マグネットおもちゃの遊び方!発達に合わす事で知育に繋がる!?

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陽介
どこの家庭でも家にマグネットのおもちゃはあると思います。

私の所もあります。

ただ、子どもはあまり気に入っていない感じなので遊んでいる所をみたことがありません(泣)

これも結構悩んで買ったのに・・

こうならないように子どもの発達に合わせた良いマグネットおもちゃの選び方について、私の職場の先輩に教えてもらいましたので、紹介します。

突然ですが、おうちにマグネットを使ったおもちゃはありますか?

私には5歳と2歳のこどもがいるのですが、考えてみると、いつもそばにはマグネットのおもちゃが転がっていたような気がします。

お座りの時期も、手先が器用になってきた頃も、いろんな言葉を吸収する時期も、数字やひらがなを覚える時期も。

でも、マグネットのおもちゃって、種類がたくさんあって何を買えばいいのか迷ってしまいますよね。

また、大人が遊び方を教えてあげないと楽しみ方がわからなくて、結局、使わなかったということにもなりかねません。

そんな、手軽に遊べそうで、実は難しい、マグネットの遊びですが、使い方によってはさまざまなメリットもあるのです。

ここでは、こどもの発達に合わせたマグネットおもちゃ(遊び方)をご紹介します。

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お座りの時期には

 

使ったもの
・四色の図形マグネットシート

・ホワイトボード

『色』を見せて脳の発達を促そう!

お座りがしっかりしてくる7か月~8か月頃は、両手を使って遊ぶことができるようになります。

また、視力も0.1くらいになり、色に興味が出てくる時期です。

その時期には、四色(赤、青、黄色、緑)の図形マグネットを使ってみましょう。

ホワイトボード上に、自由にいろいろな形を作って、『見せる』遊びができます。

大きな丸と小さな丸二つを使ってくまさんを作ったり、四角と三角でおうちを作ったり。

四角と丸を組み合わせて車や電車、ロボットやお花などもつくることができます。

赤ちゃんが色の判別をできるようになっている時期ですから、積極的に色を使った遊びをしてみましょう。

特に明度の高い黄色や、赤ちゃんが認識しやすい赤、原色の青や緑という色を見せることによって、刺激を受け、脳の発達を促すことができます。

うちの長男は視覚で感じることが特に好きだったので、私が貼るのを何度でも、食い入るように見ていました。

「指先遊び」で脳を活性化させよう!

『見る』遊びをしばらくすると、自分も貼りたいという気持ちが出てきます。

うちの次男は、見るよりやってみるタイプだったので、すぐこちらに移行しました。

「これは、きいろのまるだね。」などと教えながら、まずは、こどもといっしょに貼ってみてください。

お座り時期のこどもにとって、物を持つ、それを適当なタイミングで離す』という行為はとても難しいのです。

マグネットは、その特性により、離すタイミングがわかりやすいので、この時期の赤ちゃんでも、楽しく学ぶことができます。

何度か繰り返して感覚がつかめてきたら、ひとりで貼ることができるようになります。

慣れるまでは、体ごとホワイトボードに突っ込もうとするので、転ばないように気を付けてくださいね。

余談ですが、こどもって、マグネットの上にマグネットを重ねて貼っていくんですよね。

長男も次男も、同じ場所に何枚もマグネットを重ねていました。

大人では考えられないことなので、とても興味深かったです(笑)

つたい歩きの時期には

 

使ったもの
・いろんな形のマグネット(予定表などを冷蔵庫に貼るためのもの)

・冷蔵庫

一人遊びの練習をしよう!

つたい歩きを始めるころには、後追いも激しくなり、おちおちキッチンに立つこともできませんよね。

またハイハイの時期とは違って、こけると怪我をするかもしれないし、そばから離れるのが不安になる時期でもあります。

「ヨチヨチと追いかけてくる我が子はかわいいのだけれど、少しは一人であそんでほしいな。」

そう思いますよね。

そこで、お母さんが家事をしている同じ空間で、一人遊びの練習をしてもらってはいかがでしょうか?

冷蔵庫に、いろんな形や大きさのマグネットを貼っておき、下にクッションマットを何枚か敷いておきます。

マグネットはあまり小さすぎると、誤飲の可能性もありますので、少し大き目の方が良いと思います

誤飲のことについても詳しく載せている記事がありますので参考にしてください。

子どもたちを誤飲事故から守る!大人がするべきこととは何か?

2018年11月4日

最初は、一緒に貼ったり、剥がしたり、並べたりして、遊び方を教えます。

こどもが夢中になった頃に、その場を離れます。

といっても、すぐ近く、同じ空間にいるので、こどもの様子を見ながら家事をすることができます。

またこどもも、母親の近くにいることで、安心して遊ぶことができるでしょう。

私はこの時期、歌をうたったり、話しかけたりしながら、よく洗い物をしていたのですが、こどもたちも喃語をしゃべりながら、貼ったり剥がしたりを繰り返していました。

マグネットシートは自分で剥がすことができないのですが、これなら指先でつまんで剥がすことができて、とても楽しかったようです。

長男は、赤と青のオーソドックスなマグネット、二男は、少し大きくて重めの、沖縄土産シーサーのマグネットが、お気に入りでした。

単語をしゃべり始めた時期には

 

使ったもの
・野菜やくだもの、乗り物などのマグネット

・ホワイトボード

単語をしゃべり始めた1歳すぎには、いろんな言葉を教えるために、食べ物や動物のマグネットを使って遊ぶのはいかがでしょうか?

