中学生の英語問題の解き方とは?長文読解力アップのコツは?

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陽介
中学生になりますと「英語」が始まりますよね。

最初でつまづくととことん英語嫌いになりますよ(苦笑)

私の同級生で英語塾を経営している方がいるのですが、その方と久しぶりに会って話してた時に全く英語ができなかった同級生の話が出てきました。

その時に「今の持っている力があの時に会ったらあの子も英語できてたかも。」と言ってたのが印象に残りました。

私自身英語を仕事で使うことがありますので、英語の長文読解力を上げる方法について聞いてみました。

中学生で受験対策をしている人は必見の内容です。

「語い問題や文法問題なら解けるのに、長文問題になった途端に点数が稼げなくなる。」

ということはありませんか?

私も、長文は解くのに時間がかかってしまい、時間内に全問解けなかったり、問題と本文を行き来するうちに訳が分からなくなって

「あー、もう分からない!」

と放り投げたりしていました。

しかし、配点が高い長文問題は、解き方をマスターするだけで点数がアップするお得な分野でもあるのです。

周りの生徒と差をつけられるチャンスです。

どんな文章でもこのコツさえ押さえれば、苦手意識も克服できます。

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単語と文法、すべて頭に入っている?

 

長文を難なくこなすために必要なのは、何と言っても単語と文法です。

単語と文法は、毎日の授業で習うものをすべて頭に入れるのが基本です。

「そうは言っても、なかなか覚えられない。」

分かります。

ただ単に丸暗記しようと思っても、やる気が続かず覚えられないですよね。

そこで、私が実践していた例を紹介します。

参考にしてみてください。

まず、単語の覚え方ですが、教科書に新しく出てきた単語は単語帳を作ってメモしましょう

学校の先生が「単語帳作れ!」と言うので、義務的に作っている人もいるかもしれません。

でも、先生も何の理由もなく作れと言っているわけではありません。

単語帳を作ることは、新しい単語をより身近に感じさせるチャンスなんです。

単語のつづり、意味だけでなく

発音、品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞)

例文も書いておくと良いでしょう。

絵が得意という人は、その単語にちなんだ絵を描くというのも手です。

単語帳作りが楽しくなるのと同時に、単語の印象も強くなって覚えやすくなりますよ。

また、復習の時には、その単語を覚えたらシールを貼っていくのも良いですね。

シールが増えていくと

「私、これだけ覚えたんだ。」

という自信につながりますし、

まだこれは覚えられていないな。」

という単語も目で見てすぐに分かります

文法についてですが、教科書は重要な文法の宝庫です。

なので、教科書を利用しない手はありません

予習の時に、教科書本文を丸写しして、実際に手で書く動作を取り入れると良いです。

そして、それをまずは自分の力で訳してみましょう

分からないところは分からないままに訳してみて下線を引くなどして、後で授業の時や先生に聞いて確かめましょう。

私は学生時代、このようにノートを作っていました。

本文を書き写すときは、一行書いたら二行空けて続きを書くようにしていました。

授業中先生の言ったことを本文の下にメモしてもまだ一行空いているので、復習のときかなり見やすいですよ。

このようにすれば、教科書の本文から文法の使い方も訳し方も学べて、力がグンとつくでしょう。

実際、定期テストでは90点以上がほとんどでした。

では、単語と文法をマスターしたところで、長文問題に取りかかっていきましょう。

本文を読む前にやっておくべきこととは?

 

