部活でストレスはもう嫌だ!!運動部の悩み解決方法とは??

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みゆき

先日、中学生のお子さんを持つ友達と会いました。

「子どもさんは元気~?」と何気なく聞くと、

「部活で忙しくて、土日も家にいないのよ。少しは勉強も頑張ってほしいのに…。」

と、友人が少し困ったように答えました。

友人のお子さんは、バレーボール部に所属しているらしいです。

「一生懸命、部活動に打ち込んでいるなんて素晴らしい!!」

と私は思ったのですが…。

実は「運動部の在り方」に悩まされる中学生が多いってご存知でしたか?

今回は、中学生が抱える「部活動のストレス」に関してご紹介しますね。

学校生活を彩るものとして挙げられるのは、何と言っても部活動です。

中学校に上がると、誰もが何らかの部活動を経験します。

中でも運動部は積極的で、あらゆる大会で学校が総力をあげている様子が見受けられます。

部活を通して得た「スポーツの楽しさや喜び」、「友情や努力して得た結果」は、かけがえのない思い出となります。

しかし、本来楽しいものであるはずの部活がストレスになって、悩んでいる生徒も少なくありません。

「どうすれば、ストレスなく部活を楽しめるの?」

「勉強との両立ができるのか不安」

「運動部と文化部、どちらに入部すべきだったのかわからない…」

部活動に関する悩みや迷いは、それぞれお持ちと思います。

運動部に入部した生徒3人の体験談を交え、解決方法をご紹介します。

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運動部の実情とは?

 

文部科学省は『運動部活動の意義』として、次のように示しています。

「運動部活動は、学校教育活動の一環として、スポーツに興味と関心を持つ同好の児童生徒が、
教員等の指導の下に、自発的・自主的にスポーツを行うものであり、
より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、
 スポーツの楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらす意義を有している

引用:https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpad199801/hpad199801_2_051.html

「運動部」に所属し、仲間と一緒に素晴らしい経験をしている人はたくさんいます。

しかし、文部科学省が「運動部活動の意義」において、「生徒の自主性」や「有意義さ」を示しているにも関わらず、部活動への入部を強制したり、過酷な練習を生徒に課し、休日も休むことを許さない

いわゆる「ブラック部活」を疑問視していない中学校が未だ多くあるのも事実です

このような「部活動の実情」に悩みやストレスを抱える中学生は後を絶ちません。

体験談「運動部活動が辛い…」解決策は?

