きれいな景色…。
おいしい食事…。
笑顔溢れる時間…。
お子さんと一緒の家族旅行、本当にわくわくしますね。
これから長期のお休みを利用して、計画されている方も多いのではないでしょうか?
遠方へ旅行に出る方は、飛行機を利用する方もいらっしゃると思います。
小学生くらいの年齢になれば、機内で泣いたり、騒いだりする心配も、あまりしなくてよくなりますが…。
お子さんとの機内での過ごし方、ノープランではありませんか?
「旅行の計画は綿密に立てたけど、機内のことまで考えていなかった!!」
という親御さん、ちょっと待って下さい。
長時間座ったままだと、大人でもだんだん退屈してきます。
特に狭い空間だと時間の経過が遅くて、なおさら退屈です。
機内の中で、ただただ時計とにらめっこ。なんてことになったらそれだけで疲れてしまいそうですね。
そこで、小学生のお子さんをお持ちの方、必見です。
「小学生向け機内での退屈しのぎプラン」をご紹介します。
目次
雑誌、本を持ち込む
「集中できる・周囲に迷惑にならない・楽しめる」と言えば、定番ですが「読書」です。
たっぷり時間のある機内では、読書はぴったりです。
謎解きの本
様々な「謎解き」が満載の本が、今小学生のお子さんに大人気です。
集中して考えるので、夢中になれます。
小学生は柔軟な発想ができますので、大人よりもスイスイ解けるとか。
謎が解けたときの爽快感が楽しく、どんどん読み進められる「謎解き」は退屈な機内での読み物にピッタリです。
ショート・ショートの小説
普段、小説は読まない子どもも、手軽にスイスイ読めるのが「ショート・ショート」です。
短い物語が、何話か集められて一冊の小説になっています。
物語の展開が早いので、集中力が途切れることなく読み進められます。
ひとつひとつのストーリーは簡潔ですが、一冊のボリュームは充分です。
機内での時間が、読書の楽しさを知る時間になったら素敵ですね。
好きな音楽を聴く
好きな音楽を聴いていると時間も忘れてしまいます。
高学年くらいのお子さんは、好きなアーティストや好きな曲があったりするのではないでしょうか?
機内で提供されている音楽を聴くことも可能ですが、お気に入りの曲や知っている曲をスマートフォンなどにダウンロードして行くこともおすすめですよ。
まだ、アーティストの曲をそれほど知らないお子さんも、アニメや映画の主題歌や、ヒットした曲などを聴くことができたら、機内で楽しく過ごせます。
併せてイヤホンやヘッドホンのご持参も忘れないようにして下さいね。
DVDを持ち込む
機内では映画が放映されていることが多いですが、子ども向きのプログラムが少ないことも、しばしばあります。
そこでおススメなのが、ポータブルDVDプレイヤーを持参して、好きなDVDを楽しむことです。
今はコンパクトなDVDプレイヤーがたくさん発売されています。
お気に入りのDVDや、見てみたかったDVDなどを鑑賞しているうちにあっという間に到着!!なんてこともあるかもしれません。
宿題をする
これをご提案すると、お子さんからブーイングが来てしまいそうですが…。
できる範囲で「宿題」を仕上げるというプランはいかがでしょうか?
飛行機を利用して旅行するのは、長期のお休みの時が多いと思います。
旅行から帰って、
「宿題が終わらない…」
という悲劇が起きないように、少しでも機内で宿題をやっておくのは有効な時間の使い方ではないでしょうか!?
お子さんのやる気が前提ではありますが(笑)
提案されてみるのもいいかもしれません。
親子の時間にする
機内での時間も旅行の思い出の1ページになります。
「退屈な時間」にせず、「親子の大切な時間」にしてみませんか?
中学年のお子さんを持つ私の先輩の話ですが…。
お子さんが中学校に進学してからというもの、家族旅行にはなかなか行けなくなったそうです。
理由としては、お子さんの学習塾や部活動が忙しくなってしまったこと。
休みの日はお友達と遊びにいったりと、交友関係を大切にするようになったことだそうです。
旅行にゆっくり出かけられたのは、小学生までだったと少し寂しそうに話していました。
旅行にゆっくり行けるのは期間限定だったりするかもしれないですね。
たっぷりある機内の時間を使って、お子さんとたくさんコミュニケーションをとってみて下さい。
ノートとペンを持ち込んで…
ノートとペンだけでも結構遊べることを知っていましたか?
