私は、中学時代不登校になりました。
行かなくなったのは中学2年の秋からで、発端となったのが中学2年生の時の担任(中年の女性)でした。
その担任は自分の授業の教え方がもっとも正しいと信じ、出来の良い生徒をえこひいきし、できの悪い生徒を卑下する典型的な学歴至上主義の先生でした。
さらに、自分の型にはまらない生徒は、人格自体否定する担任だったのです。
今の時代でも部活動(運動部が多い)の不祥事でよく報道がされることがありますが、報道されることの大半は顧問や監督に問題があるケースです。
この根底には、さっきあげたような自分の型にはまらない生徒に対して精神論で教え込む考えがあるのかもしれません。
また、特に中年以降の先生に多いのは、「生徒よりも教師の方が偉い存在であり、教師の言うことは絶対である」という考えです。
一昔前はそういった考えが主流だったかもしれませんが、今の時代、どちらが偉いも何もありません。
教師なりのポリシーがあるのと同様に、生徒一人ひとりにも意思があり、それを尊重すべきだというのが今の時代です。
そんな自分のやり方を、生徒に無理やり押し付けるような態度に我慢ができなくなり、夏休みが終わってから登校しなくなりました。
今振り返ると、「何て安易なことをしたんだろう。」とも思えますが、当時は自分にできる精一杯の抵抗でした。
その頃の思いや、やっておけば良かったこと。
やっていて良かったことをお伝えできればと思います。
中学生の多感な時期になったら学校に馴染めずに不登校になる子どももいます。
「不登校になってしまったけど高校に合格する学力はつけさせたい」
親なら当然のように思うことですね。
そう言う時におすすめなのが家庭教師です。
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一度不登校になったがその後立ち直った方法とは?
最初はほんの少しの違和感から始まりました。
学期が進むにつれ、積もり積もった違和感が確信へと変わり、学校の先生(担任)を信用できなくなってしまいました。
もちろん友人にも相談しましたが、驚いたことに友人はそのことを全く気にも留めていなくて、私1人で悩んでいた事実を目の当たりにしたのです。
そんな孤独感もあり、中学2年の2学期が始まる時に不登校になりました。
それから堕落した日々を過ごしていましたが、母親が立ち直らせようと色々調べて、私に家庭教師をつけたのです。
最初は戸惑いもあったものの、この家庭教師に勉強を教えてもらった経験が、私の不登校を解決へと大きく導いてくれました。
さらに、母親が学校と掛け合ってくれたおかげで定期テストだけは他の学生と会わないように配慮して受けれるようにしてくれたので、定期テストの時だけ学校へ行き評定はつけてもらってたため、高校へ行くこともできました。
不登校になったきっかけ、そして家庭教師で立ち直った流れについてこれから詳しく紹介していきますね。
違和感だらけ
順調な中学生活の中、新学期の挨拶で不信感
中学生活も1年を過ぎ、部活のテニスで、レギュラーの座を確保して幸せ一杯。
受験にも目を向け始め、友達と
など、ワクワクしながら春休みを終え、中学2年生の新学期を迎えました。
そう思いながら掲示板を確認すると、知らない名前が…
そういうことを考えながら体育館へ向かいました。
着任してきた先生が次々挨拶をしていき、ドキドキしながら自分の担任の名前が呼ばれるのを待っていました。
私のクラスの担任の名前が呼ばれ、担任が壇上に上がってこう言いました。
S先生「私Sと申します。皆さんご存じの校則が一番厳しいことで有名なT中学から参りました。ここから見渡すと、あなた達の質がわかります。私目線で見るとまだまだ質が低いです。私が来たからにはT中学のように模範になるよう、指導して参ります。」
私には何をいっているのか全く理解できませんでした。
何か校則違反をしているわけでもないのに、一方的に責め立てられるような違和感。不安。
2年生への進級早々わからないまま、私の新学期は始まりました。
今思いますと、これがこの後起こる恐怖のきっかけになろうとは、この時の私は知る由もありませんでした。
同じことしてても何故か特定の子だけ
まずクラスに入るなり
S担任「この中に携帯を持っている人がいたら出しなさい。隠してもダメですよ。チェックしますからね。」
学校のルールで、携帯は電源を切っておけば持ってくること自体はOKです。
塾などで、帰りが遅くなる場合、どうしても家族と連絡をとらなければと言った状況を学校も考慮してくれていたのです。
なので皆「何でだろう?」と思いながらも机の上に携帯を出しました。
皆の机をチェックしながら回る S 先生。
と、私は後ろの生徒とヒソヒソ話していました。
S担任は私達の席まで来ると、ピタッと止まり
S担任「これは没収します。」
