中学の友達関係、親はどう対応すべき?相談で気を付ける点は?

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陽介

子どもが友達関係で悩んでいて、それについて相談された時、親も悩みます。

どんな風に子どもに接すれば良いか?

どこまで手出しすれば良いか?

今回は、そんな疑問に注目してみました。

中学生になって思春期に入ると、人間関係でトラブルが起きてしまいがちです。

それは、誰しも一度は通る道だと言っても過言ではありません。

そんな多感な時期に、親はどう子どもに接したら良いのかとても困ります。

「子どもを思うあまりいろいろ助けたいけど、それで本当に良いのか。」

「相談された時、どうやって答えれば良いんだろう。」

親がどこまで手を差し伸べれば良いのか、どうやって子どもを助ければ良いのかまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

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相談を受ける前に確認すべきこととは?

子どもの様子は?

子どもは、もし学校で嫌な事があっても、なかなか口に出しません。

言い出しにくかったり、両親を心配させないためでもあるからです。

そういう時には、まず親御さんの方がお子さんの変化を感じ取れるかが重要になってきます。

例えばこのような変化です。

「何だか表情がいつもより暗いな。」

「食欲がないな。」

「好きなテレビやゲームをあまりしなくなったな。」

このような変化に気付くには、普段からお子さんの様子を良く見ておく必要があります。

お子さんの変化にいち早く気付くことで、事態も大きくならずに済むかもしれません。

また、朝学校に行くとなると体調が悪くなったり、学校を休む日が増えたりすることもあります。

そういう時、無理やり登校させようとすると、お子さんは

「学校にも家にも居場所がないんだ。」

と、より孤独を感じてしまう可能性があります。

お子さんの心の傷を深めないためにも、学校を休ませることも場合によっては必要となるでしょう。

親子の関係は良好?

お子さんの変化に気付けたら、相談に乗っていきたいところです。

ですが、そこで最も重要になるのが、親子間で固い信頼関係が築けているかということです。

家族の中での人間関係が、社会の人間関係の基礎と言っても良いのです。

子どもは、親に育てられたことを認識しており、両親のおかげで衣食住が与えられていることは少なくとも理解しています。

思春期に入って親に反抗的になっても、心の奥ではそれに気づいている子どもが多いです。

なので、子どもの方は親に対して信頼はあると言っても良いでしょう。

そこで、親子双方の信頼関係について、親が本当に子どもを信頼できているのかが鍵になります。

愛情をこめて育ててきた我が子を心配するのは、どの親も同じだと思います。

もし、学校で何か問題が起きたと気付いても、本当に子どもの力だけで解決できるのか心配になるでしょう。

しかし、その心配が本当に愛から来ているのか、一度立ち止まってみてください。

「このことは必ず子どもの成長につながる。まずは子どもに任せてみよう。」

と思えるのか、それとも

「さすがに子どもだけでは無理だ。私が学校にかけあおう。」

と思うのか、皆さんはどちらでしょうか。

もし後者の場合、親が先走って学校に事情を話すことで、事態が大きくなってしまう可能性があります。

場合によっては親子関係に傷が入ってしまう・・・なんてことにもなりかねません。

そうなってしまっては、問題解決どころではありませんね。

我が子を何とかして助けたいという思いは、とてもすばらしい気持ちだと思います。

ですが、実際に親が行動を起こす前にぐっと踏みとどまって、本当の意味でお子さんを信じてみませんか。

人間関係で傷ついたとしても、それはきっとお子さんの将来の糧になるでしょう。

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相談された時は言葉遣いに注意

 

