小学生のころは成績優秀で有名だったのに中学生に上がると成績が普通になっている。
逆に小学生の時はそこまで成績はよくなかったが中学生で成績トップになっていたという話も聞きます。
そこには、何の違いがあるのか?
その鍵となるのは実は親の子どもに対する接し方だったりします。
何で親が関係するの?子どもの勉強に対する努力が足りないからじゃないの?と思われる方も多いと思います。
これから子どもがどう成長するかは親の接し方ひとつで変わってきます。
普段の何気ない一言が実は大きな影響をもたらしているのです。
目次
子どもについてこんなことつい言ってませんか?
子どもが親から受ける影響
子どもが親から受ける影響はすごく大きいと言えます。
何故なら、子どもが生まれた瞬間から常に一緒に生活し、子どもにとって鏡になる存在です。
親から否定されたり、強要されたりすると子どもは落ち込んだり、やる気をそがれてしまいます。
子どもが遊びに夢中になっているときについ
「勉強やりなさい。」
「これはやっちゃダメ。」
と頭ごなしに言ってしまってないですか?
子どもなりに時間を決めて勉強をしようと思っていたところに、親からこんなこと言われたら
「今から勉強しようと思ってたのに。」
「このゲーム友達の間で流行ってるから明日話のネタになるから今したいのに。」
と子どもの反抗心をあおってしまう結果にもなりかねません。
ではどうやってやる気と自主性のモチベーションを高めていったらいいのでしょうか。
将来伸びる子どもとそうでない子どもの親の違い
将来伸びる子どもとそうでない子どもの親の特徴は、普段の生活の中に差が表れています。
- 無理矢理勉強をさせるのではなく、勉強が面白いという事を伝えている
- 静かに見守りつつ、困った時にすぐ手を差し伸べることができている
- 全て答えを教えるのではなく何かヒントを与えて考えさせている
- 勉強や遊びのスケジュールを強制的に親が決める
- 子どもの考えが親の意にそぐわないと否定する
- 勉強を教えるときに、答まで教えてしまう
- 何かにつけてはご褒美を与える
最後のご褒美をあげるというのは、頑張った子どもにとってはやる気を引き出すものではないか?と思われる方も多いと思います。
しかしだんだん「ご褒美=勉強をする」になってしまい、自分からは何もやらない子になってしまう可能性が大きくなります。
親がどのようにして子どもと接するかで勉強に対してやる気が大きく変わります。
子どもを肯定し、「やる気スイッチ」を引き出して最大限にモチベーションを上げることが必要なのです。
私自身も小学校のとき親から無理矢理やらされていたので勉強は好きではありませんでした。
まずは小さなことから
子どもの可能性を伸ばすために
親自身が変われば子どもの勉強に対しての意識や考え方は変わってくると言うことがわかってきました。
しかし、見守るといってもいつまでもだらだらと、ゲームを続ける姿を見るとつい
「まだ宿題しないの?」
と言ってしまいがちです。
勉強が好きという気持ちになってもらうためには言葉から変えていきましょう。
勉強やりなさい⇒今なら時間あるから解らないところの確認が一緒に出来るけどどう?
どうしてそんなにテストの点数悪いの?⇒次のテストで良い点数取れるように協力するね。
このような子どもへのサポートというかたちで親が接する事が大切だと思います。
親が取るべき行動
具体的にどのような行動をとっていけば子どもが勉強を好きになるのか。
また、面白い、勉強がやりたいと思ってもらえるのかが大切です。
例えば、
・買い物に行った際にお金を渡して一人で買い物をするまた、お使いを頼む
・外に出て空の星を見ながら神話を話す
・日常の中で会話をする時に日常的な疑問を
「なんで〜になるでしょう」
といったクイズ形式で問題を出す。
まだ、たくさん方法はありますが子どもに普段の生活の中の
「なぜ?どうして?」
に興味を持ってもらうことが大切です。
子どもは興味を持つと、集中力が増し分からないことについてとことん知りたい!という欲求が強くなります。
それをうまく勉強に繋げていくのです。
私の友人からこんな話を聞きました。
子どもと一緒にお風呂に入るときにペットボトルやプラスチックのおもちゃ。
または身近にあるものを持って湯船に浮かべた時に
「何でこっちの方が大きくて重いのに浮かぶのかな?」
「さっきまで浮いていたのに沈んだよ?何でかな?」
またあるときは
「動物の名前でしりとり」
「四角いものをどっちがたくさん言えるか」
とゲーム感覚で国語や理科の楽しさを伝えているそうです。
このように勉強の楽しさを伝える空間を作るのもいいと思います。
ぜひ試してみてください。
またオリジナルな方法を見つけるのも案外楽しかったりします。
まとめ
- 親次第で子どもの人生は大きく変わる
- 親の考えばかり子どもに押し付けていたらだめ
- 子どもの考えに対し全て否定してはいけない
- 子どもに押し付けず子どもの行動をサポートするように接する
- 勉強が面白い、楽しいという勉強のメリットを伝える
- 答えを与えるのではなくヒントを与え子どに考えさせる
このように、子どもが将来伸びていくのかそうでないかは親が鍵を握っている部分がとても大きいです。
子どもに勉強を無理矢理させるのと、自分から勉強するということは似ているようで大きく先々に影響します。
子どもが今すぐ勉強が好きになるのは難しいですが、親が勉強の楽しさを伝えるのは出来る事だと思います。
今の現状からは子どもがどう成長していくかはわかりませんが、親の接し方で子どもは大きく変わるのは確かです。
まずは、声掛けと言った小さなことから変えてみてはいかがでしょうか。
真っ白な子どものキャンパスが
「勉強するのが楽しい」
「もっと色々知りたい」
でいっぱいになり、将来の夢に向かって歩いていけるように、親が導いていきましょう。
中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。
中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。
人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。
その1つめの関門が「高校受験」です。
ここで最初の線引きが行われます。
この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。
その事について紹介しているのがこちらになります。
小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。
私が中学時代にもいました。
それは何故なのか?中学時代の友人の様子もみた感じで紹介します。