子どもを授かってからの、一番最初の大仕事と言えば、やはり「出産」ではないでしょうか。
ようやく出会うことの出来た新しい命、新しい家族を目にすることで、沢山の夢や、一緒にしたいことなどに思いを馳せたりしますよね。
ですが、現実はそんなに甘くはありません。
約1年間、お腹の中の赤ちゃんと生活をしていた女性の体力って、思っている以上に衰えてしまっている事が多いんです。
今回は、現在小学校3年生の娘との想い出を、様々な「体力」についての体験、対策と共に振り返ってみたいと思います。
これから、下記の時期を迎える方は、是非、ご自分にも置き換えて、考えてみて下さいね。
目次
はじめての赤ちゃんとの生活
赤ちゃんを産んで、最初の試練と言えば「おむつ」と「寝かしつけ」でしょうか。
ミルクも、試練の一つですが、今回は体力面に関してのことなので、ご紹介はしません。
私は、帝王切開での出産だった為、「術後1ヶ月は安静にするように」と担当医から言われていました。
しかし、産まれてきた子どもには、そんなの関係ありません。
冒頭に書きましたが、約1年もの間、お腹に赤ちゃんが居る状態で生活をするというのは、思っている以上に体力が落ちてしまっている事が多いんです。
私が一番苦労した「寝かしつけ」のお話から、ご紹介したいと思います。
寝かしつけについてパパにしてもらいたい場合、、ありますよね。
そういう場合はこの記事を参照にしてくださいね。
パパがする事のメリットについて書いております。
「動かない」と「動けない」の違い (6ヶ月頃~
言葉だけを並べると、なんとも屁理屈のような感じがしないでもないですよね。
でも、とっても大切なことなんです。
「動かない」は、身近なことに置き換えるなら
「リモコンやティッシュ、携帯を取るのに横着をする」
というのが私にとっては、一番の表現ではないかと思います。
「あとちょっと」で済むのに、面倒くさいからと手を伸ばしてみたり、道具を使って、何とか出来ないかと考える。
たった一歩、されど一歩。
よく考えてみれば、一歩で済むのなら動いた方が早いのでは?
とも思いますが、それでも「動かない」という意志。
自分で、自分の行動をコントロール出来るのが「動かない」場合です。
では「動けない」のは、どういう時だと思いますか?
身近なことに置き換えるなら「体調が優れないとき」が、誰にでも当てはまる表現ではないでしょうか。
やらなければいけない事があるのに、体が動かない…なんて事が、誰であっても、一度はあるはずです。
動かなければ、という気持ちがあるのに、行動をコントロールすることが出来ないのが「動けない」場合です。
子どもを産んでからは、「動けない」ことが少なからずあります。
私が、これを一番実感したのが「寝かしつけ」の時でした。
首も据わり、視力も、人の表情がしっかりと判別出来るようになってきた半年を過ぎたあたりから、夜泣きがはじまりました。
早朝でも、深夜であっても、時間なんてものは赤ちゃんには関係ありません。
また、抱き方一つをとっても、人によって違いがあるので、中には「お母さんの抱っこ」でないと、寝てくれない赤ちゃんも居ます。
なかなか寝付かない赤ちゃんは周りの話を聞いた中でも結構多かったです。
寝付かなくて悩んでいる・・・
そういう方はこちらの記事も一度読んでみてくださいね。
少しずつ、育児に慣れてきたかも?と思っていた所で訪れる、この時期は、私にとっては本当に辛いものでした。
家事をしない訳にもいかないので、少なからず日中は起きている事が多くなります。
かと言って夜中や早朝は、子どもが起きてしまえば、寝かしつける為に自分自身も起きなければいけません。
このような生活が続くと、どうなると思いますか?
