この間、友達の家にお邪魔したんですが、そこのお子さんが典型的な男の子と言える感じでした。
物はすぐに投げ、ママにすぐタックルする、気に入らないとすぐ怒る、、、。
「3歳の男の子はやっぱり大変そうだな」
と傍目で見てて感じました。
そのお母さんも、
「ぐずったら手を付けられないぐらい暴れるし、遊び方もなにか物足りないようで。」
と気にしていました。
3歳くらいになると体力がかなりついてきて、全身を使って暴れられると、お母さんでも手を付けられない、なんて話はよくあると思います。
今回は、毎日できる遊びや、遊ぶときに注意すべき事を紹介していきたいと思います。
子どもにとっては大切なことや、些細なことで傷ついたしまったり、そんな思いはさせたくないですよね。
そんな点も踏まえてまとめてみました。
目次
3歳の男の子ってどう遊べば満足する?外遊びおすすめ
日に日に成長していく子ども達。
3歳くらいになると単語から2語文、3語文に変化し、会話での意思疎通が少しずつできるようになってきますね。
言葉や態度での愛情表現も上手になり、ママもパパもメロメロです。
体力もかなりついてきて、1日中寝ていた頃とは打って変わって体力が有り余り、お昼寝もしなくなるほど元気な時ってありますよね。
逆にお昼寝をさせると、夜中まで眠れなくなったり。
ママとして理想なのは、お昼寝と夜の早寝をしっかりグズらずしてくれることではないでしょうか。
しかし、そのためには子どもが満足して遊び疲れることが必須となってきますよね。
子ども同士で元気よく遊んだり、幼稚園の先生のように四六時中かまってあげれば条件をクリアできると思いますが、家の事をしながらでしたらなかなか難しいですよね。
子どもの体と心と遊びについて
3歳位になると身長が一気に伸び、かなり力もついてきます。
昔は起きているだけで疲れて眠っていたのが、今では家の中で多少動いただけでは疲れなくなり、行動範囲もだんだん広がっていきます。
この頃になると、自我が芽生え始め、今まで素直だったことも嫌がるようになったり、訳も分からず泣いてしまう、なんてことはしょっちゅうあるのではないでしょうか。
これらはすべて成長の過程においてとても大切なことで、言いたいことが伝わらない、自分が思っていたことと違う、などのもどかしい気持ちを表していることが多いです。
成長の過程だから仕方のないこと、と心で分かっていても子どもに泣かれるのはやはり辛いですよね。
子どもの機嫌が悪い時に自分の気持ちが伝わらないともっと不機嫌になり、ママも気持ちも暗くなってしまいます。
毎日の生活リズムが整っていれば泣く回数も減るのではないでしょうか。
そのためには毎日の体を使った遊びや、子どもにとって刺激のある事が大事になってきます。
お外遊びって何をすれば喜ぶの?
皆さんの中にも男の子との遊び方がいまいちわからない、といった方は多いのではないでしょうか。
パパのほうが遊び方がうまい。
なんて自信を無くしてはいけません。
そんなことは当たり前です。
だってパパは男の子を経験しているんですから。
極端な話、パパが楽しいと思ったことは息子にとって大体楽しいんです。
それでは友達の幼稚園の先生に聞いた男の子との遊び方、ポイントなどを紹介していきたいと思います。
ごっこ遊び
男の子にも女の子にも共通して楽しめる遊びの1つがごっこ遊びです。
なりきるものはなんでもいいんです。
お店屋さんごっこ、幼稚園ごっこ、ヒーローごっこ、探検ごっこなど、レパートリーは無限にあります。
男の子って体力がかなりありますよね。
ママの体力が追い付かない、なんてことはよくあります。
しかし、ママは休みたくても子どもは休ませてくれません。
ごっこ遊びのいいところは場合によりますが、お外でもあまり動かなくてもいい場合が多いことです。
お店屋さんごっこの場合、メインで遊ぶ場面としてはレジ打ちの場面ではないでしょうか。
ママはお客さんになりきって石や木の棒、お外遊びで使用しているものを商品として利用しましょう。
ごっこ遊びではまず「役になりきる」ということが重要になってきます。
子どもは店員さんになりきることによって表現力をやしないます。
そして石や木の棒を使うことによって「見立て遊び」を同時に行うこともできます。
見立て遊びとは物を何かに見立てて遊ぶことを言います。
例えば丸い石をパンに見立てたり、木の葉をお金に見立てたりといったことです。
見立て遊びでは想像力、記憶力、発想力を養うことが可能です。
