夏休みが終わり、夏の暑さも徐々になりを潜めて、過ごしやすい日が多くなってきましたね。
秋の涼しさと共に、私の周りでは少しづつ受験モードに雰囲気が変わりつつあり、受験生のお子さんを持つ方からは受験の話なども聴こえてくるようになりました。
「うちの子が勉強に集中してくれない」
「遊んでばっかりで大丈夫なのかしら・・・」
などよく耳にする話題もある中、意外だなーと思ったものが夜食の話題でした。
「塾からお腹を空かせて帰ってくるけど夜も遅いから何を食べさせればいいのか」
「夜遅くまでお菓子をつまみながら勉強してるからなんだか子どもが太ってきちゃって」
「塾帰りにコンビニで揚げ物や菓子パンを買い食いしているが大丈夫かなぁ?」
なるほど、確かに自分も受験生時代は日付が変わる頃にお腹を空かせてカップラーメンとか食べてたなー、でも受験が終わる頃にはちょっと太ったかもしれない・・・(笑)
我が子もいずれ通る道、悩める奥様も多いようなので私自身が過去やってたことが正しいのかも含めて調べてみました。
最後にはおすすめの夜食と栄養学を学んでいる友人から教えてもらったおすすめの夜食レシピをご紹介します。
目次
そもそも夜食ってどうなの?
夜食というと「太ってしまう」「眠りが浅くなる」「次の日胃がもたれて朝食が食べれなくなる」などマイナスなイメージが強く出ると思います。
実際夜遅くに食事を取ると寝る時間になっても胃や腸が働き続けるため眠りが浅くなってしまったり、お腹を空かせているからとたくさん出してしまうと食べ物を消化しようとお腹に血液が集中してしまうため頭に血液が回らず集中力が切れたり血糖値が急激に上がって眠くなってしまいます。
逆に空腹の状態で勉強をしても、頭のエネルギーとなるブドウ糖がないわけですから頭が回らない・集中できない・イライラしてしまうといったデメリットがあります。
なので夜食に最適なものとなると
- すぐにブドウ糖になる(頭の栄養になる)
- 胃に優しい食材(消化の良いもの)
- 少量でも満足感のあるもの
となってきます
また、夜食を出してあげるときには量に注意してあげてください。
たっぷり出してしまうと睡眠の質を下げてしまいます。
ピッツバーグ大学メディカルセンター(UPMC)の睡眠薬センターによると
となっています。
夜食におすすめの食材
白米
お米は私たち日本人が最も食べ慣れている食材ですね。
日本人の体は穀物類を消化するのに適した構造をしているためお米は消化もよく、夕飯でお米を多めに炊いておけばそのまま夜食に使える・冷凍保存も可能なので調理もしやすい食材になります
ヨーグルト
消化に良いだけではなく、乳製品のため成長期に不足しやすいタンパク質やカルシウムといった栄養素も摂ることが出来るまさに一石二鳥の食材です。
さらに乳酸菌による整腸作用や、免疫力の増強なども期待できます。受験生はストレスなどで風邪をひいたり体調を崩しやすいので受験生向けの食材でもありますね。
豆腐
豆腐に含まれるタンパク質は空腹を抑える作用があります。消化もゆっくりなので満足感が長く続くのもポイントです。
出してあげるときは冷奴よりも電子レンジで30秒程度温めてあげるとお腹を冷やさないので胃にやさしいです。
夜食に不向きの食材
お菓子・アイス類
ブドウ糖は頭のエネルギーとは言いましたが、お菓子やアイスクリームは高カロリーかつ高脂肪なので消化に悪く睡眠の質を下げてしまいます。
睡眠の質が下がると脳の疲れも取れず勉強に支障が出てしまうので避けるべきです。
そしてなにより太ります・・(笑)
お子さんが年頃のお嬢さんであれば避けたほうが良さそうです。
カップラーメンなどインスタント類
夜食といえばこのイメージですが、こちらも消化に悪いのでなるべく避けたい食材。
高カロリー高脂肪なのはもちろん、塩分も多いので、単純に頻繁に食べるのは避けたいところ。
でも、育ち盛りの男子としては食べたくなってしまうものなのですよね・・・。
唐揚げやコロッケなどの揚げ物系
カップラーメンと同様の理由ですが、揚げ物系も消化に悪いです。
そして、何より胃に残ります。
そのまま寝てしまったら次の日胃がもたれて朝食が食べれなくなることもあります。
朝食が食べれなくなった場合、その日の午前中は脳にエネルギーがいきわたらない状態になりますので、勉強する状況としては最悪の状態です。
子どもが食べたがっても、夜食に揚げ物系は控えるようにしてくださいね。
おすすめ夜食メニュー
「夜食に向き不向きの食材はわかった、それじゃあ実際に夜食に食べるならどんなメニューがいいの?」
夜食に向いてるからと言っても、手間のかかる料理じゃ家事の負担も大きくなって本末転倒ですよね。そこで夜食向きのメニューを実際に調べてみました。
おじや
風邪をひいた時の定番メニューのイメージですが、夜食にも最適なんです。
夕飯の残りのご飯と味噌汁に溶き卵を入れてあげれば完成するので比較的簡単に作れます。
白米が味噌汁を吸って米自体も膨らむので満足感たっぷり!
