高校受験!効率よい勉強方法とは?失敗談から学ぶべきことは?

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陽介
高校受験や大学受験を控えたお子様がいらっしゃる保護者の皆さん、受験を控えるお子様に困っていませんか?「全く勉強しない」や「このままで大丈夫なのか?」等々あると思います。これは、高校受験を控えた保護者の方と話していた時に聞いたことですが、私自身共感する部分が多かったので紹介いたします。今の時代では考えられないことも、この保護者や私が中学生の頃は当たり前の光景でした。

夏休みも終わり、2学期が始まりました。

3年生は部活も引退し、受験勉強に勤しんでいることでしょう。

我が家の受験生も、ようやくスイッチが入ったようで、自分で時間を決め、私のキッチンタイマー片手に、上手く休憩を挟みながら頑張っているようです。

子どもの受験

「出来るなら合格させてあげたい!失敗して欲しくない!」

「勉強してるみたいだけど、ちゃんと頭に入っているんだろうか…?」

心配はつきません。

きっと私の両親も、今の私のように、心配してくれてたのでしょうが…。

私は高校受験に失敗してしまいました(笑)

今日は、私の失敗した経験を踏まえて

「効率の良い勉強方法とは何か…」

について考えてみたいと思います。

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効率的な学習方法とは何だろう?

 

私が中学生だった頃は、学校が終われば帰宅する。

その後は自己学習で受験勉強をするか、学習塾に通って勉強するか、のどちらかでした。

中には、家庭教師の先生と勉強する、という子もいましたが、毎日塾に行くわけでも、家庭教師の先生が来るわけでもありません。

現在は、学校の取り組み方も変わり、うちの子どもが通う中学校では、放課後の時間を利用し、学力相談と称して課外授業のような取り組みをしてくれています。

部活動をやっていた時間が、学校で自己学習の出来る時間となり、しかもわからない事はその場で質問が出来る。

なんと効率のよいことでしょう!

子どもの数も少なくなったため、きめ細かい対応が可能になったのでしょうか?

共働きで、鍵っ子のうちの子にとっては、とてもありがたい対応です。

でも、帰宅をすれば家庭で自己学習をするしかありませんね。

自宅で自己学習をする場合、どのように学習すれば効率的に学習することが出来るのでしょうか…。

私の中学時代の話

いろんな期待を持って入学した、中学校…。それは、私が思い描いていた世界とは、かけ離れていました。

私は身体が小さく(今も小さいですが)、背の順はいつも1番前。母親は、いつかこの子にも成長期が来るだろうと信じ、何でもワンサイズ大きい物を購入していました。(制服もかなりブカブカでした(笑))

なかなか校則の厳しい学校で、シューズの名前を書く場所も決まっていましたが、書くべき場所に名前がなかった。中学1年生、どこに名前を書くかなんて把握してません。

入学最初の体育の授業。母は、身体が小さい私のために、ワンサイズ大きいジャージを裾上げしてくれました。それがいけなかったのです。

シューズの名前を書く場所を間違えていた事も合い重なり、体育の先生に怒られます。その先生は、生活指導担当の先生でした。

「立て!いいかー、歯くいしばれー!」

訳も分からず、言われた通りに立つと、いきなりの平手打ち…。初めてでした。大人の人に殴られたの。今でも忘れません。私のほかにも、数名の生徒が殴られていたのを覚えています。

今の時代では考えられないことですね。

こんなことを今したら一発でテレビに学校名とともに出ます。

しかし、私が中学生当時はこれが当たり前の光景であり、親も学校がすることに対して何も言いませんでした。

話を戻して、シューズの名前は、書いてないことが悪かった、と理解できますが、どうして裾上げしたことがいけなかったのかは、未だにわかりません。

「学校なんて、行きたくない」

これが中学生活のスタートでした。

行きたくない学校…。理不尽な先生…。

勉強だって、楽しくなんかありません。

私は数学が苦手と言うよりも…嫌いでした。

なぜなら、授業について行けず、つまらなかったからです。

小学校の成績は、上中下で表現すると、上の分類に入る子でしたが、最初の初歩的なところでつまずいてしまったのです。1番つまずきが大きかったのが数学です。

小学校の算数には、負の数は出てきません。

プラス(➕)の世界で生きてきた私にとって、突然やってきたマイナス(➖)の世界…。

「ゼロが1番小さい数なのに、なんでその下があるの?マイナスって何?」

数直線上に出てくる、ゼロの左側(➖)が全くさっぱりわかりません。

全然理解出来ない私を置いて、授業はどんどん進みます。

「全然わかんないや…。」

でも、誰も教えてくれません。そりゃそうです。自分から

「わからない」とか「教えてほしい」

という発信をしませんでしたから。

私は、どう誰に発信すれば良いのかが、わからなかったのです。

初めのテストはまだよかったんです。

小学校で習った内容の、復習のようなテストでしたから。次からです。

中学の内容が盛り込まれるようになると、次第に点数が取れなくなりました。

50点満点か?と思うような点数に、さすがの私も「これはまずい」と思い、意を決して、父に教えを請いました。

父から受ける、地獄の特訓の始まりです…。

間違えた問題を解く→正解するまで何度でもやらされる→出来ないと叱られる→同じような問題を10問追加(父オリジナル問題)→間違える→問題が増える…。

全ての問題が正解するまで、エンドレスに続くのです。

解き終わるまでに何時間かかったことか。

聞いただけで、げっそりしませんか?(笑)

