中学生のお子さんの成績、気になりますよね。
学校の授業について行けているか?
苦手分野ができていないか?
予習・復習がきちんと身についているのか?
家庭のフォローだけでは難しい場合は、「学習塾」を検討される方も多いと思います。
実は「集団学習が合わない」というお子さんもいることをご存知でしょうか?
「集団学習のメリット、デメリットって?」
「学校の友達が多く通っている塾がいいのかな?」
「うちの子は集団塾でいいのかしら?」
皆さん、塾への疑問はたくさんお持ちだと思います。
集団学習塾に通わせた友人の体験談と一緒に紹介して行きますね。
目次
集団塾を選んだ理由とは?
集団塾に通っている中学生は本当に多いです。
友人も話していましたが、お子さんのクラスの大半が集団塾に通っているそうですよ。
なぜ集団塾が選ばれるのでしょうか?
その理由とは…。
- 家や中学校の傍にあり、通いやすい
- 学校の友達が多く通っている
- 合格実績が多数ある
- 先生の評判がいい(塾による)
などの声が多いです。
集団学習塾を選ぶメリットとは?
まずは、集団塾を選ぶメリットを紹介してみたいと思います。
受験に関する情報量が豊富
合格実績を多く持つ塾は特に、受験に関する情報量はかなりあります。
受験対策や、志望校の出題傾向など、学校では教えてもらえない情報を得ることができます。
友達と切磋琢磨できる
成績のレベルでクラス分けをされる塾が多く、テストの点数などをライバルと競い合うような環境が生まれます。
「友達に負けたくない」という気持ちが勉強をする意欲につながります。
年間を通したカリキュラム
夏期講習や冬季講習、中学校の中間テストや期末テストに合わせた対策。そして受験の対策。
年間を通してのスケジュールが決まっており、それに合わせて生徒が勉強する形になります。
目指すべき目標がはっきりしている為、学習習慣が定着しやすいと言えます。
集団塾を選ぶデメリットとは
では今度は、集団塾のデメリットを見てみましょう。
生徒全員には目が行き届かない
集団塾は一斉授業です。
疑問点があったとしても、授業は待ってくれません。
メリットの部分にも書きましたが「質問をできる生徒」でないと出遅れてしまう可能性があります。
お子さんが積極的に質問をして行けるのか考える必要があります。
友達作りの場になってしまう
これもまたメリットの部分で述べましたが、塾では他校の生徒と一緒に勉強します。
友達を「よきライバル」と認識して、切磋琢磨できればいいですが、休憩時間や帰り道での雑談で友達と仲良くなりすぎるパターンも。
「塾=勉強に励む場所」だとわきまえておかないと、「塾=友達との交流場所」になってしまう可能性があります。
自分のペースで勉強できない
年間を通してのカリキュラムが決まっていると、誰か1人が塾を休んだとしても、授業の内容は進行して行きます。
休んだ生徒のフォローがない訳ではありませんが、休んだ日の課題をきちんとこなすことや、疑問点は質問するなど、自力で取り返していくしかありません。
経験談「集団塾が合わなかった我が子」解決策は?