りんごやみかんなどのくだものや、トマト、にんじんなどの野菜、車やバスなどののりものマグネットを用意しましょう。

このような細々したおもちゃは、本屋さんの絵本コーナーに置いています。

また、マグネットシール(100円均一に売っている)にプリントアウトした絵を貼って、自作することもできます。

言葉を覚えよう!

最初は、マグネットをこどもに渡しながら、「りんごだよ。」と教え、ホワイトボードに貼るところから始めます。

わかる単語が増えてきたら「りんごは、どれ?」とこどもに聞いて、取ってもらいます。

繰り返し遊び、単語を多くしゃべるようになる頃には「これはなに?」と聞いて、答えてもらうなど、いろいろな遊び方につながっていきます。

会話の中で、さまざまな言葉を聞いて学習しているこどもですが、ひとつひとつの単語を教える、覚える、という時間は意外に少ないのではないでしょうか?

また、おうちにあるもの、お散歩中に見ることができるものは、偏りがあり、いろんな単語に触れさせるという機会は、大人が作ってあげる必要があります。

ほんの少しの時間、例え毎日3分でも毎日続けていると、言葉の吸収が全然違うので、ぜひ、やってみてくださいね。

仲間分けをしてみよう!

りんごやみかんは『くだもののなかま』です。

つまり、上位語は『くだもの』ですが、にんじんやトマトなどの『野菜』などとともに『食べ物』という上位語でまとめることができます。

このような上位概念は、物事を体系的に理解するときに非常に重要です。

そこで、単語を覚えるときに使ったマグネットを使って、上位概念の勉強を遊びながらしてみましょう。

この、分類という作業、こどもは大好きです。

これまでのように、ただ貼るだけではなく、考えて正解を導くという行為は1歳~2歳のこどもにとっては、刺激的な楽しい遊びになります。

分類に慣れてくると、野菜とくだものなどといった、少し高度な分類にもチャレンジしてみましょう。

我が家の長男は、分類がとても好きで、2歳半の頃、パスタの麺を見て、「これは、かんぶつ!(乾物)」と言っていました(笑)

1,2,3,4・・・数唱ができるようになったら

 

使ったもの
・数字盤(くもん出版)

・ホワイトボード

数字の形を覚えよう!

お風呂で「1,2,3,4・・・」と数えていると、こどもは数唱できるようになりますよね。

1から10まで数えられるようになって登場したのが、数字マグネットです。

ホワイトボードに『1』といいながらマグネットの『1』をホワイトボードに置きます。

最初は1,2,3・・・と順番に置いていきますが、慣れてくると10から逆にしたり、バラバラにしたりしながら、何度も繰り返します。

こどもと順番に置いたり、言う係と置く係に分けてみたりすると、ゲーム感覚で楽しく続けることができます。

「1」という形には、名前(読み方)があることを理解する。これが非常に大切です。

これが理解できると、後々、ひらがなを覚えるときにも役に立ちます。

「うちの子は数字なんてまだまだ覚えられない!言葉もまだまだしゃべれないのに。」

そう思っているお母さんには、特にやってみて欲しいと思います。

うちの二男は、言葉が遅く、2歳のお誕生日を過ぎても、パパ、ママ、くらいしかしゃべれませんでした。

でも、お風呂での数唱だけは、「い~い(1)、い~い(2)、あ~ん(3)・・・」といっしょにいえるようになっていました。

そこで、数字マグネットを使って遊んでみると、1~10までの形はすぐに覚えることができました。

おしゃべりが遅い、できないから、といってすべての能力が遅れているわけではないし、お話をしない分、頭の中で、いろんなことを考えたり、学んだりしているのだと思う出来事でした。

2歳を過ぎても、おしゃべりができない場合、遊ぶ内容も限られてきて、周りを見ると特に不安になりますよね。

そういうときは、このような少し難しいかな?と思うような遊びをしてみるのもいいかもしれないですよ。

『いっしょ』を探そう!

くもんの数字盤の表面には、1、2、3、と順番に数字が書いてあり、同じ数字のマグネットを上に置いていく仕組みになっています。

数字の形を覚えるのと並行して、同じ形を探す練習もしてみましょう。

『1』のマグネットを渡し、『同じ形はど~こだ?』と探して遊びます。

これも1から順に置くことから初めて、ランダムにしたり、交代で置いたりして遊ぶと、飽きずに楽しめます。

知育おもちゃでよく見る、形はめパズルも、『いっしょ』を探す遊びですね。丸や三角、星などの形のピースを、同じ形にはめ込んで遊ぶパズルです。

こどもは、『いっしょ』を見つけることができるようになると、遊びの幅が、ぐんと広がります。

色の名前を教えるときにも、『いっしょ』がわかっていると、教えやすくなります。

『考える、分かる、褒められる。』これがこの時期のこどもの自信につながり、いろんなことをやってみよう!という原動力にもなります。

我が家の次男は、いっしょ遊びがいまだに好きで、デジタル時計の数字や、車のナンバープレートを見ては、『2と2、いっしょ!』と嬉しそうに教えてくれます。

お絵かきに興味がでてきたら

 