と、いきなり携帯につけていたストラップを取り上げました。
と思わず立ち上がり、叫んでしまいました。
S担任「学生にふさわしくないからです。なぜかは自分で考えたらわかることです。」
とだけ言って、教室から出ていきました。
そのストラップは、なんの変哲もないキャラクターのキーホルダーでした。
デザインは違いますが、同じキャラのストラップを着けている子は、没収されてません。
この一件をきっかけに私はS担任に対し不信感を抱くようになり、私の心にはモヤモヤしたものがありました。
又ある日の授業中、たまたま数学の先生が休みで自習をしていた時のことです。
大嫌いな数学だったので、みんな漫画を読んだりおしゃべりをしたりしていました。
ですが、そんなに大声を出したりもしていませんし、おしゃべりと言ってもひそひそぐらいの声でした。
そしたら、いきなりドアが
「ガラッ」
と開いて、S担任が入ってきました。
S担任「 今自習中のはずです。なのに何をしてるんですか。」
予想していなかったS担任の登場にみんな慌てて姿勢を正しました。
この時S担任は隣のクラスの授業中でした。
あまりにこちらの教室がうるさかったので、我慢できなくなり入ってきたような感じでした。
そして、S担任は突然、私を含む3人の生徒の名前を呼び
S担任「あなた方が、他の真面目な生徒達の邪魔をしてるんですね!」
と言ってきたのです。
そんな事実は無いのに、いきなり決めつけられて頭の中はパニックになりました。
私たちが言い返そうとする前に
S担任「私に意見するような生徒だから、クラスの皆を、あなたと同じように反抗的になるよう、仕向けてるんでしょう。」
と説明しました。
しかし、S担任はさらに持論を続けます。
S担任「又そうやって私に意見するのですね。私に歯向かうようでしたら、将来あなたはダメ人間になりますよ。」
この時、私は事実確認も無いまま自分の人格を否定され、とても悔しくてたまりませんでした。
今思えば初日に、お喋りしていたのが気に食わなかったのだと思います。
S担任は、携帯が大丈夫だと言うことは知っていました。
生徒に厳しい面を見せつけて、自分に逆らわないようにするため、中学生にとっては必需品になっている携帯を出させ、電源を切ってない子がいたら注意するつもりだったのではないでしょうか。
なのに私が、後ろの子とルールを知らないなんて、話していたのが聞こえたのだと思います。
知っててやってるのに、バカにされたと思ったに違いありません。
今思うと、ストラップを取り上げたのも、腹ただしさからの物だったかもしれません。
なお、その日指名された他の二人も、先生の指示に反対したり、意見した事のある子でした。
それ以来、宿題を忘れた時も、私と指名された二人だけ生徒指導室へ呼び出されました。
今の時代、こう言う対応をするのはリスクが大きいので普段からとる先生はあまりいませんが、さっきもあげたように運動部の顧問とかでしたらレギュラーの座とかを盾にこう言う対応をすることも少なからずあります。
気に入らない生徒がすることはとことん否定
夏休みに入る前の出来事で、こんなこともありました。
私の庭のひまわりがとても綺麗に咲いたので、教室に飾るために持っていきました。
偶然、友達も同じことを考え、庭のひまわりを持ってきていました。
私達は花瓶にひまわりを差し、後ろの棚の上に飾りました。
朝のホームルームに来たS担任は、棚に飾っているひまわりを見つけると、
S担任「まぁ!綺麗ですね。教室が明るくなりますね。誰が持って来てくれたのですか?」
と皆に聞きました。
クラスの学級委員長が、私達の名前を先生に告げました。
S担任「さすが○さん。あなたのお陰で気持ちが明るくなりました。」
と友達の名前だけ呼び、そう話したのです。
友達「いえ。私だけでなく…。」
と言いかけたのですが
S担任「さぁホームルームを始めます。」
と友達の話を遮り、何事もなかったようにホームルームを始めました。
私は別に先生に誉めてほしかったわけではありません。
友達も同じ感情でした。
もし私だけがひまわりを持ってきていたら・・S担任はどう対応したのでしょうか・・。
ささやかな抵抗
気づいて
モヤモヤがたまる中、夏休みが始まりました。
夏休みの間、私は部活に集中しました 。
という思いと、一学期のモヤモヤを忘れたかったのです。
夏休みの間、夏期講習もあったのですが、 先生と顔を合わせたくなく、わざと参加はしませんでした。
それは私の小さな抵抗でした。
母には、夏期講習は希望者だけだと、嘘を言いました。
先生自身が、何をしたか。
と、浅はかな中学生の頃の私の考えでした。
部活動の帰りにたまたま会ったクラスメイトに
と聞いてみました。
友達「ううん何も。いつも来ている子が来てない時は言うけど…最初から来てないから、来なくて当たり前って思ってるんじゃない。」
と特に感じていないような感じで返ってきました。
