょうか。

自分に適した部活に打ち込んで、充実した学生生活を過ごせると良いですね。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です