これが、テストを終える度にやってくるのです。

当時は、本当に地獄でした。ただただ、苦痛で仕方ありません。

でも、相変わらず数学は嫌いでしたが、父との地獄の特訓のおかげで、マイナス(➖)の世界を受容することができ、方程式も解けるようになりました。

父とやってきた勉強方法

私は、半強制的に勉強をやらされていましたが、振り返ってみると

「なかなか効率のよいやり方だったのではないか」

と思うのです。

あ、うちの場合、一晩のうちに全てを網羅するやり方だったので、かなり強行でした。

父は忙しい人でしたから、一晩のうちにやり終えるやり方だったのです。

教えてもらうこっちも大変でしたが…(笑)

でも、原理は間違えてなかったのだと思います。

学校の授業で学び、家に帰って来て復習する(…させられたですが)。

そしてテスト。出来なかった問題を見直しやり直す。

さらに類似した問題を繰り返し解く…。

自然と、インプットしたことをアウトプットしていたんですね。

どんなに覚えたつもりでも、3日も経てば半分は忘れてしまう…。

そもそも人間の脳には、忘却のシステムが備わっています。

生活においては必要な忘却のシステムも、受験勉強にとっては天敵です。

では、どのようにすれば学習した内容を、しっかりと覚えておくことが出来るのでしょうか…。

その答えが「アウトプット」なのです。

インプットがなければ、アウトプットすることは出来ませんが、インプットが100時間あっても、アウトプットが0時間では勉強している意味がありません。

インプットとアウトプットはバランスが重要です。

インプットとアウトプットの、黄金比率をご存知でしょうか?それは「インプット3・アウトプット7」と言われています。

なお、インプット2・アウトプット8も比率的にはいいです。

要はアウトプットに重点を置く、ことが大事と言うことです。

受験勉強においては、授業や参考書で学んだことが「インプット」、テストや問題集、過去問題を解くことが「アウトプット」にあたります。

受験勉強の終盤戦は特に、問題集や過去問題をどんどん解いていくことが、効率の良い方法だと言えるのではないでしょうか…。

もうひとつの大切なこと

 

効率的な学習方法がわかっても、実践する、それを維持・継続する、これが出来なければ意味がありません。

私が受験に失敗した原因が、ここにあったんです。

モチベーションを維持出来なかった私

数学が少し出来るようになった私でしたが、飛躍的に成績が上がることはありませんでした。

成績が上がらないため、行きたくもない学習塾へ送り込まれ、さらには、小学校の校長先生をしていた叔父のところへ連れて行かれ、週末はプチ学習合宿…。

休む暇も、遊ぶ暇もなく、毎日勉強です。

私には、行きたい高校も、将来なりたい職業や目標もありましたが、あの時は頑張れませんでした。

何故でしょう…。

それは全て親が選び、そして決定し、私は「やらされている」と言う思いで、勉強していたからです。

そもそも「学ぶ、勉強する」ということの、意味・意義・理由とは何でしょうか。

「自分自身を成長させるとともに、人生の選択肢を増やすことにつながり、結果として人生を豊かで幸せなものにする可能性を高めるということ」

自分自身を成長させるためにする勉強…。

やらされていたのでは、成長するはずがありません。

だから、私は成長するどころか、停滞していたのだと思います。

何事においてもそうですが、自らが考え選び進んで行くということは、とても重要なことなんです。

褒めることの大切さ

自分の失敗を、人のせいにするつもりはないのですが…。

私が、モチベーションを維持出来なかったのは、褒めてもらえなかったということも、原因の1つだと感じています。

私が子どもの頃は、今のように「褒めて伸ばす」時代ではありませんでした。

私は、叱られたり、怒られたりした記憶はありますが、褒められたという記憶は、ほとんどありません。

この「叱る子育て」では、子どもの自己肯定感を下げてしまう可能性があります。

「あれしなさい!」「これしなさい!」

と命令するやり方では、自然と褒めることよりも叱ることの方が多くなってしまいます。

その結果

「どうせ私(僕)なんて無理だ…」

というように、自分に自信が持てなくなってしまうのです。

受験を乗り切るためには、挑戦する気持ちや前向きに取り組む気持ちが必要です。

この気持ちを芽生えさせるためには、褒めるということが必要なのです。

そして何より、お父さん・お母さんに褒められることは子どもにとって、大きなパワーにつながります。

努力していることを褒めてもらえることは、誰しも嬉しいことです。

「あ、見てくれてるんだ」

「認めてくれてるんだ」

と思えれば、次のやる気と、大きな自信へとつながります。

さらには、自己肯定感を育むことにもつながるのです。

まとめ

 

  • 学習にはインプットとアウトプットが必要
  • インプット3、アウトプット7…これが黄金比率(インプット2、アウトプット8も比率的には良い)
  • 問題集や過去問でどんどんアウトプットしよう
  • 受験に勝つには自己決定も大切
  • 褒めて伸ばして自己肯定感を育もう

 

受験勉強に限らず、あんなの、こんなのと、学習方法は山ほどあります。その中から、自分に合った学習方法を見つけ、しっかりと前を向いて立ち向かってく。

何より大切なのは、学ぶ姿勢…。人のために勉強するのではない、自分のためにするんだということを忘れずに頑張って欲しいです。

そして、そんな我が子を全身で応援してあげたい!

春にはみんなで笑えるように…。

受験生のみなさん、そしてお父さん・お母さん、みんなで一緒に頑張りましょう!

この記事では詳細に載せておりますが、中学生で一番気になる事でもあります「勉強」

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門が「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日

さらに、大学を目指してる方にはこちらの記事もお勧めします。

高校合格から大学合格までの話になりますが、中学生以上に大きな経験をしていって自身の見聞を広げていきます。

最後には人生最大のピンチがやってきます。それを乗り越えれるのかは中身を見てください(笑

華の青春時代を謳歌しつつ、難関大学合格までの体験記を公開!

2018年9月30日

 

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