頑張っている受験生の『背中を押してくれる神様』はいます。
神様に背中を押して押してもらって、合格を手に入れましょう。
神様は一生懸命、祈願してくれる人を応援してくれます。
ただし、祈願するだけではなく「自分の努力も必要」です。
努力もしないで応援してくれる人はいないですよね?
神様も同じです。
あなたの努力なしでは、神様も応援はしてくれません。
合格祈願に人気がある神社ですが、そもそも神社とは、どういう場所なのかはわかっていますか?
神社での正しい参拝の作法や、疑問なども解説していきましょう。
目次
合格祈願に行きたい人気のある神社
では、早速「合格祈願で人気のある神社」を紹介していきましょう!
○○天満宮、○○天神という名称の神社は、菅原道真を祀った神社の事を言います。
「湯島天満宮(湯島天神)」
所在は東京都文京区湯島3ー30ー1にあります。こちらの神社は「学問の神様」で有名な菅原道真が祀られた神社です。
《学業成就・合格祈願ご祈祷のご案内》
(祈祷料)
個人の方 五千円・一万円・二万円
団体の方 一万円・二万円~
(受付時間)午前9時15分~午後4時30分
・学問の神様で有名な「菅原道真の」命日が2月25日なので国立大学の入学試験日が近いといううことで、学業の神様にあやかりたいと参拝する人も多いです。
・近くに東京大学、私立の大学などが数多くあるので、お参りに行った際に他の大学の下見をすることもできます。
・お守りは「学業錦守」錦で織った上品な作りでご利益を期待できます。(800円)
・絵馬は特徴的で「牛乗天神」という道真公が牛に乗っている姿が描かれています。(1000円)
「五方山熊野神社(立石熊野神社)」(東京都葛飾区)
・安倍清明が分霊した神社で、境内が陰陽五行説に習った五角形。
・ご神紋は勝利を導く守り神のヤタガラス。
・お守り「五角開運守」五角の中に五芒星をかたどった運気上昇のお守り。
・ヤタガラス版もあります。
「東郷神社」(東京都渋谷区)
・「勝利の神様」として名高い東郷平八郎を祀った神社。
・原宿駅から徒歩五分。
・原宿というと明治神宮が有名ですが、近年、外国人観光客が多いので、混雑が予想されます。
・お守り「勝守」z旗が刺繍 「勝札」勝の字は平八郎の直筆を焼印されています。
・キティちゃんや、ぐでたまなどのキャラクターお守りもあります。
・絵馬「必勝祈願絵馬」平八郎の柄がメインですが、可愛いハローキティリボン絵馬もあります。
「北野天満宮」(京都府京都市)
・「学問の神様」菅原道真を祀った神社で、全国約1万2000社ある、天満宮、天神社の総本社。
・全国から、多くの受験生や修学旅行生でにぎわっています。
・本殿参拝後、頭脳明晰を祈願するなら、境内各所にある牛の像を撫でること。
・お守り「学業守」紅梅と白梅をあしらった柄
・絵馬「神牛」一願成就の牛舎と言われる祠があり、願いを一つかなえてくれる
「大宰府天満宮」(福岡県太宰府市)
・「学問の神様」菅原道真を祀った神社で、北野天満宮とともに、全国約1万2000社ある、天満宮、天神社の総本社。
・本殿は、道真の墓所に建っているので、学力向上のご利益は絶大。
・参道には、名物の梅ヶ枝餅のお店が並んでいますので、参拝してからおいしくいただきましょう。
・お守り「学業袋守」には白、赤、紫、桃色の4色があり「勝守」は白、黄色の2色の他にも、ストラップ型などもあります。
・絵馬「祈願絵馬」心字池に架かる橋の柄が描かれています。
・限定1台のプリクラで撮影すると「合格する!」という口コミもありますね。
「釣石神社」(宮城県石巻市)
・「学業、知恵の神」とされるアメノコヤネノミコトを祀っている。
・昭和53年の宮城県沖地震、平成23年の東日本大震災でも落ちなかったご神体(大きな岩)が、「落ちそうで落ちない受験の神」として人気があります。
・お守り「合格御守」青、赤、白がある。「勝守」黒字に赤の勝の刺繍
・絵馬「アメノコヤネノミコト」の柄
番外編「上野大仏」(東京都台東区)
・建立当事は高さ6mの大きさだった。
震災、戦災を経て「顔面部」をレリーフとして安置されました。・すでに「顔面部」のみのため、「これ以上落ちない」として合格祈願で人気です。
・入り口の階段の脇に「合格大仏」と書いてあり、こちらも合格祈願で人気があります。
・(開門時間)午前十時~午後四時 お守りの授与 午後三時半で
閉門してしまいますので、時間に余裕を持って、参拝しましょう。
・お守り「合格御守」五角で大仏様の顔の柄と、青銅製のレリーフのコピー。
・絵馬「大仏様の顔」 大仏あめや大仏瓦せんべいもあります。
・触れることができるので、大きいお顔にたくさん触って、パワーをいただきましょう。
・合格祈願だけではなく、就職試験や昇進試験などにもご利益があるということで、いろいろな年代の方が参拝に訪れます。
近くには最初に紹介した、湯島天満宮があります。
神社とはどういうところ?
