小学生の夏休みでお勧めの自由研究テーマ・まとめ方とは??

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陽介
みなさんが小学生の頃は夏休みの宿題早く終わらせてましたか?

それとも最後まで放置してましたか?

私は最後まで放置していた人でした(苦笑)

そして最終日直前になって慌てて仕上げてたのですが、一番苦労したのが自由研究です。

昔私が苦労したので、そんな苦労をしないようにするためにはどうすれば良いか、紹介します。

子どもにとって夏休みは楽しい事がいっぱいです。

友達と遊ぶことはもちろん、キャンプ、海水浴、プール、夏祭り、虫取り等、色々なイベントが盛りだくさんで1日等あっという間に過ぎてしまいますね。

そしてそんな楽しい時間と共に、必ずついてくるのが学校の宿題です。

中でも自由研究は自分でテーマを考え自分で決める必要があり、その選択肢も多いが故に難易度が高い宿題の一つといえるのではないでしょうか。

特に1年生の場合、小学校に入って初めての夏休みとなると、そもそもどのような研究があるのか、何を行うのか分からない場合も多いですし、中学年から高学年になっても毎回テーマを考えるのも難しいかもしれません。

私自身も小学生時代の夏休みの事は殆ど忘れてしまっているので、子どもから自由研究について聞かれた場合、はたして対応できるか不安を感じてしまいます。

そこで今回は、小学生の子どもから自由研究に関してアドバイスを求められた場合に備え、おすすめのまとめ方を考えていきましょう。

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研究の種類について

 

自由研究の種類は大きく、実験・観察・工作・調査の4つに分けられます。

「教科」に当てはめると、次のように考えられます。

  • 実験・観察=「理科」…電気や水等を利用した実験や生き物の観察日記等
  • 工作…「図工」…紙ししゅうや貯金箱作り等
  • 調査…「社会」…工場見学や歴史建造物の調査等

そこで、まずは子どもがどの教科が好きで得意な分野なのかを確認したうえで、何を行うかを検討しましょう。

実験・観察・工作に関しては自由研究用のキットがたくさん販売されているので、そこから吟味するのも面白いです。

調査に関しては、将来自分がなりたい職業や興味のある仕事について考えてみると良いテーマが思い浮かぶかもしれません。

ちなみに私が小学生時代に行ったものは、覚えてる限り次の通りです。

  • 観察…昆虫採集
  • 工作…砂絵、貯金箱作り、城作り(プラモデル)
  • 調査…浄水場見学(夏休み見学ツアー)

よって自由研究選びのコツは、研究の種類や子どもが好きな教科を把握した上で選択肢を絞っていけば良いのです。

研究のまとめ方について

 

どの研究でも何故そのテーマを選んだのか、動機やきっかけを書きましょう。

「虫が好きなので昆虫採集を選びました」

「お店で砂絵を見てやってみたいと思いました」

「水道の水はどこからくるのか知りたくて浄水場について調べました」

難しく考える必要はなく、素直に思った事を書けば良いですよ。

実験のまとめ方

・1枚の大きな紙にまとめるのがお勧め

実験の研究に関しては画用紙や模造紙等の1枚の大きな紙を使用すると良いです。

良い理由:大きな文字やイラストを入れる事ができたり、研究の目的から結果に至るまでが一目でわかる為、発表もしやすいです。

注意点:いきなり大きい紙に書くと失敗したり思ったように書けれない場合があるので、必ず下書きをするかノート等の小さい紙で試し書きをしましょう。

・まとめる順番

  1. タイトルを書く…「水の実験~水が氷にかわる瞬間~」等、簡単で分かりやすいタイトルをつけましょう。
  2. きっかけを書く…何故この研究を行おうと思ったのか書きましょう。
  3. 目的を書く…どのような事を行ったか書きましょう。
  4. 予想を書く…実験を始める前に予想した結果について書きましょう。
  5. 準備した物を書く…実験に必要な材料や道具等を書きましょう。
  6. 調べた事を書く…実験をする為に調べた内容を書きましょう。
  7. 結果を書く…実際に起きた事について、イラストや表で書きましょう。
  8. 振り返りを書く…実験を行った上で分かった事や失敗した事、「もっとこうすればよかった」等の反省点等を書きましょう。
  9. 結論…実験を行った上で感じたこと、今後に活かしていきたい事を書きましょう。
  10. 参考にしたものを書く…実験を行う上で参考にした本やHP等を書きましょう。