では、集団塾にお子さんを入れた私の友人の経験談をご紹介します。
Aさんの場合
私の息子は中学2年生です。
運動部に所属しているので、忙しく、テスト前くらいしか机に向かいません。
学校の授業にもついて行けておらず、とても心配でした。
「きちんと勉強する習慣をつけていないと、受験勉強が大変だよ」
と友人に言われたことがきっかけで、集団塾に入会しました。
進学校に多数の合格者を出している塾で、学校のお友達もたくさん通っています。
最初は順調に通っていましたが、塾に入会して半年程たつ頃、息子が「塾、やめたい」と言い出しました。
理由を聞くと塾の勉強についていけないとのことでした。
息子はかなり引っ込み思案な性格で先生に疑問点を質問できずにいたようです。
学校の授業対策で入会した塾でしたが、結果的に塾の授業でも遅れをとってしまいました。
やはり、個人のペースに合わせて教えてくれる家庭教師を検討すべきだったと今、とても後悔しています。
Bさんの場合
娘には小学生の頃から家庭教師をつけていました。
中学校に入ってから、「学校の友達が行っている塾にいきたい」と言い始めました。
私は今のまま、家庭教師の先生に勉強を個人的に見てもらったほうが娘には合っている気がしましたが、その時は娘の意志を尊重しました。
塾に入会して数か月後…学校のテストの点数が下がってしまい、とても驚きました。
娘に塾について尋ねると「楽しいよ!!」とか「OO中学校の友達ができた」とか勉強以外の話ししか出て来ないことが気になっていたのですが、こんなに顕著に結果に出て来るとは思いませんでした。
娘は成績が下がったことが大変ショックだったようです。
しかし娘は挽回しようと努力する訳でもなく、
「先生の教え方が悪い」
「雑談に誘った友達が悪い」
と周囲のせいにし始め、挙句の果てには「塾に行きたくない」と言うようになりました。
塾でお友達ができるのはいいことですが、娘は勉強に集中できなかったようです。
このまま集団塾を継続して、成績が下がり続けても困りますし、それによって勉強への意欲がなくなるともっと困ります。
再度、家庭教師をお願いしようかと現在検討中です。
解決策は?
Aさんは、塾の授業についていけなくなり、通うのが嫌になってしまいました。
Bさんは、塾が友達との交流場所になってしまい、成績が下がってしまいました。
Aさんのように、積極的に質問できない生徒や、Bさんのようにメリハリのつかない生徒は集団塾で成績を伸ばすのは難しいかもしれません。
では、Aさん、Bさんはどんな学習方法があっているのでしょうか?
そう、それは「家庭教師」です。
①一人ひとりのペースで勉強を教えてくれる
②苦手なところは補強、得意なところは伸ばしてくれる
③先生とマンツーマンで勉強する為、質問がしやすい
④先生の目が行き届くため、集中力が途切れない
学校の授業をきちんと理解しているお子さんが、「復習」として集団塾に通うのは効果的です。
ですが、Aさんのように学校の授業について行けていない場合は、
「どこから理解していないのか」
「どの分野が苦手なのか」
など、生徒の学習状況を把握して対応してもらえる家庭教師が一番合っています。
また、Bさんのように学習意欲があまり見えず、メリハリがつかないお子さんも先生とマンツーマンで、集中して勉強ができる家庭教師がおすすめです。
「友達が行っているから」
「合格実績があるから」
など集団塾の決め手はたくさんあります。
ですが、塾の学習スタイルがお子さんに合っていなくては意味がありません。
集団塾が合わない時は「家庭教師」をつける。
これが一番の解決法だと言えそうです。
まとめ
●集団塾のメリットとは?
- 受験に関する情報量が豊富
- 友達と切磋琢磨できる
- 年間を通してのカリキュラム
●集団塾のデメリットとは?
- 生徒全員には目が行き届かない
- 友達作りの場になってしまう
- 自分のペースで勉強できない
●「集団塾」が合わない生徒の解決策は
「家庭教師」をつけること
家庭教師のメリットは…
- 一人ひとりのペースで勉強を教えてくれる
- 苦手なところは補強、得意なところは伸ばしてくれる
- マンツーマンで質問がしやすい
- 先生の目が行き届くため、集中力が途切れない
勉強は少しの遅れがきっかけになって、どんどん分からなくなってきます。
それがやがて「苦手」に変わっていきます。
そうなる前に「家庭教師」をぜひ検討してみて下さいね。
中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。
中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。
人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。
その1つめの関門が「高校受験」です。
ここで最初の線引きが行われます。
この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。
その事について紹介しているのがこちらになります。
小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。
先日、中学生のお子さんを持つ知り合いに会いました。
高校受験対策のために学習塾に通っていると話しているとのことでした。
合格率…授業の質…費用…などなど。
どこの塾がいいのか、たくさんリサーチして入会したそうですよ!
評判のいい塾だったらしいですが、色々と悩みがあるようでしたね…。
知り合いが話していた集団塾での「学習スタイル」の悩みを紹介しますね。