大学受験の勉強をしている時に英単語の勉強をどうされておりますか?
「英語のスペルが理解できないなぁ・・。」
と言うことありませんか?
そして英語の先生に聞いても正確なスペルで喋れる先生は少ないものです。
「なのでわからないから適当に読んで覚えている。」
これは昔の私のやり方でした。
しかし、このやり方では単語は覚えることができてもリスニングの時に全く使えなくなります。
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「大学入試が変わるって聞いたのだけど一体どうなるのだろう?」
「入試が変わるなんて不安」
2020年度から大学センター入試から大学入学共通テストに変わります。
2020年度からということは現在高校1年生のお子様がいる方から大学入学共通テストになるということですね。
入試形態が変わるって聞いて調べてみたけどよくわからない、でも大学入試について子供だけじゃなくて自分も知っておきたい。
そんな親御さんに必見。私の上司から聞いた、大学入試がどのように変わるのかを今からセンター試験と大学共通入試の違いを教えたいと思います。
目次
そもそもセンター試験とは
センター試験とはそもそもどんな試験でしょうか?
センター試験は独立行政法人大学入試センターが主催しているもので、正式名称は「大学入学者選抜大学入試センター試験」といいます。
この試験の1回が1990年に行われ、この試験の前は親御さんに馴染みがある共通一次試験となっています。
センター試験の特徴としては出題範囲が科目ごとに決まっているところです。
範囲は高等学校の学習指導要領に沿って出題されます。
また、試験方式が全教科・全科目で設問の解答をマークシートに記入する方式となっていて、記述問題がないというのが特徴です。
最大得点は全科目を合計して900点満点で各科目の平均点は60点前後(国語・外国語はその倍)を目安にしていまます。
問題傾向は基本問題が多め応用問題は少なめです。
センター試験の受験の申し込みの際にどの教科の受験をするのかを決めなければなりませんので自分の第一志望校と相談して教科を決めましょう。
センター試験の科目について
教科や日程については第1日目に地歴公民→国語→外国語の順で試験があり、2日目に理科(1科目のみ受ける人)→数学→理科(2科目受ける人)の順番で試験があります。
センター試験1日目
まず、1番初めに受ける科目は地歴公民です。
地理歴史・公民については試験時間が60分で各100点満点の配点となっています。
この中から地歴分野の「世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B」公民分野の「現代社会・倫理・政治・経済・倫理、政治・経済」から1科目又は2科目を受験できます。
国公立志望の文系学生の方は主に地歴分野のB科目から1科目・公民分野から1科目選ぶ方が多く、理系の方は地歴分野・公民分野から1科目を選ぶパターンが多いです。
2科目受験する場合は地歴分野から2科目、公民分野から2科目選ぶ事もできます。受験する大学によって科目が指定されますので志望校によって科目を選択しましょう。
次にお昼ご飯を挟み国語があります。
国語については試験時間が80分で、200点満点の配点となっています。
出題範囲は近代以降の文章すなわち現代文から100点(小論50点・小説50点)、古文から50点、漢文から50点です。
試験時間は古文と漢文をとらなくて一律80分です。受験する大学によって現代文のみのところもありますのでその場合、現代文に80分使えます。
1日目の最後に外国語が待ち受けています。
外国語については、試験時間は80分で、200点満点です。
科目は英語・フランス語・ドイツ語・中国語・韓国語で、英語の場合は筆記の後にリスニングの50点が加わります。
センター受験生の9割が英語を選択しています。私の受験時代も英語で受験をしました。
センター試験2日目
センター試験2日目の科目は、理科と数学です。
まず、理科を1科目のみ受験する方は理科からスタートします。理系の方など理科を2科目受ける方は数学からスタートです。
理科については、試験時間が60分で最大2科目で100点満点試験時間60分です。
