エアコンの冷却フィンは超重要‼クリーニングを依頼すべし‼

そんなにエアコンを見つめて、いったいどうしたの？

そろそろエアコンクリーニングを依頼したほうがよさそうだね。

それは「冷却フィン」っていう、エアコンの内部にある機器が影響しているらしいんだ。

実はエアコンにとって、とても大切な機器なんだ。

詳しく調べておいたから、これを機に冷却フィンについて確認していこう。

そうだね。

エアコン内部には主に「フィルター」「冷却フィン」「ファン」「ドレンパン」が入っているよ。

お掃除機能付きエアコンの場合は、ゴミを捨てるための「ダストボックス」もあるね。

フィルターのすぐ裏にあるんだ。

薄いアルミの板が縦にびっしりと並んでいる部分のことだよ。

冷却フィンは何百枚ものアルミの板で構成されているんだ。

このギザギザを一枚に広げると、畳６～７枚分程度の大きさになるんだって。

空気に触れる面積を広くするために工夫された結果、この形になったみたいだよ。

冷却フィンは熱交換器とも呼ばれているんだ。

温度を調節する役割があるんだよ。

部屋の中から取り込んだ空気を、冷却フィンによる熱のやり取りで温度を変化させているんだ。

ついでに、エアコン内部にある他の機器にも役割があるよ。

「ファン」は風を起こす役割、「フィルター」は空気中のゴミを取る役割、「ドレンパン」はフィンにできた結露の水分を排出する役割を持っているよ。

そうだね。

冷却フィンは「エアコンの心臓」と呼ばれるくらいだから、エアコンには欠かせない機器なんだ。

冷却フィンをきれいにすると

• 冷暖房の効きが良くなる
• 電気代を減らすことができる
• 異臭がしなくなる
• 健康被害の予防になる
• エアコンの寿命が延びて、長持ちする

というメリットがあるよ。

冷却フィンは空気の温度を変化させて放出する役割があるよね？

そこにホコリが溜まって目詰まりを起こすと、その役割をしっかりこなすことができなくなるんだ。

そうだね。

汚れが溜まっていると「風速・風量を調節する力」や「空気を冷たくする力」が弱くなってしまうんだ。

クリーニングをすることで空気の流れが良くなれば、熱交換もスムーズになって冷暖房の効きが良くなるんだ。

その通りだね。

効率の悪い運転は多くの電力を消費するから、電気代も高くなってしまうよね。

エアコンから排出される空気もクリーニングによって、菌やカビなどの有害物質の放出を防ぐ効果があるんだ。

カビ臭いにおいも無くなって、肺炎やアレルギーなどの「健康被害」を引き起こさないための予防にもなるよ。

こうやって定期的な冷却フィンの手入れをしておけば、動作不良や不具合も軽減されるんだ。

本体への負担軽減は故障リスクも低くなって、エアコンの寿命を延ばすことにもつながるのもすごいメリットだよね。

でも冷却フィンはとても汚れやすい環境にあるんだよ。

空気と一緒にとりこんだときにホコリが溜まりやすくて、カビが生えてきやすいんだ。

冷却フィンにはどうしても結露ができるからね。

カビは気温28度前後で湿度70％以上の環境に発生しやすくて、ホコリなどの栄養分があるとさらに繁殖してしまうんだよ。

うん。

冷却フィンの付近は気温が20～30度、湿度は90％に達することもあるからね。

だからフィンの汚れを放置してしまうとカビの繁殖につながるんだ。

こまめなフィルター清掃と、冷房後に１時間くらい送風運転をすることだよ。

冷房の使用後は冷却フィンに結露が出てくるんだ。

結露はカビ繁殖の要因だから、送風運転をして内部を乾かすことが汚れにくい環境を作るための方法なんだよ。

それに、冷却フィンは油汚れもしやすいんだよ。

部屋の環境によっては空気中に油を含んでいることもあるんだ。

特にキッチン回りや石油ストーブ、石油ヒーターがある環境は冷却フィンに油汚れが付きやすいよ。

できないことはないけど、難しくて危険や故障も起こりやすいからリスクが大きいよ。

自分で掃除すると

• 新たなカビを繁殖させる
• 分解した後にもとに戻せなくなる
• 手間と時間がかかる。
• 怪我をする危険がある
• エアコンの破損や故障、火災につながる

といったような危険があるんだよ。

そうだね、詳しく確認していこう。

まず自分でクリーニングすると、逆に新たなカビを繁殖させるかもしれないんだよ。

表面の汚れは自分でクリーニングしても落とせるけど、内部の奥にある冷却フィンは洗浄するのが難しいんだ。

表面の汚れを落とそうとして汚れを奥に押し込んでいたり、取り切れなかった汚れカスがエアコンから出てくるケースもあるよ。

それに油汚れがついていると、水洗いだけでは落ちないんだ。

このべたつきを取るにはエアコンクリーニング専用の洗浄剤が必要になるから、業者じゃないと落とせない汚れだね。

結局汚れが奥に残ってしまうから、新たにカビが生えやすい環境になるんだよ。

そのほうが確実にきれいになるね。

さて、次のリスクを確認しようか。

そうなんだよ。

外すのにも「どのネジを外したらいいのか」「どのボタンを押したら部品が外れるのか」といった、ある程度の専門知識がないと難しい作業になっているんだ。

もし外すことはできても、取り付けるときに「どのネジがどこについていたか」「部品がどこに配置されていたか」といったことが分からなくなるんだ。

手間と時間がかかるのは分解組立だけじゃないよ。

養生をするのも結構大変なんだよ。

養生は広範囲にしないといけないし、うまくいかなかったら壁や床を汚してしまうからね。

常に脚立などに上って高い位置での作業になるから、体力的にも精神的にもキツイだろうね。

エアコン設置場所は狭くて作業が難しいから、脚立から転倒して怪我をするリスクもあるんだ。

そんな状態で作業しないといけないから、エアコンを故障させてしまうことにもつながってくるよね。

他にも無理に奥の汚れまで掃除をしようとして、部品を壊してしまう可能性もあるね。

冷却フィンはとてもデリケートで、誤った場所に水をかけると正常に作動しなくなることもあるんだ。

誤って精密機器に水やスプレーがかかってしまうと、感電して火事につながってしまうんだよ。

エアコンクリーニングと冷却フィンについて確認してきたけど、分かったかな？

冷却フィンの重要度はとても高いからね。

だいたいポイントを抑えるとこんな感じかな。

それは業者にエアコンクリーニングを依頼することだね。

プロにお願いすれば、そんなリスクも一気になくなるよ。

今度の休みに依頼して、細かいところまでバッチリきれいな状態にしてもらおう。