幼児期に養うべき36種類の基本動作は?最適な場所や運動とは?

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陽介

最近、子どもと公園によく行っています。

その時、いつも驚くことがあるんです。

それは、子ども達が青空の下で「ゲーム」をしていることです。

公園は思いっきり体を動かす場所だと思っていたのですが、子ども達は「ゲーム機」を持参して公園に集まって来るのです。

時代が変われば、子ども達の遊び方も変わるものなのでしょうか。

現代の子ども達の体力面や、運動能力がなんだか心配になりますね。

幼児期の運動は人間の基礎的な動作を形成する大切な時期です

しかし、1985年をピークに子どもの運動能力というのは低下しています。

運動能力は、子どもが怪我をしない為にも、これからの長い子どもの人生を支える為にも大切です。

では、どのような動きを幼児期に身につけておくとよいのでしょうか?

「36の基本動作」についてご紹介しますね。

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幼児期に身につけておくとよい36の基本動作とは?

 

怪我をしない、健康な体をつくる子どもの動作というのは大きく36種類に分類されています。

引用 :KISS身に付けておきたい36の動き

「歩く」、「走る」などの基本的な動作。

「持つ」、「運ぶ」など、生活の中でよく使う動作。

「泳ぐ」、「打つ」、「蹴る」などスポーツに必要になってくる動作も含まれていますね。

そのなかで4つの例に注目してみましょう。

泳ぐ

泳ぎというのは海やプールにいって溺れないようにしますよね。

つまり、命を守る動作と言えるのです。

打つ

打つという動作は、簡単に言えば腕や肩などの、体の可動域を広げる役割を果たしています。

可動域を広げることによって、怪我をしづらい体になります。

ぶら下がる

ぶら下がるということは、自分の体重を支えられるということです。

つまり腕力が鍛えられ、体を自由に腕で動かすことができます

押さえる

押さえるという動作は生活の中で多く使われます。

例えば、鉛筆で字を書く時も片手は紙を押さえていますし、荷物を詰める時も片手はカバンを押さえています。

「押さえる」という動作は、生活で多く使われる動作と言えるでしょう。

36種類の動作を養うのに最適な場所

 

基本動作を幼い時に身に着けることの大切と言えそうですね。

では、具体的にどのような場所で何をすれば良いのか、私のお勧めをご紹介します。

ボールプール

ショッピングモールや娯楽施設のキッズスペースなどにあることが多いです。

子どもは見るだけで大喜びですよね。

ボールプールは楽しいだけでなく、実は基本動作を養える最適な場所と言えるのです。

ボールプールをおすすめする理由

  • ボールを投げることが出来る
  • 転んでも痛くない
  • ボールを蹴る事ができる
  • キャッチボールができる
  • ボールが硬くない

ボールプールで遊ぶことで、「投げる」「蹴る」「取る」この動作が同時にでき、遊びながら基本動作を身につけることが出来ます。

比較的小さい子どもから遊べる、支援センターや、室内遊具などにあることも多いので、お勧めです。

公園

遊び方が自由な公園は、親子で行っても、子ども同士で行っても楽しい場所です。

無料で、比較的近くにあることが多く利用しやすいですよね。

公園をおすすめする理由

  • バリエーション豊富な動作が可能
  • 遊具を使って楽しく基本動作を行える
  • 家では出来ない動きができる
  • 広々としていて走り回ることができる
  • 砂場などで創造力も養われる

公園は遊具等を使って、「ぶら下がる」「登る」「くぐる」「渡る」など幾つもの基本動作を行うことができます。

また、広々とした公園のグラウンドでは「投げる」「捕る」「走る」「蹴る」などの動きが可能です。

公園での活発に動くことは、「基本動作」を養うのにとても適しています。

屋内総合運動施設

身体を動かすことができるのは公園だけではありません。

体育館などの屋内総合運動施設などもおすすめの場所です。

バレーボールやバスケットボールなど、屋外ではできないスポーツができたり、気候や天候に左右されずに快適に基本動作を養う運動ができますよ。

屋内総合運動施設をおすすめする理由

  • 屋外ではできないスポーツができる
  • 気候や天候に左右されない
  • 障害物が少ない
  • 安全な設備で遊ぶことができる

体育館などの広い場所は遊びの幅を広げ、動作の発達にも繋がります。

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幼児期に適した運動とは?

 

基本動作は生活の中で使うことが多い一方で、中にはスポーツをしないとする機会がないものも含まれています。

幼い頃からスポーツを始めるというのも一つの手段ですが、その場合どうしてもこの1つの動作に偏ってしまいますね。

勿論、スポーツをやっていると必ずと言っていいほど基礎練習をするので、36種類の基本動作はある程度は押さえられます。

しかし、スポーツというのは基本的にある程度発達の済んだ子どもや大人の為にあるので、幼児期の子ども達には難しい動きが多いのです。

サッカーを例に挙げてみましょう。

サッカーは蹴りながら走りますよね。

スポーツには、二つ以上の動作を連動させた動きが多く、未発達の子ども達には難しいです。

その為、無理してスポーツをさせるよりも、生活の中で動きを身に着けることの方が適していると言えます。

公園や体を動かせる親子のイベントなどに意欲的に参加して、楽しみながら体を動かすことが一番適しているでしょう。

激しい動き・連動した動きがあるスポーツは、幼児期には少し遠い存在と考えた方が良いかもしれませんね。

生活の中で子どもの「体の発達」を促しながら、スポーツを始めるタイミングを検討してみて下さい。

まとめ

 

①身に着けるべき基本的な動作は36種類

  • 「歩く」「走る」などの基本的な動作
  • 「持つ」「運ぶ」など、生活の中でよく使う動作
  • 「泳ぐ」「打つ」「蹴る」などスポーツに必要になってくる動作

②36種類の動作を養うのに最適な場所とは?

  • ボールプール…「投げる」「蹴る」「取る」この動作が同時にできる
  • 公園…遊具等を使って、「ぶら下がる」「登る」「くぐる」「渡る」など幾つもの基本動作を行える
  • 屋内総合運動施設…気候や天候に左右されずに快適に基本動作を養う運動ができる

③幼児期に適した運動とは?

  • スポーツは、二つ以上の動作を連動させた動きが多く、未発達の子ども達には難しいことが多い
  • 公園や体を動かせる親子のイベントなどに意欲的に参加して、楽しみながら体を動かすことが一番適している

36種類の基本動作は人が生活する上で必要な動作です。

もちろん、個人差はありますし、苦手分野もあるかもしれません。

ゲームや電子機器が子どもでも使える世の中になった現代、外に出て遊ぶ機会が減っています。

無理をせず、楽しく基本動作を身に着ける運動をしてみて下さいね。

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