消化もよく卵のタンパク質のおかげで腹持ちも抜群です。
味噌汁
「ガッツリ食べたいわけじゃないけど小腹がすいたなぁ。」「しょっぱいものが欲しいな。」
こんな時には味噌汁がおすすめです。
夕飯の残りでもいいですが、ちょっとお豆腐を足してあげれば食べごたえもあります。
余裕があれば野菜やきのこ類をちょっと入れてあげると栄養価も高くなるのでオススメです。
ホットヨーグルト
「そもそも夜中に火を炊くのは面倒!」という方にはこちらがおすすめです。
そのままヨーグルトでもいいのですが、はちみつや砂糖を少し入れてからレンジで20秒程度温めてあげるとお腹も冷やさず美味しく食べられます。
さらにホットヨーグルトにすることによってヨーグルト内の乳酸菌が活性化し、腸の調子も良くなるとのことで、便秘しがちな女性に今人気だそうです。
お嬢さんがいらっしゃる方はこれを出してあげれば「お?わかってるじゃん」なんて株が上がるかもしれませんよ(笑)
栄養学を学んだ友人に聞いたおすすめ夜食メニュー
栄養学を学んだ友人にこの話をしたところ、おすすめの夜食があるとのことでその作り方を伝授してもらいました!
電子レンジで簡単。豆苗豆腐スープ
- 鳥ガラスープの素 小さじ1
- 水 150ml
- 豆苗 お好み
- 絹ごし豆腐 1/2丁
- ごま油 少々
ごま油以外の材料をスープ皿に入れ、レンジで2分加熱したら、風味付け程度にごま油を回し入れて完成
スープなので水分量と調味料を微調整すればその子に合った量で作ることもでき、豆腐のおかげで腹持ちも良いとのこと。
豆苗スープになっていますが、豆苗でなくても、ほうれん草や白菜などその時に合った野菜を入れるので大丈夫とのことでした。
(葉の厚い野菜や根菜など、物によっては事前に軽く電子レンジにかけて野菜を柔らかくしたほうが美味しいものもあるようなのでそこだけ注意してください)
せっかくなので私も作って食べてみました!
初めてなのでアレンジは加えず教えてもらったレシピ通りに作ってみました。
キッチンに立つのも久しぶりですがなかなか上手にできたと思います(笑)
作業はハサミで豆苗を食べやすい大きさに切るぐらいだったので洗い物も出ずお手軽でした。
味の方は薄味の中華スープで心落ち着く優しい味わいです。
鶏ガラだけでは物足りなくなってしまうところですが香り付けに入れたごま油がアクセントになってするする入っていきます。食べたあとの満足感もバッチリです。
まとめ
夜食のポイントとしては「エネルギーになりやすく消化もよく、満足感が出るもの」というものがいいことがわかりましたね。
その中でも夜食に向いてる食材は
- 白米
- 豆腐
- ヨーグルト
逆に不向きなものは
- お菓子・アイス類
- インスタント類
- 唐揚げなどの揚げ物系
ということなので、いいものを取り入れて不向きなものは控えてあげられるようにしていくといいですね。
受験には色々と頭を悩ませてしまうご両親が多いかとは思いますが、一番は受験生である子どもが勉強に集中できるような環境を作ることが親である自分たちに出来ることだと考えています。
自分の子どもを信じて、後ろからしっかり支えてあげられるようどっしりと構えていきましょう。
中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。
中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。
人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。
その1つめの関門が「高校受験」です。
ここで最初の線引きが行われます。
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その事について紹介しているのがこちらになります。
小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。
さらに、大学を目指してる方にはこちらの記事もお勧めします。
高校合格から大学合格までの話になりますが、中学生以上に大きな経験をしていって自身の見聞を広げていきます。
最後には人生最大のピンチがやってきます。それを乗り越えれるのかは中身を見てください(笑