小学生の抜けた歯がなかなか生えない!その原因とは何なのか?

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陽介
先日、かなり久しぶりに実家へ帰り自分が過ごした部屋を探しているとアルバムが出てきました。
久しぶりに開いてみると小学校1年生の頃の写真がネガと一緒に入っておりました。

懐かしさを含めてみてみますと、ちょうど前歯がない写真がありました。

私自身乳歯が抜けてからなかなか生えてこなかったので、しばらくの間歯抜けの写真になってました。

私の親も心配しておりましたので、このことについては心配される方も多いと思います。

私の事例を交えて紹介します。

「乳歯」にお別れをして、大人の階段を一歩登る・・

そう、
「永久歯」との出会いです。

それは、ある日突然やってきます。

歯に違和感を感じたら、あれよあれよとグラつきはじめたら抜けるまでが早いです。

初めてのことに子どもはビックリすると思いますが、子どもの成長は親にとってはうれしいものですよね。

しかし!

この「歯の生え変わり」、実はお悩みが多いってご存知でしたか?

「永久歯が・・・・・・生えてこない!!!!」

待てど暮らせど、なかなか歯が生えてきません。

長期間、歯が抜けた状態で食事がとりづらそう・・・。

前歯が生えてこないと写真映りも気になるし・・・。

と言うことで、私も経験しました「なかなか生えてこない永久歯」について紹介しますね。

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乳歯から永久歯へ

永久歯に生え変わる仕組みって?

1、顎の中(乳歯の下)で永久歯のもとになる歯胚ができ、時間をかけて成長していきます。

2、永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根をとかす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根は少しづつ溶かされていきます。

3、乳歯の根が溶けていくと、乳歯はグラグラになり、抜け落ち、永久歯が顔を出します。

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引用:公共財団法人ライオン歯科研究所
https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/knowledge/02.htm

 

 

永久歯に生え変わる時期は?

永久歯は一般的にまず、6歳頃から一番奥にある「六歳臼歯」から生え始ます。
次に前歯から奥歯にむかって生え変わります。

最終的に全ての永久歯が生えそろうのは13~14歳頃です。

親知らずまで含めると、17歳前後までかかることもあります。

永久歯が生えてこない原因とは?

 

