日本の部活はおかしい⁈理不尽が当たり前な環境で大丈夫なの?

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みゆき

部活動。中学や高校で何かしていた方は多いのではないでしょうか。

私はどちらでもないですが主人は日本の部活動には反対の立場です。

部活動をして精神的に鍛えられるとか言う話もありますが、そんなことして何になるの??

と主人は中学時代強く感じてたみたいなので、部活動の入部用紙を出さなかったようです。

主人の所は、半年もしない内に同級生全体の内半分が帰宅部になったので、部活動に不満を持ってた方は多かったのかな?と言ってました。

いまだに精神論がまかり通る部活動問題について掘り下げてみましょう。

私と友人の体験談も交えて説明します。

なお、主人の言い方がきつすぎるのでオブラートに包みますが、前近代的な考えは今の時代合わないと思います。

学生時代に、部活に入っていた人は多いですよね。

テレビで問題になっている、スポーツ界のパワハラ問題

あのニュースは世代によって受け取り方が全然違う事にびっくりします。

うちの親世代はスポーツでは、これぐらい当たり前。こんなぐらいで騒いでみっともない」的な事を言います。

今でこそパワハラという言葉がだいぶ浸透してきて、世間の意識も変わり始めています。

指導者の間でも、昔は考えられなかった「褒めて育てる」というのをやっているところも出てきていますね。

さて、結論から言いますと、日本の部活のやり方は子どもの人格が歪むんじゃないかなと思っています。

なぜなら、先輩からの理不尽を当たり前だと刷り込まれることは、子どもの人格形成においてよくない気しかしないのです。

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日本の部活=理不尽

 

私は、中学高校と文化部でした。

運動が嫌いなのもあるんですけど、それ以上に理不尽を許せる性格ではないからです。

「3年生は神様で2年生は平民で1年生は奴隷」

こんなことを運動部の友人は平気で言っていました。

こんなことを普通のことだと受け入れられる神経が私にはわかりませんでした。

なぜたった1年や2年早く生まれただけで、偉そうにされなくてはならないのか

もちろん、敬語は必要です。

でもそれと、暴力やいじめを正当化するのとは意味が違います

例えばですが、指示を受けてやったのに、後からそんな指示してない。

勝手なことするなと怒られる。

それに対して、言い返すことはご法度。

下級生に言い返す権利はないそうです。

意味がわからないです。

話を聞いてる限りで、先輩って理不尽を擬人化したようなものだなと思ったのです。

理不尽が嫌すぎて、自分の部活では上下関係を無くした話。

私が高校生の時に、所属していた部活では先輩後輩が元々あまりなかったのです。

「上下関係ではなく、みんな仲良くやろうよ」

というのが基本になっていたので、別に手が空いていれば3年生がゴミ捨てに行くこともありましたし、掃除だって3年生が積極的にすることも多かったです。

要は、「やれる人がやればいいじゃない」というだけのことなんです。

それでも1年生の時にはある程度はあったんですが、私が3年になった時にはまるで無くしました。

なんか面倒だったんですよね。

だって「そこ、ゴミ落ちてるよ。掃除したの?」っていう間にゴミ拾って捨てればよくないですか?
なんで1年生に「すみませんでした!」って言わせる必要があるのかわからなかったんです。

でも、運動部の友人からすればそれは「ありえない」ことだそうです。

なんでも、先輩が部室に入ってくるまでに掃除が行き届いていないと殴られたり説教されたりは日常茶飯事だったそうです。

さすがに今は、殴ると大問題になりますから、それはないでしょうけど説教は今でもありそうですよね。

自分もされて嫌だったことを平気で人にする

これですよ。これ。

幼稚園ぐらいで習いませんでしたか?

「自分がされて嫌なことは人にはしちゃダメだよ」

これ人間関係の基本だと思うんです。

衝動的に手が出ることや、暴言を吐いてしまうことは誰だってあります。

でも、そのあとちゃんと謝れますか?

きっと部活の先輩は謝らないですよね。

自分も1年生の時、先輩からそうされたから。

なんで「自分がされて嫌だったから、自分が3年になったらこういう悪習慣はやめるんだ!」ってならないんでしょうか

私にはそれが不思議でならないんですよ。

日本では、こういう体育会系の部活をやっていたことが、就職でプラスになるという話も聞いたことがあります。

ということは、この部活で学んだ理不尽に耐える能力が社畜への道に繋がっているような気がどうしてもしてしまうのです。

時間は有限です

 

1日は全ての人が24時間しかありません。

運動部だった友人を見ていると、朝・夕方・土日と練習がぎっしりなんですよ。

朝練が1時間程度あるので家を6時にでるとします。

そうすると、8時間睡眠を確保するためには9時には寝る計算になります。

でも夕方も部活があるのであれば、家に帰ってきても、ご飯食べて寝るぐらいですよね。

そうなったら、いつ勉強するんでしょうか・・?

