高校入試と大学入試の違いは!?大学受験成功への秘訣とは!?

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陽介
高校受験と大学受験の違いと言うと、一番に出てくるのは教科数の違いですね。

例えば、理科でしたら高校受験の時は1科目で好かった所、大学受験でしたら理系学部で2科目あったりします。

高校受験<大学受験と言う形で科目が広がります。そして難易度もかなり上がります。

この記事を参考に、高校受験と大学受験の違いを理解し、前もって対策を立てていきましょう。

これはこの3月に大学受験を終えた保護者の方が話していたことを4月に聞き取ったものになります。

高校受験と大学受験の違いを知っていますか?

高校受験が終わるとお子さんもご両親もほっと一息つかれることと思います。

大学受験なんてまだまだと思っている方も多いのではないでしょうか。

実は大学受験には高校受験よりもレベルが高く、超えなければいけないハードルもたくさんあります。

私の子どもは高校受験は、何も準備せず勉強も短期集中で志望校に合格できました。

その経験から大学受験も同じように何も調べず、準備もしないまま受験して失敗した苦い思い出があります。

備えあれば憂いなしという言葉があります。

人生にとって最も大切なことの一つである大学受験。

その大切な受験で失敗しないために、まずはその違いを知って大学受験に備えましょう。

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大学受験は高校受験よりも難しい

 

高校入試は教科書の内容を理解していれば得点できる基礎的な問題がほとんどです。

教科書の基礎的な練習問題やワークブックなどの問題ができれば、高校入試問題は高得点を取れることが多いです。

大学入試センター試験でも教科書の内容からも出題されていますが、文法や公式などの基礎的な知識だけではなく応用力や思考力を問われる問題も多く出題されます。

教科書の内容を暗記したり、練習問題を解いただけでは回答できない問題も多いので、基礎的な知識に加えて難しい問題でも粘り強く考える力が求められます。

教科書レベルの問題ができるようになったら、センター試験の過去問に挑戦してみましょう。

私立大学にはセンター試験を入学試験に利用する大学と、独自の試験を出す大学があります。

自分の行きたい大学が独自の問題を出す大学であれば、大学ごとに入試の過去問題が載っている赤本を解いてみると試験問題の難易度がおおよそ分かります。

国立大学の2次試験では記述式の問題も多く出題される

高校入試では解答欄に答えを書くだけの問題が多いですが、大学入試の記述式の問題では数学では答えだけではなく計算式の記入も必要になってきます。

つまり、どうやってその答えになったのか説明する必要があります。

答えが合っているだけではだめで、どれだけ論理的にその問題を捉えたのか、過程も重視されるのが大学入試です。

相手に納得してもらえるような論理の進め方など、常に試験を意識した勉強をしていきましょう。

英語でも数十単語以上の英作文が出題されることが増えています。

これは実際に先日大学受験を終えた私の子どもがやっていた方法ですが、最初は数語でも一文ずつでも毎日英文を書く練習をしていると、英作文に慣れることができて試験の時により早く英作文を作ることができます。

大学入試のほうが出題範囲が広い

高校入試では3~5科目しか出題されませんが、大学入試ではより多くの科目が出題されるため広い範囲の勉強が必要です。

大学にもよりますが、高校で習った範囲だけでなく、小学校や中学校でしか習わないことも出題されることがあります。

そんなの簡単に解けるでしょ、と思いませんでしたか?

丸暗記の勉強を続けてきた人だと、そんな基礎中の基礎のような問題に意外とつまづいてしまったりするのです。

大学に入るとたくさんの研究や論文など、とても複雑な内容を勉強します。

その時に基礎がしっかりと理解できていない人はついていけなくなってしまうのです。

だからこそ、大学側はわざとそういった基礎中の基礎問題を出題してきたりもします。

自分の行きたい大学の入試科目は何科目あるのか、過去にどのような問題が出題されているのか、早めに調べておきましょう。

大学受験では内申書や内申点は関係ないこともある

 

高校入試では学力試験と併せて内申書・内申点も重要視され、合否に大きく関わってきます。

学校の定期テストに加え授業態度や宿題・部活動などの課外活動も評価の対象になります。

大学の一般入試では高校によって定期テストの難易度や成績をつける基準が違い、内申点を加えると不公平になってしまうため学力試験のみで合否が決まります。

ただし大学でも推薦入試やAO入試などでは、内申点を重視する場合もあります。

推薦入試・AO入試を受けたいと思っている人は日ごろの定期試験や課外活動にも力を入れましょう。

受験方法や試験を受ける回数が違う

高校入試では試験を受ける回数は公立でも私立でも1回だけですが、国公立大学の一般入試では基本的にセンター試験と二次試験の2回あります。

私立大学はセンター試験のみ・大学独自の試験のみ・センター試験と大学独自の試験の両方で合否を決める大学があります。

また受験方法も一般入試・AO入試・推薦入試などいろいろあります。

自分の行きたい大学の受験方法を調べ、試験の方法や科目・時期などをよく確認しておきましょう。

特に国公立大学と私立大学では受験対策も細かい違いが出てきます。

第一志望はどこなのか、第二志望以下の大学とは受験対策にどんな違いがあるのか、しっかりと調べて計画をたてなければ、大学受験に成功することは困難です。

但し、2020年には、センター試験は廃止され、大学入試共通テストに変わる予定となっております。

そのため新たな受験対策が必要になってきますから、もしも2020年以降に大学受験を迎えるご家庭であれば、その傾向と対策を高校の先生とよく話し合っておいた方が良いと思いますよ。