そもそも、永久歯が生え揃うまで7年~10年程度はかかることが多いです。

私の親も心配しておりましたが、結局は「のんびり待つ」というくらいで丁度いいのかもしれません。

では、なかなか生えてこない原因をご紹介します。

永久歯が生えてこない原因は、複雑なものも含み様々あります。

あくまでも一例として参考にしてみて下さい。

生え変わり時期の個人差

乳歯から永久歯の生え変わりの時期はかなり個人差があります。

平均より乳歯が早く抜けた場合などは、永久歯が生えてくるまで時間がかかることはよくあることです。

永久歯がなかなか生えない原因は、

生え変わり時期の個人差の問題」

であることが多く、心配ないケースがほとんどです。

永久歯の生える時期は、歯の種類にもよって違い、平均±7~14カ月の開きがあります。

陽介

私の場合、小学校2年生の夏頃の写真では生えておりましたので、生えるまでに1年少々はかかっております。

歯肉の問題

稀に歯肉が硬く、分厚くなっていて永久歯が生えてくるのを妨げていることがあります。

このような場合スムーズに永久歯が生えて来られるように、歯肉を切開する処置がとられることもあります。

みゆき

ちなみに、私の友人の体験談ですが・・

友人のお子さんが転倒して前歯を強打し、まだ4歳なのに歯がぬけてしまいました。

すぐに小児歯科を受診し、レントゲンを撮ってもらった結果「予期せぬ時期に抜けてしまった為、歯肉が硬くなっています。

様子を見て、永久歯が生えてこない場合は切開になるかも」と告げられ、大変ショックを受けていました。

4歳にして前歯を失ってしまったことが子どもに申し訳なく、しばらくは落ち込んでいたようでした。

待つこと2年・・・立派な永久歯が生えてきたそうです。

やはり、歯肉が硬くなっていると永久歯は出てきにくいのでしょうね。

切開をせずに済んで、本当によかったです。

永久歯が隠れている

歯の頭(歯冠)の全てまたは一部が、顎の骨や歯肉の中に埋まって出てこない歯を「埋伏歯」といいます。

「埋伏歯」を引き起こす原因は様々ですが、乳歯の歯並びが悪い場合、永久歯が生える場所を邪魔しているケースが多いです。

検査の結果をもとに、永久歯が生えるスペースを確保するための治療が必要となる場合があります。

永久歯が生まれつき存在しない

生まれつき、歯の本数が少ないことを「先天性欠如歯」といいます。

はっきりとした原因はわかっていませんが、1本~数本程度、永久歯が生えない子どもがいます。

見た目の問題や、噛み合わせの問題で、骨格や発音にも影響を及ぼすことがあり、インプラントや矯正治療、ブリッジなどを使った治療の必要性があります。

陽介
現在、先天性欠如歯の子どもは増加傾向にあり、10人に1人の割合でいると言われています。

私の同僚の子どもも先天性欠如歯で治療を行なっているみたいです。

受診の目安

心配いらないケースが多いとはいえ、前述のような問題が原因である可能性があります。

早めに原因が特定できれば、治療の方針もしっかり検討することができます。

乳歯が抜けて半年程たっても永久歯が生えてこない場合は、一度歯医者さんで見てもらいましょう。

健康な歯を守るために

 

ここまで「永久歯が生えてこない原因」に関して書いて来ましたが、個人差があることを理解して、「焦らずに待つ」ことも必要ですね。

丈夫な永久歯を迎えるためにも、やはり一番大切なのは

「健康な歯を守る習慣」

ではないでしょうか。

乳歯の時期からの習慣づけがとても大切なので、我が家も親子一緒にがんばっています。

では、健康な歯を守るために、どのようなことを「習慣」にしたらよいのかご紹介します!

食後の歯磨き、仕上げ磨き

基本中の基本ですが、「歯磨き」は最も重要です。

最低でも1日2回は必ず行うようにします。

外出先などで、歯磨きができない時は、水で口をゆすぐ「ブクブクうがい」をするのがおすすめ。

食べカスを取り除いてあげるだけでも虫歯予防の一定の効果はあるようです。

小さなお子様には仕上げ磨きは必ずしてあげましょう。

小学生になったら自分で磨けるようになるのが理想ではありますが、低学年~中学年くらいは生え変わりの最中で、歯並びが複雑です。

子どもの歯磨きでは汚れが落としきれないそうです。

小学生になっても保護者のチェックや仕上げはまだ必要と言えそうです。

みゆき
私が通っている歯医者さんからのアドバイスでは、歯間をデンタルフロスできれいにしてから歯磨きをするのと、歯と歯肉の境目や、歯の側面など歯ブラシが届きにくい部分にはタフトブラシを使うことがおすすめと言われました。

歯医者さんに定期的に通う

私の友人の子どもは3か月に1回、歯科検診に通っていて、虫歯予防の為にフッ素を塗ってもらっているようです。

他にも、虫歯ができていないかのチェックだけでなく、歯並びの相談や歯磨きのアドバイスも受けています。

今回のテーマである「永久歯がなかなか生えない」という相談ももちろんできます。

経過を見ながら、先生と今後の方針を決めていけるので、とても安心感がありますよね。

子どもが歯医者さんに通うことに慣れていれば、もし「虫歯」になったとしてもスムーズに治療に入ることができます。

「歯医者=怖い場所・痛い場所」という先入観を子どもが持つ前に、習慣にしておくことは、とてもおすすめです。

おやつを見直してみる

子どもには欠かせない、おやつの時間。

少しでも「虫歯」のリスクの少ないおやつを選んであげたいですよね。

子どもにかかせないものだからこそ、親の選択はとても大事です。

では、虫歯になりにくい「おやつ」とはなんなのでしょうか?

①歯につきにくいもの・・・ヨーグルト、プリン、ゼリーなど
②糖分が少ない・・・おせんべい、クラッカー、えびせんなど
③口の中に長く留まらない(食べ終わるのが早い)・・・フルーツ、野菜スティック、チーズなど

長時間、口に入れる「ガム」や「キャンディ」などは虫歯リスクの高いおやつと言えそうです。

毎日おやつの時間を決めて、だらだらと食べさせないことも、大切です。

まとめ

 

永久歯がなかなか生えない原因は・・・

①生え変わり時期の「個人差」
②歯肉の問題
③埋伏歯
④先天性欠如歯

などが考えられます。
ほとんどの場合、①生え変わり時期の「個人差」が原因で、心配はいらないことが多いです。

乳歯が抜けて半年程たっても永久歯が生えてこないようでしたら、一度歯医者さんで見てもらいましょう。

丈夫な永久歯を迎えるためには・・・

「健康な歯を守る習慣」がとても大切です。

その習慣とは、
①食後の歯磨き、仕上げ磨きをする
②歯医者さんに定期的に通う
③おやつを見直してみる

一生の付き合いになる「歯」。

健康な歯を守るためには、子供の頃からの習慣が大切です。

親子で「健康な歯を守る習慣」をつけてみませんか?

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