使っていないノートとペンをぜひ持って行ってみて下さい。
シンプルな「〇×ゲーム」や、何を書いているか当てっこする「絵心クイズ」、絵でしりとりをしていく「お絵描きしりとり」など。
お子様が楽しいのはもちろん、大人にとってはとても懐かしく、やりはじめると夢中になれます。
家庭ではなかなかしないことも、時間がある機内では意外と白熱するかもしれません。
白熱しても、声のボリュームにはくれぐれも注意です(笑)
一緒にガイドブックを見る・計画をたてる
「〇〇を観光して…」
「〇〇を買って…」
「〇〇を食べて…」
旅行の計画を大人だけで立ててしまっていませんか?
これから滞在する旅行先をあまり理解できないまま、ただ「親について来ただけ」という感覚のお子さんは少なくはないと思います。
機内の時間を使って、親子で「旅行の計画をたてる」のはいかがでしょうか?
ガイドブックを見ながら、滞在先のことをお子様に説明しながら、
「夕食は何を食べてみたい?」とか、
「どの観光地に興味がある?」とか、
お子様の希望にもぜひ耳を傾けてみませんか?
親子で計画した旅行は、お子さんの記憶にも「素敵な思い出」として刻まれると思います。
友人が小学生の子どもと海外旅行に行った時の話ですが…。
飛行機の中で友人がガイドブック読んでいると、横に座っていた子どもがのぞき込んで来て、「これやってみたい!!」と指を差したそうです。
それは、「シュノーケリング」でした。
それは、親が計画していたアクティビティとは全く違うもの。
どうしようかと考えましたが、「子どもがやりたいことを、体験させるのもいいのかな…」と計画を変更して、「シュノーケリング」に申し込んだそうです。
すると、子どもは大喜び!!
間近で見る美しい魚達に心を奪われて、「最高に楽しかった!!」と大満足だったみたいです。
今では、海のあるところに旅行に行くと、
「また海に潜ってみたい!」
と自分から提案をするようになったそうですよ。
動画・写真を一緒に見返す
滞在先を離れる時は寂しいものです。
旅の疲れもあって、帰りの飛行機は会話も少なくなりがちですね。
そこで、思い出の写真や動画を一緒に見ながらお子さんと思い出を振り返ってみるのはいかがでしょうか?
最近のスマートフォンには、写真を使って簡単にスライドショーを作れる機能があったりします。
お持ちの方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
「ここ、楽しかったね!」
「ここ、また行きたいな~」
「こんなことがあったね」などなど。
写真や動画を見ながら、思い出話に花が咲くはずです。
お帰りの機内でおすすめです。
まとめ
小学生のお子さん向きの「飛行機での過ごし方」をご紹介してみました。
おすすめの過ごし方は、
①本を持ち込む
「謎解き本」、「ショート・ショート」の小説は退屈な機内でも、集中して読めます。
②好きな音楽を聴く
好きなアーティストの曲、アニメの主題歌、ヒット曲などすきな歌をスマートフォンなどにダウンロードいくと、楽しく過ごせます。
③DVDを持ち込む
ポータブルDVDプレイヤーを持ち込んで、自分が選んだDVDを鑑賞すると、時間の経過が早く感じます。
④親子の時間にする
ノートとペンを持ち込んでゲームをしたり、旅行の計画をたてたり、写真や動画を見返すなど、親子のコミュニケーションの時間にしてみて下さい。
ちなみに私の友人のアドバイスですが、退屈しのぎの準備はとても大切ですが、機内で快適に過ごすための便利グッツの準備も大切です。
子どもは環境の変化にも敏感なので、アイマスクやネックピロー、耳栓などもかなり役立ったそうです。
こちらも、忘れずにご用意下さいね。
機内では色々な過ごし方がありますが、ご紹介したように、機内は少しの工夫で「親子で過ごせる大切な空間」に変わります。
快適に楽しく過ごせるように、ぜひ参考にされてみてほしいと思います。
皆様の家族旅行が、素敵なものになりますように。
我が家の子どもはまだ小さいので、泣いたり、騒いだりしないかヒヤヒヤしていました。
子どもをあやしながら、前の座席をふと見ると、小学生と見られるお子さんが座っています。
飛行機には乗り慣れた様子で、ヘッドホンをつけて音楽を聴きながら、首にはネックピロー。
非常にリラックスしていて、なんだか優雅だな~と思いました。
小学生くらいになると、自分なりの時間の使い方ができるのだなぁと感心してしまいました。
今回は、小学生のお子様向けの「飛行機でのおすすめの過ごし方」を紹介して行きたいと思います。