店員さんをするにもいつもどのように店員さんと接しているかを見て、模擬的に体験することによって協調性、観察力、社会のルール、コミュニケーション能力が身に付きます。
また、幼稚園っごっこなどをするときはママが自分の子どもになりきってみてください。
そうすることによって子どもは自分を客観的に見ることができ、子どもなりに気が付くところも出てきますし、逆に子どもの立場を上にすることによって自然と責任感が芽生えてきます。
このようにごっこ遊びとはただ遊んでいるように見えて、子どもにとっては様々な感情がわき、少し大人になる手助けをしてくれる遊びなのです。
ただ注意しなくてはならないのが、子どものペース、イメージです。
ママはなるべく子どもの言う通りの行動をしてあげましょう。
子どもが何か代用するものがないか探しているときは「あそこらへんになにかあるかな~?」などと指さしをするなど、子どもに自分で決めた、自分が考えたと思えるようにしてあげるといいでしょう。
ごっこ遊びをやめるときも、子どもの世界観を壊さないように「じゃあ、別のお店に買い物に行ってきますね~」や「○○くんが幼稚園から帰ってくるから早く帰らなきゃ!」など工夫してみてください
季節独特の遊び
季節ごとの変わり目を感じられる遊びは子どもの感性を豊かにします。
春はお花、夏はお水遊び、秋は落ち葉や虫、冬は雪遊びや氷取りなどその時しかできない遊をすることによって子どもは様々なことを学びます。
春はたくさんのお花をめでることができますね。
例えば花を見るだけでも、
「何色かな」
「なんてお名前」
「大きいお花、小さいお花」
「花びらは何枚かな」
「いい匂いだな」
「葉っぱはざらざらしているな」
など子どもにとって不思議なことがたくさん出てきます。
これらの行為だけでも色々な情報を取り入れたり、経験として子どもは成長していきます。
また、「お花かわいい」「きれいだな」などという感情もわくようになり、自然を大切にするようにもなります。
わざわざ自然がたくさんの公園に行かなくても、お散歩の途中で見つけた花や木を少し止まって観察するだけでいいんです。
お子さんが興味を持ったと思ったものに対して本を使って掘り下げてあげたり、お花を摘んできてしおりを作るだけでもどんどん情報を吸収してあっという間にお母さんよりも詳しくなっていきます。
子どもの感情を引き上げることで、「知りたい」という意識が強くなり子どもの記憶の引き出しがどんどん増えていきます。
ここで、気を付けなければならないことは、子どもの興味のないことは押し付けないことです。
やはり男の子の中には、お花に興味のない子もいます。
「お花よりも虫が好き」というお子さんも多いのではないでしょうか。
そんな時にお母さんが、「虫よりお花のほうがきれいだよ」などと言ってしまうと、子どもは否定されたように感じてしまいます。
あくまでも「自然と遊ぶ」ということを忘れないであげて、お子さんの好きになったものを尊重してあげましょう。
体全体を使った遊び
色々とお母さんが疲れないような遊びを紹介してきましたが、3歳の男の子の体力は相当なものです。
幼稚園や保育所に行っていないお子さんにとっては、やはり体力が有り余っているご家庭も多いのではないでしょうか。
そこでお勧めしたい遊びが、けんけんぱです
「今更何をそんなに古い遊びを」
と思われている方もいるかと思いますが、このけんけんぱには様々な工夫がされている遊びだということはご存知でしょうか。
まず、ジャンプや片足立ちをすることによって体力、バランス感覚を養うことができます。
そして、自分が進む円を見ながら「次は片足」「次は両足」など瞬時に目の前にある情報を記憶して、脳で取り入れた情報を体に伝える伝達速度を上げることが可能になります。
けんけんぱは、このように体の全身運動を行いながら、脳トレも同時にしているんです。
これらの行為は人とぶつかりそうになった時や、公園で遊んでいる際にボールが飛んできた、などの危険回避能力にもつながります。
伝達速度が速い、ということはそれだけ危険に気づいてから動き出すまでのスピードが速い、ということです。
遊びながら子供を危険から守る行為にもつながります。
しかし、まだ3歳ですので片足立ちでふらついてしまったり、転んでしまうこともありますので、遊ぶ際には手の届く距離で見守ってあげてくださいね。
お部屋遊び