使ったもの
・お絵かきボード『せんせい』

殴り書きができるようになったら、クレヨンで画用紙に書かせることが多いと思います。

でも、この時期のこどもは、まだ、紙の中に納めて書く、ということができないので、ずっとついて見ていないといけないですよね。

目を離すと、クレヨンを口に入れたり、床がクレヨンの落書きでいっぱいになっている!ということもあります。

そこで、登場するのが、お絵かきボードです。

1977年の発売から、お絵かきボードの代表として売れ続けてきた『せんせい』は、現在、さまざまな種類があります。なんと、スマートフォンのアプリで動くぬりえができるものまであるのです!

とにかく、書こう!

こどもがなにかに興味を持ったとき、思いっきり飽きるまでやらせてあげるのが理想です。

クレヨンでお絵かきがいちばんいいのですが、毎日何度も付き合えない・・・。

お絵かきボードであれば、こどもが好きなときに一人で、何度でも遊ぶことができます。

実は私、一人目のときは、お絵かきボードに批判的でした。

小さいころは、きれいな色に触れさせたいという気持ちが強かったからです。

しかし、長男のひらがなの練習に使ったお絵かきボードが、2歳すぎの次男にピタリとはまったのです。

とにかくペンを持って、好きなように書いてみる!消してみる!スタンプを押してみる!

ただそれが楽しかったようで、おもちゃ箱から引っ張り出して、よく遊んでいました。

長男のときは、机を出して、クレヨンと画用紙を用意して、「さあ!書こう!」と手間がかかったので、当然、日に何度もさせてあげることはできませんでした。

その点、次男は、書きたいときに好きなだけ書いていたこともあり、まっすぐな線や閉じた丸を書けるようになったのは平均より早かったです。

小さいころは、『書く』という行為が楽しいのであって、色に興味を持って、選んで書けるようになるには、もう少し時間がかかります。

人にもよりますが、3歳や4歳、きちんと紙に絵を納めることができるような年齢になってから、色を使って書くということに興味が出てくるのではないでしょうか?

お絵かきに興味が出たら、ペンを持って好きなように書くこと、その積み重ねが、筆圧や運筆のいい勉強になりますので、ぜひ、そばに置いておきたいおもちゃです。

まとめ

 

こどもの発達に合わせたマグネットのおもちゃで遊ぼう!

① お座りの時期には

『色』を見せよう!  『指先遊び』で脳を活性化しよう!

② つたい歩きの時期には

一人遊びの練習をしよう!

③ 単語をしゃべり始めた時期には

言葉を覚えよう! 仲間分けをしてみよう!

④ 数唱ができるようになったら

数字の形を覚えよう!  『いっしょ』を探そう!

⑤ お絵かきに興味が出てきたら

とにかく、書こう!

我が家の今日一日を振り返ってみます。

もうすぐ三歳になる次男は、ピタゴラスひらめきのプレートで箱を作って遊んでいました。

五歳の長男は、砂鉄と磁石で遊び、N極とS極の不思議を図鑑で調べていました。

してほしいお手伝いは短冊に書いて、いつものホワイトボードにマグネットで貼ってあります。

やはり、マグネットのおもちゃは我が家にとって、必需品のようです(笑)

マグネットの遊びは、押すと音が鳴るものや光るおもちゃと比べると、地味で、すぐにこどもの気をひくことはできないかもしれません。

しかし、大人の働きがけで、こどもの「知りたい」や「やりたい」、「楽しい」をたくさん引き出すことができます。

こどもの発達に適したマグネット遊び、いつもの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

このように効率的にマグネットを使った遊び方をすることによっても子どもの知育は伸びていきます。

ただ、記事の中にもありましたように子どもの月齢に合わないことをしてしまうと気に入らなかったり、やらないことが多々あります。

そこを無理にさせていたら子どもは興味を持たなくなって本末転倒になります。

そうならないためにも、あくまで子どもに対しては遊び感覚で取り組めるようにしていってください。

小学校入る前の子どもは基本遊びから物事を学んでいきます。

その遊びに知育や教育の部分を取り入れて、遊びながら効率よく学んでいくことが、子どもに取って良い教育になると私は思います。

「そうは言っても、子どもの年齢に合うものがわからない・・」

と言う方はこちらの記事を参考にしてみてください。

皆さんも知っているこどもちゃれんじの紹介になりますが、子どもの年齢に合わせたおもちゃとDVDが来ます。

それ以外にも色々なものが来ますので、子育てをしていく上で参考になることが多いです。

実際、私もこれを取ってから参考になることが多かったです。

年齢ごとの紹介についてはこちらの記事で詳しく載せておりますので、参考にしてください。

こどもちゃれんじは子どもの興味をそそる、その体験談を紹介

2018年11月6日
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