試しに翌日学校に行きました。
教室に入ってきたS担任は、一瞬「!?」という顔をしましたが、いつもと変わらないように
S担任「欠席者はいませんね。では、今日の講習を始めます。」
とだけ言ったのです。
誰にも相談できない
親に、相談してみようかと何度も考えましたが、 話したところで信じてくれるわけありません。
新学期が始まる直前に、一度
と家族に話したことがありましたが、
母「普段の態度が悪いから、余計に目につくんじゃない?先生がそんなことするわけないじゃない。」
と、真剣に聞いてはくれませんでした。
友達にも相談してみましたが、
友達「えーっ!そう?気にしてなかったからわかんない。」
とS担任が、私に対して態度がおかしいことを、全く疑問にも思っていなかったのです。
私の、真剣な悩みは誰にも伝わらず、一人で戦っていたのです。
私は一気に孤独感に襲われました。
そんな状態で間もなく始まる2学期。
私はこのままの気持ちで、学校には絶対に行きたくありませんでした。
もう担任に無視されるのは嫌だ。
一人だけ何でもないことで注意されるのも絶対に嫌だ。
私は、もう部活のレギュラーの座も、友達も何もかもがどうでもよくなりました。
これしかない
2学期の始業式の日、
と母に言いました。
普段私は滅多に、病気をする事がなかったため、母は疑いもせず休みの連絡を学校に入れてくれました。
母「病院に行く?」
と聞かれましたが、
とごまかしました。
最初の数日は、母も何も言わずに休みを認めてくれました。
しかし、一週間を過ぎる頃には滅多に体調崩すことがなかったので、さすがに「おかしい」と思ったみたいです。
母「何かあったの?そんなに、体調が悪いのに病院には行かないと言うし。今までそんなことなかったでしょう?」
そこで私は、今までの事を全部母に話しました。
思い出すだけで悔しくて、最後は大泣きしながら思いを吐き出したのです。
母は静かに、最後まで聞いてくれました。
母「分かった。もう無理しなくて良いよ。ごめんね。一度話してくれたことあったよね。あの時もう少し真剣に聞いていれば、ここまで酷くなってないよね」
と、母も涙を流しながら、学校に行かない。
という選択を許してくれました。
そこから私の不登校は始まったのです。
不登校中のわたし
無気力
中学校2年の2学期から不登校になりましたが、そうすると逆に
という気持ちは不思議と消えていきました。
同時に、
やりたかったこと、やりたくなかったこと。
全てが私の日常から消え、1日ボーっと過ごす日々が続きました。
たまに教科書を開いたりもしましたが、習ってないので解るはずもなく、かといって自分で調べようなんて気力もありませんでした。
部屋から出るのは、トイレや食事、入浴くらいで、後はゲームや、マンガを読むだけの日々が続きました。
そんな生活を続けるうちに4か月近くが過ぎ、もう年末になっていました。
S担任からは不登校を始めた頃、一度だけ具合を訪ねる電話があっただけです。
その時は「なかなか体調が戻らなくて…」と母が対応してくれました。
S担任「そうですか。早く元気になって登校するよう伝えてくださいね。」
と義務的に言ったそうです。
それっきり、連絡はありません。
私はこの頃こんな風に思っていました。
まだこの時は、勉強の遅れや、高校の事なんて頭の中には全くありませんでした。
親も、進学や勉強の事など、私に一切どうするのか聞いてくることはなかったからです。
親の気持ち
私が不登校になった時から、母も色々インターネットを駆使して
母「不登校でも高校へは行けるようにしておかないと・・・。」
と調べていました。
これと言って解決策も思いつかず、休憩がてらyoutubeを開いて好きなアーティストのライブ映像をみていた時。
母は関連動画リストの中に気になる動画を見つけました。
母「あれ?これ・・。」
興味を惹かれたものがあったのでしょう。母はその動画をクリックしたそうです。
その動画の配信主も中学時代不登校になっていたとの事でした。
そして、毎日家でマンガ読んだりゲームをしたりしていて堕落した日々を過ごしていました。
それをみた配信主の母親が、「これではダメだ!」と言う事で家庭教師をつけてその配信主に個別指導をしてもらって高校に合格できたと言う話でした。
配信主が不登校になった原因は学校の友人と対立してしまい、それを学校の先生に相談したが取り合ってくれなかったことがきっかけみたいで、今でも学校教育には疑問を持っているとのこと。
そして、この時の家庭教師に教えてもらったことをきっかけに配信主は人生が変わったと言い、不登校でも高校に行くには家庭教師をつけて勉強した方がいいという話で終わってました。
母「これは、、ほぼ同じ状況だわ。」
母はこの動画をきっかけにその動画の配信主について色々調べて行きました。
なぜ家庭教師が良いのか?
