徹夜で勉強するのは頭に入る?集中力への影響はない??

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大学受験の勉強をしている時に英単語の勉強をどうされておりますか?

「英語のスペルが理解できないなぁ・・。」

と言うことありませんか?

そして英語の先生に聞いても正確なスペルで喋れる先生は少ないものです。

「なのでわからないから適当に読んで覚えている。」

これは昔の私のやり方でした。

しかし、このやり方では単語は覚えることができてもリスニングの時に全く使えなくなります。

覚えるなら筆記でもリスニングでも両方対応できたやり方をしたいですよね?

その時にオススメなのがこちらのaudiobookになります。

このaudiobookは月額750円で英単語のターゲットや自己啓発本や小説を耳で聞きながら読むことができます。

勉強する時に目と手で学習している方がほとんどですが、ここに「耳」で学ぶことを加えてみませんか?

正確なスペルで喋ってくれますので、英単語のターゲットと共に片耳イヤホンで聞けば理解が倍増します。

ターゲット以外にも本は色々ありますので、たまに小説とかを読んで学べば国語の対策もできるようになるまさに鬼に金棒のツールになります。

今なら月額聞き放題プランは30日無料キャンペーンを行なっております。

通学中や休み時間に英単語のターゲットを開いている方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?

高校生にもなれば大人と同じか、それ以上の体力も付いてきます。

その為テスト前や受験前など、集中して勉強をする必要がある時は夜遅くまで頑張っている子も少なくないのではないでしょうか。

中には徹夜で勉強する程の強者もいるでしょう。

頑張って勉強に打ち込むわが子の姿は、小さい頃から一緒に過ごしてきた親にとってはとても誇らしく感じるかもしれません。

しかし、基本的に睡眠不足というのは身体に良くない事は言うまでもありません。

かといって、テストや受験に受かる為にはそれ相応の勉強時間の確保が必要な事も否定できません。

そもそも睡眠時間を削り徹夜で勉強をする方法、いわゆる一夜漬けは実際に効果があるのでしょうか。

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人間の体は昼行性でできている

 

私たちは基本的に昼間に活動し、夜は光を休むという生活をしています。

それぞれの事情で夜に活動し昼間は休んでいる人たちもいますが、そのような場合は「昼夜逆転」と呼ばれていますし、健康的な生活を送っているかというと、どうしても少し違う気がしますよね。

それは私たち人間が夜行性ではなく、昼行性の身体でできている為であり自然の摂理だからです。

昼行性の動物は、本来なら夜に光を浴びるだけでも健康に悪影響があるとまで言われています。

そのようにつくられている人間が、夜も寝ないで昼間も活動するという生活をすれば、身体にどれだけのダメージを受けるか等、容易に想像できます。

よって心身ともに成長途中の10代の子どもが睡眠不足になれば当然、眠気も強くなり昼間の活動習慣である「勉強」への集中力が落ちるのは確実と言えます。

何故、徹夜で勉強をするようになったのか?

四当五落

一度は聞いたことがないでしょうか。

「一日の睡眠時間が4時間だったら合格し5時間だったら落ちる。」

睡眠時間を削って勉強する事が大事で、その1時間が合否を決めるという意味です。

およそ40年以上前に作られた格言です。

しかしとある調査では、平均4時間睡眠の日が4日以上続く事は徹夜をしたのと同等な脳へのダメージを与える事がわかり、集中力や認知能力をかなり低下させる事がわかりました。

よって、現在の日本では学力低下を招く可能性が高いと考えられる場合が多いです。

二宮金次郎

私の通っていた小学校には「二宮金次郎」の銅像がありました。

きっと多くの学校でも同じような銅像が立っているかと思います。

二宮金次郎は、5歳の時に住んでいた村が暴風に襲われ田畑と家を失い、復旧させる為に家は借金をかかえる事になります。

さらに14歳の時には父、16歳の時に母を亡くし、幼い兄弟を支える為に昼も夜も働き続けましたが、その間もこつこつと勉強を重ねていました。

その結果、貧しい百姓から幕府の役人になるまでの大出世を果たします。

その生涯は寸暇を惜しんで勉強し、出世する事が大事であるという日本の精神風土として強く残る事になりました。

戦後の日本は資源が乏しく、とにかく努力をするしかありませんでした。

睡眠に関しての脳科学も発達していなかった事に加え、上記のような要因もあり、徹夜で勉強する事こそ努力の証と考えられてきたのです。

あくまで推測ですが、このような経緯もあり大事な試験前は勉強量の不足を補う手段として、「一夜漬け」という勉強方法が生まれたのではないでしょうか。

二宮金次郎の寸暇を惜しんで勉強するというものが、寝る間も惜しんで勉強せよという考え方にすり替わっているような感じもします。

徹夜で勉強するメリット・デメリット

 

実際に徹夜で勉強する上でのメリットやデメリットを見ていきますね。

メリット

  • 夜に行う為、昼間に聞く騒音等を気にする事無く静かな環境で学習ができる。
  • 本来眠る時間に行う事で、宿題やレポート作成等に多くの時間を確保できる。
  • 試験前の場合は勉強時から試験時の時間が短い為、記憶に残っている状態で臨める可能性がある。

デメリット

  • 睡眠不足による体調不良、集中力、認知能力、精神力、記憶力の低下を招き、ミスも犯しやすい。
  • 眠気によるふらつき等で怪我や事故等に遭う可能性がある。
  • 普通に勉強するよりも効率が悪く、しっかりと記憶に定着させることは難しい。
  • 試験前の場合、追い込まれる事により精神的に不安定になる。
  • 複数の科目が中途半端になる可能性がある。

このようにメリットよりもデメリットの方があきらかに多い事や、デメリットの中には学力低下だけでなく、命に関わるリスクまである事が分かります。

徹夜をする事で集中力は落ちますし、危険もあります。

そのような事はせず、普段から昼間にこつこつと勉強を重ね、夜は十分に身体を休める事が正しいという事がお分かり頂けたでしょうか。

まとめ

 

徹夜で勉強する事に関してまとめていきます。

  • 人間は昼行性の為、基本的に夜は休まなければいけない。
  • 四当五落や二宮金次郎といった昔の日本風土の影響により、徹夜で勉強する事が努力の証と考えられてきた。
  • 四当五落は現在、学力低下を招くと言われている。
  • メリットとデメリットがあるが、デメリットの方が多く命の危険もある。
  • 昼間にこつこつ勉強を重ね、夜は十分に身体を休める事が大事。

という事で、徹夜などせずにさっさと寝て身体を休めましょう。

普段から努力をしていれば、それだけでも十分立派ですし、例え結果が思うようにいかなくても、その時頑張った時間は将来生きていく上で確かな力として自分に残ります。

高校生の皆さん、どうか身体に気を付けて学業に励んでください。

あとは息抜きする事も忘れないでくださいね。

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