みなさんは、どういう順番で長文問題をチェックしていますか。

私がオススメしないのは、何よりもまず本文を読み始めてしまうことです。

なぜなら、本文以外にもキーワードやヒントが隠されているからです

本文をはじめに読んでしまうのは、かなりもったいないことなんです。

まず本文に入る前に、大問横の文を見てみてください

4.次の文章は、サラ(Sarah)が初めて日本食(Japanese food)を食べたときのスピーチです。これを読んで、あとの問に答えなさい。 

このような文章が、本文前に書かれていることがあります。

見落としていませんでしたか。

この場合、サラという人と日本食がキーワードであるとつかめます。

本文の内容をおおまかにキャッチできるヒントですね。

しかし、試験によっては、問題文にこのような文章がないこともあります

あればラッキーと思って、本文を理解する手助けとしてください。

そして、どんな問いがあるかも見ましょう。

「次のア~エの文を、本文の流れに沿って並べかえなさい。」

というような問題は、本文の内容をおおまかに探れるチャンスです。

選択肢ア~エの文に目を通しておくと長文を把握しやすいでしょう。

選択肢が英語で書かれている問題もありますが、日本語で書かれているとなおラッキーですね。

「本文の内容と合致するものを、次のア~エの中から一つ選びなさい。」

というような問題は、選択肢を全部読むのではなく、最初の選択肢だけを読みましょう。

こういう問題は、選択肢の内容が本文に出てくる順番通りになっています

例えば、選択肢アを解くカギとなる文が本文に出て来た場合、次はイを解くカギとなる文が本文中に出てきます。

アの文が出て来たら、次はエについての文が出て来るということにはありません。

選択肢を全部読んでしまうと、後で

れ?どうだっけ?」

「私が読み方間違ってるの?」

と混乱してタイムロスにもなってしまいます。

なので、最初の選択肢アだけを読んで

「そんな話が出てくるのか。」

と何となくつかんでおき、アが内容と合致しているか分かればイを読むようにしましょう。

そして最後に、問1がどんな問いかを見ておきましょう。

それを頭に入れた状態でいよいよ本文に入っていきます。

本文をただ読むだけではダメ?

 

通常、問題をときながら本文を読み進めるのですが、何もしないで問題を解こうとすると迷子になります。

「問題と本文を行き来していたら、訳が分からなくなってきた。」

そうならないためにも、本文を読むときは手を動かしてマーキングしながら読みましょう。

そうするとより集中できますし、後で問題を解くときに目印となりますよ。

印をつけるのは、登場人物、キーセンテンス、接続詞の3つです。

長文問題には、登場人物が複数人出てきます。

「Johnってどこで出て来たっけ?Sarahって教師だっけ?」と、パニックになったり選択肢に惑わされないためにも、本文中に印をつけておく必要があります。

後で振り返っても誰がどこで出てくるか、どんな人だったかをすぐに把握するために、人物名を四角(□)で囲んでおきましょう。

そうすると、問題である登場人物について聞かれたときも、印を頼りにすぐに見つけることができます。

また、キーセンテンスには下線を引きながら読み進めましょう。

キーセンテンスというのは、パラグラフ(段落)の中で最も重要な文のことです。

作者が最も言いたい、伝えたい文になります。

キーセンテンスは、パラグラフの最初の文であることが多いです。

英語は日本語と違って、最初に言いたいことや結論を言います。

例えば、作者が「あるイヤホンを愛用している」ということを言いたいとき、日本語と英語では次のような順番になります。

日本語
このイヤホンは音質が良いしデザインもカッコいいので、愛用しています。
英語
私はこのイヤホンを愛用しています。それは音質が良く、デザインもカッコいいからです。

英語にはこのような特徴があるので、パラグラフの内容をつかむためには最初の文に注目して読んでいくと、全体の内容把握にも役立ちます。

ここで注意しておきたいことは、キーセンテンスは必ずしも最初の文とは限らないということです。

キーセンテンスが2文目に来ることや最後の文になることもあります。

卵を使った日本料理はたくさんあります。その中でも一番おいしいのは卵焼きです。卵をとかしてうすく焼いたら、それを巻いていきます。

このようなパラグラフがあったとすると、作者の言いたいことは卵焼きについてです。

なのでこの場合、2文目がキーセンテンスとなります。

キーセンテンスが最後になる文章は、次のようなときです。

卵を使った日本料理はたくさんあります。私は、日本にいたとき卵かけご飯や茶わん蒸しを食べました。その中でも一番おいしいのは卵焼きです。

このように、キーセンテンスが1文目でないときもあるので、どこが重要な文か探す必要があるのですが、基本的には最初の文だと覚えておけば良いです。

そして、接続詞には矢印をつけていきましょう。

“But”や”However”の後は、作者の言いたいことが来ることが多いので、接続詞に矢印()をつけましょう。

“So”の後にはまとめや結論が来るので、接続詞に矢印()をつけると目立ちます。

このような接続詞の後の文がキーセンテンスになってくることもあるので、印をつけていて損はないでしょう。

このように、マーキングしながら本文を読むことで、長文全体の大体の流れも理解しやすくなり、見落としもなくなります。

苦手だった長文問題も、すらすらと解けるようになるでしょう。

まとめ

 

  • 授業で出て来た英単語と文法をすべて覚える
  • 長文では大問横にもキーワードがないか見る
  • 長文では本文を読む前にどんな問いかチェックする
  • 本文を読む時は登場人物、キーセンテンス、接続詞に印をつける

英語は何といっても日々の積み重ねです。

授業前には予習をして、単語テストや小テストでももれがないようにしましょう。

そうすることで、どんな長文がきても安定した点数をとることができるでしょう。

配点の高い長文で点数を稼ぐことで、周りと差をつけることができます

英語を得意科目として、先生をあっと言わせましょう。

中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門が「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日
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