当時、母から見ると私が不登校になってから勉強をどれくらいやっているかわからない状況であり、定期テストもないので今どのくらいできていないかが把握できていない状況でした。
母「どこかへ行かせないと・・」
という考えを母親は心の片隅で持っていたのもあります。
そして、その配信主に興味をもって関連の動画も調べて行ったら、なぜ家庭教師がよくて他のがダメなのか説明している動画がありました。
不登校になる原因として
- 学校の先生とウマが合わなかった
- 友人から嫌がらせを受けた
これ以外にもありますが、ほぼ大きな理由がこの2つに集約されてきます。
どちらも共通して言えることが
・対人関係での出来事
ということです。
不登校でも勉強して成績を上げる方法として、学校周辺の人間関係から離れた環境で勉強して行くことが必要になってきます。
その人間関係から離れた環境で勉強する方法として
- 通信講座をとる
- 塾に行く
- 家庭教師を呼ぶ
と言う方法がありますが、通信講座と塾は取らない方がいいです。
通信講座がダメな理由
通信講座は注文すれば数週間で教材が来て勉強することができます。
しかし、これには大きな欠点があるのであまりオススメしません。
それは、他の誘惑に負けたら勉強しなくなるからです。
基本通信講座は毎月来ますが、自分で勉強していく必要があります。
これは、学校に通っている生徒でしたら復習目的で日々コツコツするには効果がありますが、不登校の生徒はその期間の勉強を全く受けておりません。
なので、基本わからない状態で始まります。
わからない状態で始まり、自分自身で問題を見て、回答を見ながら学んでいくことができるか?と言われたら疑問符がつきます。
更に通信講座が適していない点は、質問のし難さです。
回答を見てもわからない部分があった場合、質問は出来ますが、その解説が自分の元に返ってくるまでに時間がかかってしまいます。
また質問したことの微妙なニュアンスも、文章のやり取りではなかなか伝わらず、いまいち理解ができないままで終わってしまうのです。
人は誘惑に弱いです。
ましてや中学生は誘惑に流されやすいです。
勉強をしていて
わからない→回答みる→それでもわからない→嫌になる→目の前に漫画がある→それを見だしてそのまま見続けてしまう
というパターンに流れるのがオチです。
「じゃぁ漫画とかを撤去したらいいんじゃないの?」
と言う声が出ると思いますが、基本中学生でしたらわからない時点でやる気を無くしております。
その時の対処法として他の人に教えてもらう必要があります。
まだ中学生は自分自身で問題を解いて自分で理解していく力は身につけれている人なかなかいませんので、そこは期待しない方がいいです。
そして、わからなくなったらそのまま問題集が積み上がる→手もつけずにお金だけ使っていく日々
となったら勿体無いですよね。
なので、通信講座は不登校の生徒の勉強材料としては不向きです。
塾がダメな理由
通信講座の次に選択肢として上がるのが塾になります。
「学校以外で勉強を!」
と言うことでまず選択肢として上がる塾も不登校の生徒に対してはあまりよくありません。
それについては、
- 基本親が働いていることが多いから生活圏周辺で選ぶことになる
- 生活圏周辺だと学校の生徒や関係者に会うことがある
この内学校の生徒や関係者に会うことがあると言う所がかなり曲者です。
基本生活圏内でしたらどこかでその学校に通っている生徒に会います。
そして生徒に会う(仮にRとします)→生徒Rが学校でいう→担任に伝わる→担任の状況次第で行動が変わる
と言う形になることがあります。
学校の先生次第ですが、「不登校になる生徒の方が悪い」と考える方も少なからずいます。
そう言う先生が担任の場合、ある程度不登校から戻ろうとしても逆に戻ってくることを拒否したりする場合があります。
生徒の復帰<自分の保身
に傾いている先生も少なからずいることも事実です。
そんな場合ですと担任に相談しても基本解決しません。