感謝の気持ちを忘れず、お願いする人に、神様は力を授ける
日本人は古代からあらゆる物に神様が宿っていると考え、震災や災害は神の仕業だと思っていました。
なので、自然の中に神を見い出し、無事を願いました。
そのために、特に大きな山や岩、滝や木などに神の力を感じ、拝んでいた場所に社を建てたのが神社の始まりです。
そして、日本という国は神が造り、神が治めてきたと思われてきました。
そこで、『神社は日本を造り治めた神々』風や雨、岩や木に宿る神々を祀っています。
さらに、菅原道真や徳川家康など歴史上に大きな功績を残した人物も神としてあがめてきました。
それは一生懸命生きた人物に対する尊敬からです。
神社は日本古来からの神様を祀り、神様のパワーが満ちている場所です。
神社参拝とは、神様と信頼関係を結び、神様の感覚を取り入れる儀式といえます。
神様に感謝し、神様のパワーをいただくには、自分の意思を神様に伝え、祈願することが大事です。
知っておきたい参拝の作法
お参りするときは、神社独特の作法があります。
意外と正式な作法はあまり知られていません。
難しい作法ではありませんが、敬う気持ちを持ち神様の息吹を感じながら、行う事が良いです。
参拝とは本来「神様にお会いしに行く」という事なので正装が基本なのですが、
合格祈願のなどのお参りでは「あまりかしこまらなくても良い」という方もいるようです。
ですが、お参りに行くと最初に「鳥居をくぐります」よね?
この時点で、神様は「あなたのことを見ています」ので作法や礼儀などはしっかりとしましょう。
鳥居をくぐる
鳥居をくぐる前に、本殿に向かって一礼します。
たくさんの鳥居がある場合には、はじめの鳥居の前で一礼を。
帰る時にも「ありがとうございました」という気持ちで振り返って一礼します。
本殿までの参道の中央は「正中」と呼ばれる神様の通り道なので、中央を避けて左端を歩きましょう。
手水舎(ちょうずや)で清める
参道の途中にありますので、手や口をすすいで心身のけがれを落としましょう。
1 右手でひしゃくをとり、水をいっぱい汲みます。
2 まず左手を清めます。
3 ひしゃくを左手に持ち替えて、右手を清めます。
4 ひしゃくを右手に持ち替えて、左手に水をため、口をすすぎます。
直接口をつけないようにしましょう。
5 もう一度左手を清めます。
6 残った水をひしゃくの柄にかけて、清めます。元の場所に戻して終わりです。
拝殿で拝礼する 二礼二拍手一礼
神様のいる本殿の前に拝殿があり、そこでお参りします。
1 まずお賽銭をそっと入れてから、鈴があれば鈴を鳴らして邪気を払いましょう。
2 二回お辞儀(90度の角度)をします。
3 両手を胸の高さで合わせ、手を二回打ち鳴らします。
この時に少し手の位置をずらすと、良い音がでやすくなります。
4 両手を合わせてお祈りします。
祈りの際には、あなたの住所、名前、決意表明などをしっかり伝えましょう。
~のようにとか、~になりますようにではなく、~します!という強い気持ちをしっかり神様に伝える事が大事です。
例えば○○中学に合格します!のようにですね。
4 両手を下ろしたら、再度一礼をして静かに拝殿から離れます。
※神社によっては参拝方法が違う場合があります。
その場合は参拝方法が書かれていますので、その神社でのやり方に従ってください。
お守りを授かりましょう
境内にある授与所で、お守り、お札、絵馬などを授かることができます。
お守りは、お札をコンパクトにして、持ち歩けるようにしたものです。
一人ひとりが身につけるものなので、お守りの種類は、お願い事によって変わります。
お守りは複数もっていても、ご利益は変わりはありませんが『多数の願いよりも一つの願いの方が聞き入れて貰える』可能性は上がると思いますよ。
お札やお守りは、基本は一年たったら神社に返し、新しいものを授けてもらいます。
古いものは頂いた神社に納めるのが基本ですが、遠方の場合は、近くの神社でも返納は受け付けてくれますので、問い合わせてみましょう。
絵馬はもともと、神様の祈願として生きた馬を奉納したことが、始まりです。
お願い事を書くのが普通ですが、神様への感謝の気持ちを記すこともあります。
近年では、各神社のご祭神を取り入れたにぎやかな絵馬が多く見られます。
合格祈願の場合は、一つだけ志望校をはっきり書きましょう。
黒の油性ペンで○○校合格!ですね。
まとめ
あなたの頑張りを『神様は見ていてくれる』という事は、努力の甲斐はありますよね。
そのようなあなたの努力を『神様に報告する』のであれば、どこが良いのか厳選してみましたので、確認しましょう。
・全国の神社の数は、八万社以上あり、コンビ二より多くある
・大事なことは何の神様が祀られているか、確認してから。
神様にも得意、不得意があります。
有名な神社でも、近くにある神社でも構わないので、参拝してみましょう。
参拝に行く前に、『神様への作法』を理解してから行くと良いですね。
・お守りは、神社の空気を思い出すきっかけになり、普段は身に着けて持ち歩こう。
・複数あって持ち歩けない場合は神棚へ。
ない場合は胸より高い場所に、置きましょう。
一生懸命努力すれば報われます。
何もしない人は神様は助けてくれません。
心をこめて「合格」を祈りましょう。
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