友達関係で悩んでいる中学2年のAさんの相談を聞いてみましょう。

もし、Aさんがお子さんなら、どんな風に答えますか。

Aさんの話

私とBさんは中学生になってから仲良くなって、よく一緒にいるようになった。

Bさんとは違う小学校だったから、お互いどんな小学生だったかは知らない。

だけど、ある噂を聞いたの。

「Bさんって、小学生の時にクラスメイトをいじめていたらしいよ。」

「いじめられたクラスメイトは、結局別の小学校に転校したって。」

その噂は周りに広がって、たちまち「Bさんはひどい」と言われるようになった。

Bさんに話しかける人もいなくなって、私も

「あまりBさんと一緒にいない方が良いよ。いじめられるかもしれないから。」

と言われる。

Bさんはクラスで孤立しつつあるけど私の友達だし、何とか助けたいと思ってる。

でも、そんな勇気もないし、どうしたらいい。

お子さんがこのような相談をしてきたとします。

まずは、お子さんの気持ちを受け止めることを表しましょう。

Aさんはこのことを話題にすること自体に、勇気を要したでしょう

なのに、いきなり否定的な言葉をかけると、Aさんはどう思うでしょうか。

「どうしてもっと早く言わなかったの。」

「Bさんも悪いところはあるね。」

みなさんも、勇気を出して言ったことや自分の気持ちが否定されたら、悲しくなりませんか。

逆に、それが相手に受け入れられると「話して良かった。」と思えます。

なので、まずは「大変だったね。」「話してくれてありがとう。」と、Aさんの気持ちを受け止めたことを伝えましょう。

その上で、一緒に解決方法を考えましょう。

その時も、自分の意見を押し通したり、Aさんの意見を否定したりしないように気を付けましょう。

先程も言ったように、親子間の信頼関係は非常に大切です。

それを崩さないためにも、お子さんの意見を十分に尊重する必要があります。

そして、解決案を提案する時の言葉遣いにも注意しましょう。

「そんなの、学校の先生に言えばいいじゃない。」

「Bさんにも話を聞いてみなさい。」

という命令口調になってしまっては、Aさんにきつい印象を与えてしまいます。

そう言う代わりに、疑問形で提案してみましょう。

「学校の先生には話してみたの?」

「Bさんにも話してみたらどうかな?」

頭ごなしに命令されるよりも、「やってみようかな。」という気持ちになりませんか。

このように、言葉遣い一つでお子さんの気持ちは軽くなり、問題解決へと進むはずです。

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普段から友達関係でサポートできることとは?

自己肯定感を持たせる

お子さんが大人になっていく中で、どれだけ自分に価値を見いだすことができるかということが大切になります。

「自分には価値があるんだ。」という意識は、社会に出てから「活躍したい」という動機になり得ます。

学校生活はいずれ終わりを迎えて、社会の一員として働く時がやってきます。

その時に、自分に価値を見いだせている人、つまり自己肯定感の高い人は、やる気を持って仕事ができるのです。

お子さんが社会で自立した生活を送れることができれば、親も安心ですよね。

そのためにも、今のうちからお子さんに自己肯定感を持たせることが重要になります。

自己肯定感を高めるためには、まずお子さんの得意分野を見つけることが必要です。

そうすることで、達成感や自信がつきます。

もう一つは、出来るだけ前向きな言葉を使うということです。

繰り返しますが、言葉遣いによって相手に与える印象は変わるのでしたね。

言葉遣いは、お子さんが相談に乗ってきた時以外にも、常に気を付けてほしいことの一つです。

同じ内容を伝えるにしても、言葉遣いで与える印象は大きく異なるからです。

「とても素敵。」「それはすごい。」と言うような、ポジティブな言葉を良く使うようにしましょう。

そのような言葉遣いは、お子さんにも影響します。

お子さんも、ポジティブな言葉をよく使うようになるのです。

すると、お子さんが学校で友達に与える印象も良くなります。

よって人間関係も良好になっていくことが大いにあり得るのです。

学校以外で居場所を見つける

中学生になると勉強に部活に、やらなければならないことが増えて大変です。

それでも、もし学校で居心地が悪くなった時のために、もう一つ別の居場所を見つけることは大切です。

学校で人間関係をこじらせてしまった時、そこに避難できるからです。

その居場所としては、家であることがほとんどです。

なので、家の中を落ち着ける環境、居心地の良い雰囲気に保たせることは基本です。

家族間の関係も良好に保つ必要があるでしょう。

また、余裕があれば地域のイベントや習い事をするなどして、学校以外で人間関係を築いてみても良いでしょう。

そこに集う人達から問題を解決する方法を学ぶこともあるかも知れません。

学校内や家族以外にも信頼できる人がいるというのは、とても大きな心の支えになります。

学校生活に追われてなかなか時間がないかもしれませんが、トライしてみてくださいね。

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まとめ

 

相談を受ける前

  • 子どもの変化に気付く
  • 無理に登校させない
  • 子どもを信頼し、あまり手出ししない

相談を受けたら

  • 子どもの気持ちを受け止める
  • 一緒に解決方法を考える
  • その時の言葉遣いに気を付ける

普段からできる子どものサポート

  • 子どもの自己肯定感を高める
  • 学校以外での居場所を見つける

基本的には、まずお子さんを信じて、お子さんの力で解決できるように見守ることです。

その経験は、きっと将来にも活かせるはずだからです。

そして、前向きな言葉遣いを意識しましょう。

もし、手に負えないと思ったら、学校や電話の無料相談を活用して相談することも必要です。

子育てはうまくいかないことがほとんどですが、家族皆さんが笑って暮らせるようにと願っています。

中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門が「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日
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