観察のまとめ方

・観察日記でまとめるのがお勧め

観察の研究に関してはノートを使用し観察日記にすると良いです。

良い理由:数日から数週間の日々の記録を残すことで、観察対象の様子や変化が確認できる事でまとめる際に整理しやすいです。

注意点:発表の際は1ページずつ説明するのは大変なので、最後のページに観察の過程と結論についてまとめておきましょう。

・まとめる順番

  1. タイトルを書く…「昆虫採集~身近にいる虫を飼ってみた~」等、簡単で分かりやすいタイトルをつけましょう。
  2. きっかけを書く…何故この研究を行おうと思ったのか書きましょう。
  3. 目的を書く…どのような事を行ったか書きましょう。
  4. 予想を書く…観察を始める前に予想した結果について書きましょう。
  5. 準備した物を書く…観察に必要な材料や道具等を書きましょう。
  6. 調べた事を書く…観察をする為に調べた内容を書きましょう。
  7. イラストを描く…分かりやすく色を塗りましょう(同じ位置から写真を用いるのも良い)。
  8. 記録を書く…実際に見た感想や疑問について書きましょう。
  9. 結果を書く…実際に起きた変化について書きましょう。
  10. 振り返りを書く…観察を行った上で分かった事や失敗した事、「もっとこうすればよかった」等の反省点等を書きましょう。
  11. 結論…観察を行った上で感じたこと、今後に活かしていきたい事を書きましょう。
  12. 参考にしたものを書く…観察を行う上で参考にした本やHP等を書きましょう。

工作のまとめ方

・アルバム冊子でまとめるのがお勧め

工作の研究に関しては写真を用いてアルバム冊子を使用すると良いです。

良い理由:作る工程を撮っておくことで分かりやすく見えますし、色紙等を使って吹き出しを入れるとカラフルなデザインにできます。

注意点:写真の大きさや切り抜き等、分かりやすくデザインしましょう。

まとめる順番

  1. タイトルを書く…「プラモデル~江戸城を作った!~」等、簡単で印象に残るタイトルを書きましょう。
  2. きっかけを書く…何故この研究を行おうと思ったのか書きましょう。
  3. 目的を書く…どのような事を行ったか書きましょう。
  4. 作りたい物を書く…何を作ろうとしたのか書きましょう。
  5. 作り方を書く…簡単に作り方を書きましょう
  6. 準備した物を書く…工作に必要な材料や道具等を書きましょう。
  7. 写真を載せる…分かりやすく撮った写真を載せましょう。
  8. 説明を書く…色紙等を使って吹き出しに説明を書きましょう。
  9. 振り返りを書く…工作を行った上で分かった事や失敗した事、工夫した事や難しかった事を書きましょう。
  10. 参考にしたものを書く…工作を行う上で参考にした本やHP等を書きましょう。

調査のまとめ方

・スケッチブックでまとめるのがお勧め

調査の研究に関してはスケッチブックを使用すると良いです。

良い理由:調査は調べ学習とも言われ沢山の情報やイラストが必要になる場合、大きさもあり自由に書く事ができます。

注意点:字を濃く書く必要があったり、真っすぐ書くのが難しいです。

・まとめる順番

  1. タイトルを書く…「浄水場見学~水はどこから来る?~」等、簡単で分かりやすいタイトルをつけましょう。
  2. きっかけを書く…何故この研究を行おうと思ったのか書きましょう。
  3. 目的を書く…どのような事を行ったか書きましょう。
  4. 予想を書く…調査を始める前に予想した結果について書きましょう。
  5. 出かけた場所を書く…調査の為に出かけた場所を書きましょう。
  6. 準備した物を書く…調査に必要な材料や道具、等を書きましょう。
  7. 調べた事を書く…調査をする為に調べた内容を文字やイラストで描きましょう。
  8. 写真を載せる…調査した場所の写真を載せましょう(写真を撮る際はその施設の人に許可を取りましょう)。
  9. 聴いた話を書く…調査場所の人に教えてもらった事を書きましょう。
  10. 振り返りを書く…調査を行った上で分かった事や注意する事等の反省の他、調査に協力してくれた人たちへの感謝も書きましょう。
  11. 結論…調査を行った上で感じたこと、今後に活かしていきたい事を書きましょう。
  12. 参考にしたものを書く…調査を行う上で参考にした本やHP等を書きましょう。

自由研究の思い出

 

自由研究について調べる内に、徐々に小学生時代の事も思い出してきました。

余談ですが私は現在、自分の両親や兄弟との関係が良くありません。

しかし、思い返してみるとこうして大人になって今を生きている事ができるのは、私を育ててくれた家族がいたからこそだと感じざるを得ません。

自分の宿題の時間をさいて貯金箱作りを手伝ってくれた兄

暑い中昆虫採集や浄水場の見学に付き合ってくれた母

プラモデルの城を完成させた時に喜んで褒めてくれた祖母

現在がどうであれ、あの時に過ごしたかけがえのない時間は本当に宝だと今更ながら感じます。

まとめ

 

では、自由研究のまとめ方まとめに入りたいと思います。

  • 自由研究の種類は大きく、実験・観察・工作・調査の4つに分けられる。
  • 「教科」に当てはめて考える。実験・観察=「理科」工作…「図工」調査…「社会」
  • 研究の種類や子どもが好きな教科を把握した上で選択肢を絞る。
  • どの研究でも何故そのテーマを選んだのか、動機やきっかけを書く。
  • 実験は1枚の大きな紙にまとめる
  • 観察は観察日記でまとめる
  • 工作はアルバム冊子でまとめる
  • 調査はスケッチブックでまとめる

いかがでしたでしょうか。

皆さんも小学生時代の夏を思い出し、子どもの宿題を通して再び自由研究に触れるのも楽しい夏のイベントになるかもしれません。

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