睡眠時間を削るというのは、成長期のお子さんにはあまりおすすめできるものではありません。

学生生活において、部活よりも勉強の方がはるかに大事です。

学生の本分は勉強ですよ。間違っても部活ではないです。

そして、私が問題だと思うのは部活を本人が望んでやっている場合だけではないということ。

部活が強制の学校もある

私が通っていた中学がそうなのですが、とりあえず全員が何かしらの部活に入る必要がありました。

もちろん、やめたければやめることは可能です。

でも、気の弱い子なんかは、辞めたらあとでなんか言われるの怖いし・・・。と悩んでいました

顧問からのパワハラや先輩からのいじりという名のいじめも常習化していて、決していい環境と呼べるものではなかったのです。

それが嫌で、不登校になる子もいました。

もし、部活が強制でなかったなら、その子は部活に入らずに勉強を頑張って、進学校に行けていたかもしれません。

なんでも物事には向き不向きがあります。

それを無視して部活を強制するメリットは私には感じられないのです。

将来の目標をちゃんと考えて。

 

将来、何になりたいですか?

特に中学生を持つ親御さんは一緒に考えてあげて欲しいです。

学校の特色にもよりますが、なんとなく運動部に所属して嫌だといえない空気の中理不尽に耐える。

こんな無意味なことになんの意味があるのでしょう?

部活に入らなければ、必要であれば塾に通ったり、家庭教師を呼んだりすることができます。

学校の授業だけで十分に勉強ができる子であれば、趣味の時間にあてることができます。

その趣味の中から、将来の目標が出てくるかもしれません。

何が言いたいのかというと、部活で意味のない理不尽に耐えている無駄な時間を、勉強や趣味などの有意義な時間に使って欲しいのです。

選択肢を広げて欲しい

例えばですが、本人がやりたくて部活をやっていて、実力もあったとしたらスポーツ推薦で進むという道もあります。

それと同様、やりたくもない部活を辞めてその時間勉強に使っていれば、進める高校の幅が広がります。

レベルの高い高校に進むことができれば、次の大学受験の幅が広がります。

中学3年間をどう過ごすのかというのは、人生においてもっとも大事な3年間だといっても過言ではありません。

進学率がほぼ0の高校から、大学進学を目指すのはカリキュラムがそもそも違いますからまず不可能です。

大卒の人が高卒・中卒の人でもできる仕事に就くことはできますが、逆は不可能です。

私のいとこの話なのですが、そこそこ野球が上手かったので野球推薦の話がでていました。

でも、そこでネックになったのが、学校の成績です。

大谷くんレベルの人だと成績なんかどうでもいいと思うんです。

でも、一般よりちょっと上手くて磨けば光るかもしれないぐらいの選手だと、成績もある程度ないと推薦では入れないのです。

いとこも部活ばかりでなく、しっかりと勉強もしていれば野球の強豪校に入れたかもしれないのです。

そういった面を考えても、部活ばかりに時間を取られるのは考えものだと私は思います。

まとめ

  • 日本の部活は理不尽の塊
  • 人としての根本が歪むような気がする
  • 部活より勉強の方が大事
  • 勉強を頑張れば、将来の選択肢が広がる

私が運動系の理不尽が大嫌いなので、日本の部活はおかしい!と書きました。

ですが、本人が望んでやっている場合は、辞めさせないであげて欲しいです。

頭ごなしに辞めさせるのではなく、部活と勉強の両立するための方法を一緒に考えてあげて欲しいです。

今回のお話は、本人がどっちでもいいやぐらいのスタンスなのに、部活を強制されて勉強の時間がとれなくなっている今の日本の部活っておかしいでしょ!という目線なのです。

子どもの可能性は無限大です。

だからこそ、子ども本人がどうしたいのかを尊重してあげて、将来の選択肢を狭めることがないようにしたいですね。

中学生の本分は勉強です。

運動があまり得意でない方、運動部は絶対嫌だ!と感じている方はなおさら勉強に力を入れてください。

正直部活動が命という先生もいます。

そんな先生の言うことは聞かなくてもいいです。

正直テストの成績さえ良ければ進学校へは普通にいけます。

私自身中学生時代部活動しておりませんがその地区で1番の難関校に普通にいけましたよ。

それが今の日本の教育制度です。

なお、絶対部活動に入らないといけない所もあると思いますので、そう言う時は文化部で目立たない部活にしましょうね。

そして、学校の先生の話だけでは成績がなかなか上がらないこともあります。

学校の先生も教え方は人それぞれで上手い人もいれば下手な人もいます。

と言うより下手な人の方がほとんどです。

学校の先生の場合うまく教えることが本分ではないです。

なので、そう言う場合は塾や家庭教師を頼りましょう。

高校受験を目指す方にとってはこちらの記事をお勧めします。

先ほども書きましたが、中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門が「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

中学生の場合塾通いになると最悪夜遅く帰ってくることになり、犯罪に巻き込まれたり補導されたりする可能性がありますので、その点から考えても家庭教師はお勧めです。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日

さらに、大学を目指してる方にはこちらの記事もお勧めします。

高校合格から大学合格までの話になりますが、中学生以上に大きな経験をしていって自身の見聞を広げていきます。

最後には人生最大のピンチがやってきます。

それを乗り越えれるのかは中身を見てください(笑

この頃になると補導される心配は無くなります。

華の青春時代を謳歌しつつ、難関大学合格までの体験記を公開!

2018年9月30日
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