Aくんの場合

Aくん

僕は中学1年生です。

僕の通う中学校はバスケットボールの強豪校です。

入学したら、絶対バスケ部に入部すると小学生の頃から決めていました。

実際に入部してみると…毎日行われる過酷な練習メニュー、厳しい上下関係、平日、休日問わず休むことを許されず、正直、何もかも想像以上でした。

部活の為に通学しているような毎日に疲れ、僕の体力は限界に達していました。

帰宅後はすぐに眠ってしまい、勉強する時間は全くとれません。

もちろん塾に通うために、部活を休むなんて考えられません。

僕はどんどん授業についていけなくなり、テストの成績もどんどん悪くなってしまいました。

こんな結果が待っていると予測もせず、ただ憧れだけで運動部に入部したことを今では後悔しています。

小学生の頃は「勉強がわからない」なんて思ったことなかったのに。

勉強と両立できる部活に入っている友達がうらやましく感じます。

Bさんの場合

Bさん

私の中学校では、生徒全員が部活に入らなければいけません。

私は、運動部と文化部どちらに入るか迷いましたが、なんとなく、運動部の方が仲間との友情が深まる気がしたので水泳部に入部を決めました。

私は小学生の頃、水泳大会で表彰された経験があり、泳ぎに自信もありました。

しかし、他の小学校から来た子が私よりも良いタイムを出し、すぐにエースとして活躍し始めました。

私はその子に負けないように、朝は誰よりも早く来て、放課後は誰よりも遅くまで練習しました。

それなのに、その子より速く泳ぐことができません。

私はふと、他の友達に

「どうしてあの子は、私よりも練習していないのにあんなに速く泳げるの?」

と、単純な疑問を投げかけました。

それをその友達は、私がエースの子に嫉妬して不満をもらしていると感じ取ったらしく、それを噂にして部の中に広めてしまいました。

いつの間にか、私とエースの子との間には嫌な空気が流れるようになりました。

エースの子は性格も良く親しみやすい子だったので、部のみんなは私を悪者扱いし始めました。

挨拶をしても返してもらえず、私は孤立してしまいました。

部活でたくさん友達ができると思っていたのに、悲しいです。

Cくんの場合

Cくん

僕はサッカー部に所属しています。

小さい頃、父親からサッカーボールをプレゼントされ、一人で遊んでいる内にサッカーのルールやテクニックを学んでいきました。

中学校に入ったら絶対サッカー部に入ろうと決めていて、実際入ってみると、みんなとプレーするのがとても楽しく、

「試合ってこんなに面白いんだ。入って良かった。」

と心の底から思いました。

2年生になってやっとレギュラーを勝ち取り、上達するぞと意気込んでいた矢先、僕は大切な試合で大きなミスを犯しました。

僕のPKが入れば優勝という場面で、ボールをゴール枠から大きくはずしてしまったのです。

その後、相手チームはPKで成功し、結局僕のミスで優勝を逃してしまいました。

チームのみんなは慰めてくれましたが、僕は自分を許せなくて、自分を責める毎日が続きました。

その失敗を思うあまり、夢にまで出てうなされるほどでした。

次第に練習試合でも、

「もしまたミスしたらどうしよう。」

と思って、思い通りのプレーができなくなり、ついにレギュラーからはずされてしまいました。

みんなは、

「そんなに思いつめるなよ。」

「また次、PK決めたらいいだけのことだろ。」

と言いますが、内心はきっと僕のミスを責めていて、僕さえ試合に出ていなければ勝てたと、きっと思っているだろうと疑心暗鬼になってしまいました。

仲間のことを信じられない自己嫌悪、ミスを取り戻したい悔しい気持ち…

複雑な思いを抱えたまま、毎日練習を続けました。

すると、次第に体にも異変が起き始めました。

朝、なかなか起きられなくなり、体のだるさが続くようになったのです。

そのうち体がふらつくようになり、食欲もなくなってしまいました。

そんな状況を見かねた両親は僕を病院に連れていきました。

診断結果は「起立性調節障害」でした

小学生から中学生に多くみられる病気で、自律神経がうまく働かなくなり、頭に血が回らなくなる病気だそうです。

ストレスも原因になると聞き、両親は部活が要因だとすぐに断言しました。

今はしばらくサッカーから離れて、部活を休んでいる状態です。

チームメイトがサッカーをしている姿を見ると、自分も加わりたいと思いますが、また失敗するのは怖いです。

今後もサッカーを続けるべきか悩んでいます。

解決策は?

運動部活動に入ったことによって、3人はそれぞれ困った状態に陥ってしまいました。

まず、Aくんの場合、休日も練習に出ることを強制され、勉強が手につかなくなっていましたね。

Bさんは、運動部の方が友達との絆を深められると考えていたようです。

そしてCくんは、ミスをする恐れから病気になってしまいました。

もし、3人が文化部を選んでいたらどうだったでしょう。

文化部は運動部と比べ、発表会がある部活以外は休日にまで練習をする部活は少ないことが多いです。

なので、その分勉強に励むことができます。

また、文化部だからといって、友情が手に入らないわけではありません。

文化部でも活動を通して、仲間の絆が深まることは大いにあります。

さらに、連帯責任感が少なく自分のペースで取り組める部活が多いので、ミスをおかす恐怖を感じることも少ないでしょう。

つまり、3人が文化部を選んでいれば、よりストレスを感じることなく学校生活を送れていたかもしれないのです。

運動部のストレスによって成績が落ちたり心に傷を負ってしまうより、文化部に転向して時間と心に余裕を持たせてみてはどうでしょうか。

まとめ

 

運動部から文化部に転向すると、このようなメリットがあります。

  • 時間に余裕ができて、勉強時間に費やすことができる
  • 運動部と同じように仲間づくりもできる
  • 心にゆとりをもって部活動できる

という、可能性は高くなります。

もちろん、運動部に所属して充実した毎日を送っている中学生はたくさんいます。

ただ

「生活スタイルと合わない」

「他にやりたいことができない」

など、自分の思い描いていた「運動部のイメージ」と違う場合は、少し立ち止まって、「文化部」の活動にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

一度しかない中学校生活。

冒頭にも書きましたが、「部活動」は学校生活を彩るものです。

充実した毎日を送るためにも、「自分にあった部活を選択する」ことはかなり重要と言えます。

運動部でストレスを感じている人は文化部に転向してみることが解決策かもしれません。

陽介

大人になった時、「中学生の頃は楽しかったな」と思い出せるようになりたいですね。

無理をしすぎず、心も健やかに楽しく過ごしましょう。

中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。

中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。

人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。

その1つめの関門が「高校受験」です。

ここで最初の線引きが行われます。

この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。

その事について紹介しているのがこちらになります。

小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。

高校受験対策をしたいが夜道が不安、その時は家庭教師一択!

2018年9月17日
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