学校のスクールカウンセラーを通してサポートが受けれるように支援してもらう(学校のスクールカウンセラーが対応してくれない場合は外部の力を使って介入する)のが必要になります。
話が長くなりましたが、不登校でも成績を上げるためには普段の生活環境から離れた所で勉強して成績を上げることが必要になります。
そのためにも、生活圏内で塾に通うのはリスクが高すぎるので向いていません。
「じゃぁ生活圏外の塾行けばいいのでは?」
という声もあると思いますが、そのために時間を使って県外の塾へ行かせるのが効率として良いか?と言われたら非効率です。
そして塾は基本夕方〜夜にかけて行われることが多いので、塾が終わってから時間によっては迎えにいく必要があります。
塾も回数によっては週2〜3回あります。
その回数を県外まで迎えに行って通えるか?
と言うと親が多大な負担がかかります。
そしてその時間とお金が勿体無いです。
それをするくらいなら、家庭教師に勉強してもらう方が、親の負担がかなり少なくなるので、状況としては良い。
と動画では説明しており、これを見た母は共感したそうです。
母「確かに最初は県外の塾へ行かせたら良いと考えていたけど、それをしたら負担が大きいわ。
そして主人も私も仕事しているからその送迎のためだけに仕事に支障を来すことはできないね。
家庭教師に焦点を絞って調べていこう。」
と言う事で家庭教師について色々調べていくことにしました。
家庭教師について色々調べてみると
そこから母は家庭教師について色々調べていきました。
母親「家庭教師と行ったら基本家に来てもらって勉強を教えてもらう、スタイルだけど私の家は教えれるようなスペースが娘の部屋かリビングしかないね。」
と母親は呟きながら色々調べてました。
色々調べている中でふと目に入ったのが
「家庭教師の資料一括請求」
と言う所でした。
母親「家庭教師の資料一括請求かぁ。これだと一々問い合わせてする手間が省けるね。」
と言うことで母は娘の部屋に向かって行きました。
不登校の娘に家庭教師を受けるように言う
母は、いきなり私の部屋にやってきて、部屋のドアを開けながら私にこう言いました。
母「そろそろ不登校になって半年近くが経つけど勉強ってしているの?」
突然の質問にビックリしながら私はこう答えました。
母「やっぱり。学校行かなかったら教えてもらう機会がなくなるから、わからなくなるのは当たり前のことよね。
このままだと高校への進学も危ういから家庭教師をつけようと思うの!」
いきなり勉強の進み具合を聞いてきたかと思えば、家庭教師をつける??
プチパニックになりかけている私に、更に母はこう続けたのです。
母「元々不登校になった原因が先生との関係悪化でしょ。
それなら学校から離れた所で勉強したらいいの。
先生を見返したいんでしょ?それなら勉強して見返しなさい。
そして、高校も中学校のメンバーがいない所へ行きなさいね。
そのためにも、今は家庭教師で勉強することが大事よ。」
母の突然の行動に私は、呆然とただ、母を見つめることしかできませんでした。
そして、まだまだ、母の熱弁は続きました。
母「ただ勉強できるだけではダメなのよ!高校へ行く為には学校からの評定がいるの。
これは学校の定期テストを受けてたらとりあえずは評定つくから。そうしてもらうよう、そこは学校側とかけ合ってみるね。
だから、定期テストの時だけ学校へ行きなさい。
もちろん担任や周りの生徒とは絶対に会わないようにするように、学校側には徹底してもらうから。」
この時私は、母親の突然すぎる行動に、唖然とすることしかできませんでしたが、じわじわと
「私のことを見守ってくれていた…どうすればもとの生活に戻れるか、ずっと道を探してくれてたんだ」
と、母の力説を思い出す度に、どれだけ私のことを考え、どれだけ時間をかけて調べたんだろうと、母の思いに胸が熱くなりました。
この事を言い出すまで、母は勉強のことには一切触れなかったのです。
私の思うまま勝手に過ごす私を、静かに見守りつつ、満を持すまで調べ尽くしてくれた、勉強法。
母を信じて前に進もう!