大学受験のほうが高い倍率になることもある

高校入試では志望者はその学校に通える範囲の生徒だけなので人気のある学校でも倍率は数倍です。

一方、大学では全国から志望者が集まるため、人気の学部や難関大学では、数十倍と高い倍率になることもあります。

受験したい大学の倍率をあらかじめ調べておくと、最終的な志望校の決定の際の参考になります。

高校受験の時より偏差値が下がる

大学入試の偏差値は高校入試の時の自分の偏差値より-5~10と言われます。

高校入試では成績に関わらずほとんどの中学生が高校進学を目指すので、ほぼ全員が模試を受けますよね。

しかし、大学入試では大学進学を考えている成績上位の生徒が模試を受けるので、受験者層が違うのです

また受験者の幅が全国規模に拡大し、競争が激化するということも理由の一つです。

本格的な受験勉強を始める前の高校1・2年生は自分の高校の偏差値-5~10の偏差値の大学が、今の時点での合格の可能性のある大学という一応の目安になりますね。

もちろんこれからの頑張り次第でもっと上の偏差値の大学を目指すこともできます。

受験当日のプレッシャーは大学受験の方が大きい

 

大学入試では合格した大学が最終学歴となり、一生変わらないというプレッシャーがあります。

また高校入試では友達が同じ高校を受験する場合も多く、教室に顔見知りがいる安心感があります。

ところが、大学入試では同じ大学を受ける友達がいなかったり、全国から受験生が来るので知らない人ばかりで不安になることもあります。

オープンキャンパスに参加する・受験会場を下見するなどをしておくと”知らない場所”という不安が消え、自分がそこで、学ぶ姿が想像でき頑張る力になります。

また目標に向けてたくさん勉強することで「こんなに勉強したのだから大丈夫」という自信が生まれ、落ち着いて試験を受けることができます。

受験会場への交通機関についても確認し、可能なら一度は実際にその交通機関を使って受験会場へ行ってみると良いでしょう。

渋滞や道に迷ったりするなどの「遅刻するかもしれない」という不安もなくなります。

私の子どもは方向音痴なので道に迷うことが多いのですが、受験の前に実際に行ってみたので迷わずに着くことができました。

また憧れのキャンパスを見たり、そこを歩いている先輩の姿を見ると絶対に合格したいという勉強のモチベーションにもつながります。

最低受験前に1度はキャンバスを下見することをお薦めします。

大学本試験当日の体験談~予期せぬトラブルを乗り越えて~

 

これは実際に先日、大学受験を終えたばかりの我が子の体験談です。

高校3年生になってから、毎週のように週末実施される模試を受けました。

平日は学校の後に家庭教師にも来てもらい、長い時間をかけて大学受験に備えてきました。

受験対策で塾に通う人も多いですが、その行き帰りにかかる時間さえも惜しいと思い、我が家は家庭教師を選んだのです。

もちろん夏休みや冬休みは受験前の大詰めの時期ですから、家族総出で協力し合いながら、勉強に集中できる環境を整えます。

お盆もお正月も、今年は祖父母宅への帰省はせずに、図書館へ勉強しにいく我が子を車で送り迎えしました。

家庭教師に指導してもらう時間は特に集中できるよう音のする家事は控えたり、補習がある日は朝早くから夜遅くまで頑張る姿を見守りました。

食事の内容や家族みんなの健康管理にも細心の注意をはかり、栄養が偏らないように、体調を崩さないように…

特に夏休みが終わってからは神経を削られるような毎日が続きました。

高校受験の時も大変ではありましたが、もっと子どもにも家族にも精神的に余裕があったように思います。

大学受験は本当に家族総出の戦いだなと実感しました。

冬休みが明けてすぐのセンター入試、雪が降ったりして会場に無事つけるか心配もしましたが、何とか無事に終わり、結果もまずまずだったようです。

そしていよいよ、第一志望の大学の本試験の日

受験会場が遠方でしたので、私と子ども2人で試験2日前からホテルを取り、受験日に備えていました。

慣れない土地でしたので、勉強の息抜きがてら前日に受験会場へ実際に行ってみたり、目指す大学のキャンパス内の雰囲気を身体で感じたりしながら、ついに受験当日の朝を迎えました。