出題範囲は理科基礎という(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)から2科目を選び回答する科目と発展科目である物理、化学、生物、地学から選ぶパターンがあります。
理科基礎という科目は1科目のみを選ぶことはできません。
例えば物理基礎のみ解答するということはできません。(厳密にはできますが最高得点が50点満点となってしまいます。)
文系の受験生は主に基礎科目を2科目を選択するのが主流で、理系の学生は発展科目から2科目とるのが主流です。
1科目受ける場合は数学を受ける前に試験がありますが、2科目の場合は数学の後に試験が2科目連続であります。
数学について、試験時間が60分で各100点満点です。
出題範囲は数学I、数学I・数学A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・Bがあります。
数学Aの科目は「場合の数と確率」、「整数の性質」、「図形の性質」の3題があるのでそのうち2題を選択しましょう。
数学Bについても同様に、「数列」、「ベクトル」、「確率分布と統計的な推測」から3題出題されるのでそのうち2題を選択しましょう。
国公立志望の受験生の大多数は数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・Bを選択しています。
マークシートにどの科目を選択するのかのマークをする場所があるのでしっかりと間違えずにマークを塗りましょう。
間違えてしまった場合、マークしてしまった科目から採点されますのでご注意ください。
以上がセンター試験の科目の概要です。
この試験がどのように変わっていくのかを次から見ていきましょう。
大学共通テストについて
大学共通テストの特徴
では、センター試験から大学共通テストについて何が変わるのでしょうか。
私が推測する一番大きな特徴は、マークシートのみではなく記述式の問題が導入されることと英語の試験が完全に民間業者に委託することだと思います。
国語の試験のうち3問程度に80~120文字程度の記述を含む記述式があります。
また、数学にも3問程度の記述問題が加わります。
そのため、試験時間も国語20分程度、数学は10分程度の試験時間が増加予定です。
また、記述試験は大学入試センターでなく、民間会社に採点を依頼するというのも特徴です。
英語についてはセンター試験ではマーク試験方式の筆記試験とリスニング試験でしたが、それだけではなく、高3の4月から12月までに英検やTOEFLなど民間の資格・検定の中から国が認定した試験を受けてもらいその結果を大学側に送るという方法に切り替わるパターンに変わるのも特徴です。
大学共通テストの大きな特徴としては記述試験の導入と英語の扱いについてです。
では、なぜこのように変わったのでしょうか?続いては変化の理由とその背景についてみてみましょう。
文部科学省の文章から見る大学共通テストの背景
大学共通テストは、なぜ変わったのでしょうか?以下の分は文部科学省の大学入試から引用した、大学共通テストについての文章です。
「大学入学共通テスト」について
1.高大接続改革とは?
グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。
このためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度)を育成・評価することが重要であり、「高等学校教育」と、「大学教育」、そして両者を接続する「大学入学者選抜」を一体的に改革し、それぞれの在り方を転換していく必要があります。
2.なぜ記述式問題を導入するの?
記述式問題の導入により、解答を選択肢の中から選ぶだけではなく、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することができます。
また、共通テストに記述式問題を導入することにより、高等学校に対し、「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業改善を促していく大きなメッセージとなります。大学においても、思考力・判断力・表現力を前提とした質の高い教育が期待されます。
併せて、各大学の個別選抜において、それぞれの大学の特色に応じた記述式問題を課すことにより、一層高い効果が期待されます。
3.なぜ英語4技能評価に資格・検定試験を活用するのか?
グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上が課題となっています。
現行の高等学校学習指導要領では、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能をバランスよく育成することとされており、次期学習指導要領においても、こうした4技能を総合的に扱う科目や英語による発信能力が高まる科目の設定などの取組が求められています。
大学入学者選抜においても、英語4技能を適切に評価する必要があり、共通テストの枠組みにおいて、現に民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用し英語4技能評価を推進することが有効と考えられます。
文部科学省「「大学入学共通テスト」について』(2018年10月01日最終閲覧)
以上が文部科学省が出した大学共通テストについての文章です。
分かりそうでわからないような、お役人の文章ですね。
高大接続改革、学力の3要素、学習指導要領など難しい言葉が出てきて・・・。
文部科学省の文章を事細かく見ていきましょう。
文部科学省の文章を詳しく見ていこう
文章の1番初めに高大接続改革についてと書かれても
「それってなんだよって!?」ってなりませんでした?私は思いました。
この高大接続改革のは「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革」という会議で出された具体的なプランです。
簡単に言うなら高校から大学への距離を縮めていこうということです。
このプランの1つとして大学共通テストに変わるということが生まれたのです。
では、次に背景についてみていきましょう。
まずこのプランは文部科学省の文章にも記載されていますが、グローバル化や急速な社会の変化で未来のことが予測できなくなったため、その時に対応できる力をつけさせようとすることが目標です。
この対応できる力という言葉は現在の言葉で「生きる力」と表されています。
「生きる力」という言葉は学習指導要領という学校の指導方針のまとめや目標が書いたものの中に「変化の激しい社会で生きる子どもたちに身につけさせるべき力」とされていて「確かな学力」「豊かな人間性」「健康・体力」の3要素から成り立っています。
この、確かな学力の中に「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」という要素が大切とされ今のセンター試験では知識しか問われていないからこの3要素を取り入れた入試を考えなきゃということで生まれました。
ここまで読むとさっきの文部科学省の文章も少しわかってきたのではないでしょうか?
この思考力や判断力や表現力の力を見るために自分の力で考え、答えを記載するための記述式が生まれたということです。
また、学校側にもこれらの力をつけさせるために、従来通りの授業ではなく、生徒が主体的になり、一方的な授業ではなく対話型によって生徒が深い学びを得る授業をしてほしいという願いを込め記述式にした背景もあります。
余談ですがこの主体的・対話的で深い学びは教育用語でアクティブラーニングとも使われています。
英語についても同様で、英語には「話す力=スピーキング」「聞く力=リスニング」「書く力=ライティング」「読む力=リーディング」の4要素が必要とされてきました。
従来のセンター試験ではマーク式の筆記試験とリスニングのみでしたので「読む力」と「聞く力」については取り入れられていませんでした。
そこで、残りの2つの要素を取り入れた試験にするために現在行っている民間試験の英検などで測ることで真の英語能力を身につけさせようとする意図があるわけです。
まとめ
・センター試験から大学共通テストに変わりました。
・大学共通テストの大きな特徴はマークシートに加え国語と数学に記述式が入ったことです。
・英語の試験もTOEICなどで代用することになります。
・大学共通テストの変わった背景は新たな時代に対応するための力をつけるため。
・この対応できる力は生きる力といわれ「確かな学力」「豊かな人間性」「健康・体力」の3要素から成り立っている。
以上が、大学共通テストの特徴と背景です。時代の流れとともに教育の変わっていく必要があるため従来の試験から新たな試験にステップアップしました。
私も10年前の時代からこんな時代に変わるとは想像もつきませんでした。
現在情報もさらに発達し、これ以上に変化が激しい時代になっていくと更に10年後は予想がつかない時代になっていくと思います。
これに立ち向かうための「生きる力」であり「確かな学力」であり「主体的・対話的で深い学び」が今の教育業界で重視されていることです。
従って、上記に沿った教育を親御さんたちが意識をしていれば自然に試験に対応できると思います。
試験形式が変わるからと言って、現代文が廃止されることや、英語の文法がなくなることはありません。
子どもたちにいかに考えさせ、そこから深く学ばせることができるのか。
このことを意識することが将来の子どもの成長にとって一番大切なことではないかと私も思います。大学共通テストに変わっても焦らず、落ち着いていきましょう。
新制度の大学共通テストは2020年度から始まります。
この記事を書いているのが2018年10月なので、あと2年ちょっとです。
2年と言うと長いようですぐに来ますよ。
そこで、他の受験生と差を出すためにも今から塾に通ったりして受験対策をバッチリ行ってください。
新制度での初めての入試は問題自体が比較的簡単なことが多いです。
そこで一発合格を目指しましょう。
難関大学に合格した体験記も載せておりますので参考にしてさいね。
その時に、凄腕の講師の所ともう1箇所営業に行った所があります。
ここは別の塾でしたが、新制度の大学入試に備えて今から対策を行っていました。
効率的な方法を聞いてきましたので、この記事を書いている2018年10月現在の情報を基に紹介します。