勉強しない中学生をほっとくと大変な事に!そうならない為には?

スポンサーリンク

中学に入学した当初は頑張って勉強していたけれど、ちょっとしたきっかけで勉強をやらなくなってしまうことがあります。

親としては子どもの将来が心配になり、頭ごなしに「勉強しなさい!」と言いますが、まったくもって聞き入れてくれません。

再三言っても聞いてもらえないと親も疲れてしまいますし、毎日言っているうちに「勉強しなさい!」が単なる口癖になってしまい、子どもには全く響かなくなります。

実は、子ども自身も自分の成績をみて勉強しなければいけないことは分かっています。

ですが、一旦勉強から退いてしまうと中々自分の力では元に戻ることは難しいようです。

ではどうして勉強しなくなるのでしょうか。

その理由を説明します。

スポンサーリンク

勉強しない理由

 

勉強しない理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は「勉強以外に熱中しているものがある」です。

これは、勉強が苦手ではないのですが勉強よりも楽しいことがあるのでそちらを優先してしまうということです。

元々勉強ができない訳ではないので、この場合はしばらく様子を見たほうがいいと思います。

反抗期の場合は下手に小言を言って機嫌を損ねるとそれが引き金となり、勉強嫌いになるかもしれません。

小テスト等の結果を見て成績が下がってきているようでしたら対策を取ればいいでしょう。

2つ目は「授業内容が分からなくなり授業についていけなくなった」です。

この場合は深刻です。

なぜなら負の連鎖に陥るからです。

  1. 授業内容が分からなくなる
  2. 勉強しなくなる
  3. テストで点数を取れなくなる
  4. どうにかしようと勉強するが内容が理解できず勉強が進まない
  5. 1へ戻る

授業内容が分からなくなると勉強のやり方も分からなくなります。

これを繰り返すうちに勉強が苦痛になり、その後見向きもしなくなります。

こうなってしまっては、自力では到底抜け出せません。

特に数学や英語はこの傾向が強いです。

どこかでつまづいてしまうと、そこから先の授業内容が分からなくなります

こうなる前に親が気付いて何らかの手が打てればいいのですが、ほとんどの場合は手遅れの場合が多いです。

中には通知表を見て初めてこの状態に気付く方もいると思います。

これから「勉強しなさい」と子どもへ言ったところで、勉強しようにも勉強のやり方が分からない訳ですから何を言われようと勉強できないのです。

一向に勉強しない姿をみて「最低限の事だけ出来ればいい」という考え方になってしまう場合もあります。

ですが、ここで諦めてしまってはダメです。

スポンサーリンク

このまま放置してしまうとどうなるか?

 

まず、高校へ進学するために必要なのは定期テストの成績です。

この定期テストの成績が内申点に大きく関わっています。

ですから、いい高校へ進学しようとするならば定期テストで良い点数を取らなければなりません。

当然勉強できなくなると定期テストで良い点数は取れません。

その結果いい高校へは進学できません。

いえ、高校に進学できればまだいいほうかもしれません。

なぜここまで進学にこだわるかというと、それは選択肢が広がるからです。

自分がなりたいものが見つかったときに、なれる可能性が高くなります。

逆に学歴が無いと選択肢は限られてきます。

また生涯賃金にも差が出てきます。

学歴 年収
中学 1億9400万円
高校 2億730万円
高専・短大 2億1450万円
大学・大学院 2億7000万円

※データ 「ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017」より参照。

職業によって収入は違うので一概には言えませんが、大卒とそれ以外では収入に大きな差があります。

近い将来、成人し働きだした後にお金のことで我が子が心労する姿を見たく無いですし、想像もしたくないと思います。

更に、親の収入と子どもの学力が比例するというデータもあります。

つまり将来結婚し子どもが生まれた場合、今手を打っておかないと自分の子どもだけでなく、孫も苦労する可能性があるというわけです。

では、そうならない為にどういった方法があるか紹介します。

勉強しない子どもに勉強させる方法

 

まず、真っ先に思いつくのはですよよね。

ですが途中から塾に入っても、通常の学習塾は学校の授業に合わせて進行しているのでその前の段階が分からないと授業についていくことができません。

また基本的に勉強そのものが嫌いなため、塾という勉強する空間へ行くのも嫌だと思います。

たとえ個別指導であっても嫌々勉強しては身に付くはずもありません。

次に思いつくのは進研ゼミのような教材を利用する方法です。

ですが、進研ゼミも学校のペースに合わせて教材が届くので、分からない状態から始めても中々理解できず、教材が机の上に積まれるだけになります。

そもそも、教材を使って一人で勉強できる子どもならこんな状態になっていません。

ではどうすればいいかというと、家庭教師に教えてもらう方法があります。

家庭教師なら自分の家で勉強できますし、マンツーマンなので分からないところを分かるまで教えてもらえます。

また家庭教師なら塾への移動時間が無いため、勉強以外の自分の時間が削られることもありません。

勉強で分からないところが分かると楽しくなります。

楽しくなるとやる気も出てきます。

すると、こういった現象が起きます。

  1. 学習内容が理解できる
  2. 勉強が捗る
  3. テストの成績が上がる
  4. 勉強が楽しくなり学習意欲がわく
  5. 1に戻る

このように負の連鎖から正の連鎖へ変わるわけです。

一つだけ注意することがあるとするならば、勉強の事について親が口を出すのは止めてください。

基本的にこの時期の子どもは親に小言を言われるのが嫌です。

良い流れになっているところで親に水を差されると一気にトーンダウンしてしまいやる気が無くなる場合があります。

成績が上がった時だけ褒めてあげて、後は家庭教師にお任せしたほうがいいですよ。

まとめ

  • 授業内容が分からなくなると勉強しなくなる
  • 一旦勉強しなくなるとそこから自力で元に戻すことは困難
  • 学歴が無いと将来の選択肢が減り収入にも差が出る
  • 一人で勉強できない子どもには家庭教師をつける

勉強しないことを放置しておくと将来苦労します。

子どもの為になるべく早い段階で家庭教師をつけることをお勧めします。

中学1年や2年の半ばでしたら十分間に合いますよ。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です