前日の夜は試験に備えて早めに寝たので、私も子どもも随分早い時間に目が覚めました。

ホテルのレストランで早めの朝食をとっている時、テレビで放送していた朝のニュース番組から速報が流れてきたのです。

「速報です。現在いくつかの路線の電車に機器トラブルによる遅れが出ています。〇〇線、□□線、△△線は現在運航を見合わせており…」

私と子どもは一気に青ざめました。まさにこの後乗る予定だった電車の路線が止まっていたのです。

コメンテーターの話によると、その日は他にも入試が実施される大学がいくつかあるそうで、振り替えの路線も混雑で遅延が出るのではとのこと。

幸いまだ試験開始時間まで3時間ほど余裕があります。

また前日に試験会場まで行ってみた際に、行きとは違う路線で帰ってきたのが功を奏しました。

私たちは朝食をささっと食べ終えてすぐにホテルを出発し、少し回り道にはなってしまいましたがラッシュの時間よりも前になんとか電車に乗って、間に合う時間に受験会場へ着くことができました。

電車のトラブルを受けて、試験開始時間も予定より1時間後ろ倒しになったようです。

気持ちを落ち着かせるために自販機で温かいお茶を買って、子どもは用意されていた自習室で1時間、最後の復習をすることができました。

試験開始時間が1時間後ろ倒しになったおかげで大体の受験生たちはギリギリ間に合うことができたようですが、中には試験が始まった後に会場について、教室前で泣き崩れている親子も見かけました。

この日の為に何か月も、人によっては何年も頑張ってきたのに、交通トラブルで全てが台無しになってしまうのは本当に見ていていたたまれませんでした…

我が家も、もし事前に会場までの行き方を確認していなかったら、もし前日夜遅くまで勉強していて当日いつもの時間に起床していたらと思うと、本当にぞっとします。

高校入試は基本的にある程度土地勘のある場所ですから、もしもそんなトラブルが起こってしまってもなんとかなるでしょう。

しかし、大学入試の場合は遠方の慣れない場所であったり、多くのプレッシャーがある中極限の状態で試験に臨むものです。

それだけ突然のトラブルに上手く対処できない可能性も、プレッシャーに押しつぶされてしまう可能性も高くなります。

受験に向けた勉強の大変さも高校入試とは比べ物になりませんが、受験当日にむけた細かい準備も、念には念を入れて取り組まないといけないと思いました。

受験生本人の力だけではそれは出来ませんから、やはり大学受験は家族総出で臨むべきものなんですね。

後日、第一志望の大学の受験結果が封書で我が家に届きました。

封書を子どもへ渡す私の手も、開封する子どもの手も、緊張のあまり思わず震えが止まりませんでした。

中に入っていた書類には『合格』の二文字が!

親子そろって涙を流して喜んだのは言うまでもありません。

辛い受験勉強を乗り越え、そして試験当日の予期せぬトラブルまで乗り切って、我が子が掴んだ未来です。

今は4月、入学式が終わり間もなく講義が始まる時期になりました。

この大学受験の経験は子どもの自信となり、これからもあらゆる場面で支えてくれることでしょう。

遠方で一人暮らしも始まり、新たな一歩を踏み出した我が子を、家族一同これからも見守っていこうと思います。

まとめ

 

大学受験と高校受験には

  • 大学受験は高校受験よりも難しい
  • 大学受験は内申書や内申点は関係ないこともある
  • 受験方法や試験を受ける回数が違う
  • 大学受験のほうが、高い倍率になることもある
  • 高校受験の時より偏差値が下がる
  • 当日のプレッシャーが大学受験のほうが大きい

という違いがあります。

大切な大学受験で失敗しないためには

  • 志望校の入学試験のレベル・入試方法・入試科目・合格倍率などを調べる
  • センター試験や志望校の過去問を繰り返しやってみる
  • 事前にキャンパスや受験会場を当日使う予定の交通機関を使って下見する

などの準備をしっかりすることが必要です。

高校受験は『友達が行くから・家から近いから・自分の偏差値で行ける高校だから』などの理由で、志望校も簡単に決まる場合が多いですよね。

高校受験の場合は試験内容も(難関校などを除くと)授業で習うことが理解できていれば解ける内容が多いです。

受験勉強も同じ高校を目指して友達と一緒にしたり、部活を引退した3年生の夏からなど短期間で終わる人も多いと思います。

一方、大学受験は志望校を選ぶ時点で、

  • 家から通える範囲の大学に行くのか
  • アパートを借りて遠くの大学に行くのか
  • 自分は将来何になりたいのか
  • どんな勉強がしたいのか

など高校受験の時よりも一気に選択肢が広がりますので、志望校を選ぶだけでも高校受験の時よりも大変ですね。

同じ大学を目指す人が周りにあまりいない場合もあり、勉強内容も難しいため途中で投げ出したくなったり、孤独を感じることもあるかもしれません。

大学受験の勉強は高校受験と比べて大変ですが、1年後・2年後の憧れの志望校のキャンパスライフを夢見て勉強のモチベーションを保ち、合格を勝ち取りましょうね。

中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門がこの記事でも出てきております「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日

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