母の言うとおりに行動を移すことにしました。
中学生の多感な時期になったら学校に馴染めずに不登校になる子どももいます。
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家庭教師で私が出した条件
母親が「家庭教師を頼む上で何か条件はある?」
と聞いてきましたので、私が条件に出したこととして
- 女性であること
- 時間の融通が効くこと
- 中学生の勉強を、一から教えることができる人
でした。
この条件を元に母親が調べてくれ、インターネット越しに対応してくれた先生は国立大学に通っている女子大学生でした。
歳も近く、明るい人でしかも最初の挨拶で
家庭教師「私も少しだけだけど、不登校の時期があったから、気持ちは解るよ。一緒に頑張ろう。」
と話してくれたのです。
さらに、
家庭教師「1年以内に高校合格することを考えるとかなりの勉強時間が必要になります。まずは数学と英語を中心に勉強をしていってくださいね。
さらに、勉強する内容も考えなければいけません。例えば、数学を、3時間続けてしても、途中で飽きてしまい続きません。
数学1時間、社会1時間、数学1時間という形で計算科目、暗記科目と交互にしていくようにしてくださいね。
そして、間は必ず休憩を挟んでくださいね。
私も学校の都合とかで対応できない時がありますので、そのときはお互い事前に連絡を取りましょうね。
また違う時間に振り替えて対応します。」
このように、まるで私の不安を一つ一つ消していくように丁寧に、勉強のやり方から流れまで優しく教えてくれたのです。
そういった親身になってくれる様子、そして歳の近さやインターネットを使って対面で家庭教師の先生と会話ができることなどから、私は安心して勉強に取り組むことができました。
その安心感と勉強を進めることができている実感から、ひたすら学校を避けていた気持ちまでもが、少しずつ和らいでいったのです。
そうして家庭教師の先生と猛勉強をした結果、夏休みが終わる頃には成績が上がり始め、秋には学校に通っている生徒とほぼ変わらないくらいの成績に上がってました。
年末には志望している学校に合格できるほどの成績に届くようになりました。
母が「クラスメートに会わないように」と気を使ってくれ代理で高校の願書を提出してくれました。
さらに、家庭教師を決めた辺りに母親が学校側と話をしてくれて、進路に関わるテストの時だけは
- 他のクラスメートの目に触れないようにする
- 不登校の原因になった元担任や今の担任は絶対視界に入れないこと
と言うことを当時の校長が確約してくれましたので、不登校期間でもテストの時だけは別室受験をしてテストの成績だけはつけてもらっていました。
成績表は後日郵送で送られてくると言う形でした。
高校受験を考えると、不登校期間でもテストだけは受けておく必要があります。
受験前日
年明けになると、今までしていた数学や英語よりも暗記科目である社会や理科を中心に勉強をするようにし、いよいよ明日は受験日となりました。
受験前日にもオンラインの家庭教師を受けていました。
家庭教師「いい?今日はもう勉強しないで。ゆっくり休んで体調を整えて。食事も消化のよいものを軽くね。」
とアドバイスがありました。
この時は母親の側で勉強していたので母親も入ってきました。
母「今日は明日勝ち抜くために、豚カツにしようと思ってるのに。それに最後の見直しをしないと。」
と割り込んできました。
すると、家庭教師の先生からこんな話しがありました。
家庭教師「受験に勝つための勉強はすべて終わりました。最後に無理をすると、この時期体調を崩す子が多いんです。
私が大学受験した時も前日に猛勉強して受験当日に寝落ちした人がいましたよ。
もちろんその子は不合格でした。
それに豚カツ等、消化に負担をかけるものは、受験前日に食べるのはダメですよ。
ただでさえ、明日の受験で緊張してるのに、そんなの食べたら明日トイレとお友だちになる可能性もあります。
せっかく頑張ったのに、体調不良で台無しにしたらもったいないですよ。
豚カツは受験が終わってから食べてくださいね。」
と経験を交えて力説してくれました。
母「そうね。勉強だけだなく、体調管理も徹底しないといけないよね。
普段何気なく食べてるカツも、確かに胃もたれとか起こすから受験前日に食べたらダメだね。
豚カツは受験終わってからにしようね。」