天気が悪い、風邪気味でお外に出したくない、そんな時はお部屋で遊ぶしかないのですが、好奇心旺盛な3歳児にとっては退屈になってしまいがちですよね。
マンネリしていてなにか違う遊びをしてあげたいけど、どうすればいいのかわからない。
なんてお母さんもいるのではないでしょうか。
毎日のお部屋遊びも少し視点を変えれば色々な発見がありますよ。
本を使った遊び
毎日読み聞かせている本を使ってクイズを出してみましょう。
例えば、テーブルの上に絵本に出てくる小物を集めましょう。
絵本を読みながら、「これはどこでしょう」などとテーブルの上に置いた小物の中から同じものを選ぶだけでも新鮮に遊ぶことができます。
絵と現実の物を紐づけする能力や、たくさんのものの中から1つを見つけ出す観察力が身に付きます。
お遊戯
歌を歌いながら体を動かすお遊戯ですが、なにも幼稚園の先生のように完璧にできなくてもいいんです。
毎日歌っている歌に少し身振り手振りを加えるだけでも十分お母さんオリジナルのお遊戯になるんです。
1フレーズに1回動きを取り入れるだけでも全然違います。
運動能力に想像力、記憶力も養えます。
お子さんと一緒に作っても楽しそうですね。
作る際には、お子様もわかるような振付にしましょう。
あやとり、はり絵
これらはどちらも手を使った遊びになります。
指先を使って細かい作業をおこなうだけでも、脳が活発に働きます。
最初はできないお子さんが多いので、根気強く楽しませながら教えることが重要です。
また、はり絵ははさみを使用するので、まだ危ないと思われる方は、紙を手でちぎったり、あらかじめカットしたものを与えましょう。
紙の端で指を切ってしまう、なんて事もありますので、気をつけて見てあげましょう。
私たちが子どもの頃からあるこどもちゃれんじはこどもの興味を引くのが上手です。
子どもの興味と合致すればのめり込んでくれます。
その体験談についてはこちらを参考にしてください。
まとめ
・昔遊びは、知育につながっているものが多い
・3歳の駄々っ子は、成長の過程
・駄々っ子も成長の過程、と考えるとお母さんのイライラも軽減される
・いつもの遊びも、手を加えることで知育につながる
・3歳は成長の過程で、とても大切な時期
・お母さんが楽しむことが、子どもにとっても安定剤になる
いかがでしたでしょうか。
今回は、やんちゃ盛りの男の子の遊びを知育を加えながらご紹介させていただきました。
毎日の遊びに少しアクセントを加えるだけで、全然違う遊びになります。
色々と子どもの知育、運動機能について書きましたが、1番大切なのはお母さんも楽しめる、ということです。
パパのように体力を使って遊ぶのも、確かに子どもは楽しいかもしれません。
しかし、3歳くらいになると周りの空気に対して敏感になる子もいます。
お母さんが無理をして遊んでいれば子どもはそれに気づきますし、無意識のうちに気を使ってくることもあるでしょう。
それではお母さんもお子さんも心の底から楽しめませんよね。
無理せず楽しく遊ぶことが重要なんです。
頑張りすぎず、適度に遊ぶ。
そしてたまに全力で遊んであげることが子どもにとって1番ですよ。
これらの遊びをしていても何か子どもが物足りなさそう・・
と言うことも出てくると思います。
そう言う場合は、年齢に合わせたおもちゃやDVDに頼ってみるのも1つの方法ではありますよ。
今の時代、色々なおもちゃやDVDがあります。
ただ、多すぎて何がいいのかわからない・・・と言うことが多いと思います。
「月齢に合わせたおもちゃやDVDが来てくれたらなぁ・・」
と思うことがよくあるかと思います。
そう言うときは総合的に学ぶことのできる教材を1個取ってみるのをオススメします。
そうすれば、月齢に合わせたおもちゃやDVDが来ますし、月によっては今の時代英語に関する教材もきます。
3歳くらいになりますと好き嫌いが出てくると思いますが、興味を持てばかなりハマってくれます。
そのことについて詳しく紹介しているのがこちらの記事になりますので一度ご覧ください。
私の主人も3歳の頃を思い出してもらったら、今は亡き祖父と色々な所で遊んで夜は祖父の腕を触りながら寝ていたそうです。
私の子どもももう少ししたら3歳になりますので、その時に私の体力が付いていくか不安な状況です。そして主人も昔と違って今はどんなことをしているのか学んでいる所でもあります。
そこで、私の友人の家に遊びに行った時にオススメの遊び方を教えてもらいましたので、紹介します。