と納得しました。
そこで、母特製の鍋焼うどんを食べ、温かいお風呂にゆっくり入り、早めに寝ました。
受験当日
いよいよ受験の日になりました。
朝起きた時の天気予報はくもりでした。
最初自分で行こうと考えていましたが、父が天候が崩れて、交通機関が麻痺するかもと心配し、わざわざ有給を取って自家用車で受験会場まで送迎してくれました。
これが大正解でした。
出発して程なく突然大雨になったのです。
しかも、この日は気温が低かったので時間が経つごとにみぞれに変わりました。
とホッとしました。
実際、受験会場に着くと、試験に間に合わなかった生徒もいたようでした。
1年間必死に勉強した結果もあり、受験の手応えはいい感じでした。
良い家庭教師の先生と巡り会え、優しく見守り、支えてくれた両親がいたこと。
私の人生は、先が見えないと不安だったあの頃、両親のお陰で良い家庭教師の先生と巡り会えたことが、私を救ってくれました。
勿論受験は大成功でした。
中学校卒業 今までの自分との決別
卒業式に出る気はなかったのですが、
母「最後くらい行っておいたら?Aの行く高校はあの中学校から行く生徒はいない所だよ。二度と会うことはないしここで過去の自分と決別しておくことが必要だよ」
と言われたので、
と言う事で、今までの自分との決別の意味も込めて行くことにしました。
卒業式の日、2年の時の担任だったS先生は
S担任「おめでとう。あなたはやればできる生徒だと思ってたわ」
と握手を求めながら、平気な顔で近づいてきました。
私はニッコリしながら
と差し出された手を無視して、一礼しました。
S先生はポカンとした顔で立ち尽くしていました。
そのポカンとした顔がまた滑稽で面白くて笑いそうでしたが、そこはグッと堪えて中学校の正門を後にしました。
もう2度と来ることの無い学校。
そして会うことの無い人たち。
不登校だった自分。
これからは、明るい未来に向かっていくよ!
まとめ
- 不登校の原因は友達とのトラブルだけではない
- 子どもが無気力な時親はどうすればいいか
- 子どもの気持ちを第一に
- 子どもが話してくれたら黙って聞いて受け止めて
- やる気が出たらチャンス。何が一番良い方法かじっくり考えて
- 選択肢は、併用が効果的
- 受験前日の過ごし方が重要
- 当日のアクシデントも忘れずに
- 最後は笑って終わろう
振り返ってみると、私は不登校になったのがきっかけで、色々学びました。
新しく通い始めた高校でも、先生に疑問があったり、あの時のように反発したい気持ちになることもあります。
ですが、心の持ち方ひとつで、楽しく乗り越えています。
中学校のクラスメートがいないので、新しく友達を作る必要がありましたが、話してみると周りもほぼ同じ感じでしたので、友達もたくさんできました。
今思えば、あの時家庭教師の先生に出会えたこと。
友達とのつきあい方や、他愛もないお喋りから学んだ事で、今楽しく学校生活が送れていること。
いつも見守り、支えてくれた両親がいたこと。
何より高校受験を考えたときに、どの様な勉強方法があるかを探ったことで、選択肢が増え、今の私がいること。
普通に、中学生活をしていたら気づけなかった事を学べましたので、卒業式でS先生に嫌みで言った
は、嫌みでなくわたしの本音だったのかもしれません。
今、不登校や学校で問題のある人へのメッセージとして、先生は絶対ではありません。
自分との相性の良し悪しで、学校生活は楽しくもなり、また逆に行きたくなることもあります。
そんなときでも、自宅学習はとても大切です。
自分で勉強しているだけでは、挫折する可能性があります。
私の経験上、できれば家庭教師と一緒に学んでいくのがいいですよ。
中学生の多感な時期になったら学校に馴染めずに不登校になる子どももいます。
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多感な中学生でも特に中学2年生と3年生の2年間は最も多感な時期になりますね。
この時期に学校生活に馴染めずに不登校になる方もいます。
私の中学時代にも不登校になった同級生がいました。
私の同級生はその後戻ってくることはありませんでしたが、私の職場の課長補佐の子ども(沙耶さん・・仮名)は不登校でしたが、その後復活することができたみたいです。
その経験を語ってくれましたので、紹介します。
このお子様は今青春時代を満喫しているみたいです。