だんだんと睡眠が足りない日が増え、日中の動きも疎かになってしまい、最終的には「泣いている」と解っているのに、
体のコントロールが効かなくなってしまったんです。
何とか体を起こすことが出来ても、次は子どもを「抱き上げる」ことが出来ず、座った状態で、何とか足に乗せるのが精一杯。
若い頃であれば、ちょっと睡眠が足りない日が続いても、それこそ徹夜をしたって元気だったこともあったかもしれません。
しかし、生活の中心が「子ども」になったことで、自分のペースではなく、子どものペースに慣れていかなければなりません。
我が家では、週の2日ほどを、主人に頼んで、スーパーなどでお惣菜を買って来てもらい、料理の時間分を仮眠に充てるようにしました。
ぐっすりと眠ることは出来ませんが、目を閉じているだけでも、少なからず体は休まります。
慣れてくれば、昼間の眠っている時間を調整してあげて、夜にたっぷりと寝てくれるよう、かまってあげることも効果的でした。
ちょっとくらいなら大丈夫。
と思わず、日中であっても、時間を作ることが出来たなら、少しでも体を休めることを心掛けるようにしてください。
でないと、いざという時に「動けない」状況になってしまうかもしれませんよ。
赤ちゃんはいつだって全力
ミルクも大人しく飲んでくれるし、おむつの交換も楽々…。
なのは、最初だけで、成長してくれば、だんだんと体も大きくなり、力もついてくるので、赤ちゃんも、動きが活発になってきます。
寝返りが出来るようになってくると、全体的に体を動かすので、成長が嬉しい反面、困るのが「おむつ」の交換です。
片手で、両足を掴んで交換してあげるのが一般的だと思いますが、これが難しくなってきます。
赤ちゃんは、自分で自分の体をコントロール出来るようになってきたことで、体を動かすことが楽しい時期でもあります。
そんな楽しい時間を邪魔するのが「おむつタイム」です。
動きたい、という気持ちがあるのに、両足をひとまとめにされて、身動きが取れなくなる…。
赤ちゃんにしたら、自分の体なのに、自由に動かせないことが悔しい気持ちになるのではないでしょうか。
機嫌が良い時であれば、歌を歌ったり、他のもので興味を引いているうちに交換出来るのですが、機嫌が悪い時は、両足をまとめるまでに、凄まじい攻撃を受けることもありました。
大きくなってくると、力もコントロール出来るようになってきますが、赤ちゃんには、そんなものはありません。
何事に対しても全力で行動するので、こちらも全力で挑まなければ、おむつの交換が終わらないんです。
特に大きい方の時は、いわば死闘…激戦になることもしばしば。
1日に何度も交換をしてあげなければならないので、ご機嫌を伺いながら行うこともあります。
しかし、毎日しなければならないことなので、疲れている暇がありません。
寝かしつけの時や、ミルクをあげる時にも、抱きながら行うことが多くなってきます。
なので、腕は疲れ切っていることが多いと思いますが、毎日のことなので、すでに筋肉痛は過ぎている頃だと思います。
ハイハイや、つかまり立ちをするようになれば、おむつの交換の仕方も変わってくるので、もう少しの辛抱ですよ。
一緒に行動するようになると起こること (1歳頃~
つかまり立ちを経て、足元に不安を感じながらも、歩けるようになってくると、一緒にお散歩に出掛けたくなりますよね。
歩けるようになるのは、大体1歳前後と言われています。
娘は1歳を前に歩けるようになったのですが、外に行きたいと駄々をこねることが多かったように思います。
歩けるようになるまでは、ベビーカーに乗せ、近くの公園をぐるりと周ったりしていましたが、歩けるようになってからは、あちらこちらに興味が動くので、とても苦労しました。
何より、歩けるようになったと言っても、ずっと歩いてくれるわけではありません。
ベビーカーに乗りたがったと思えば、すぐに降りると足をバタつかせたり、ほんの少し歩いただけで、抱っこしてほしいと手を伸ばしてきたり…。
私の真似をして、ベビーカーを押したいとサイドを掴んで、なぜかベビーカーと並んで歩いたこともありました。
そんなにコロコロと変わるのなら、ずっとベビーカーに乗せておけば良いのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。
私も、もちろん、試してみた事があります。
結論から言えば、力の限りに大泣きされて、大変なことになりました。
このくらいの時期になれば「自分のしたいこと」というのが、子どもであっても、はっきりとしています。
動きたいのに、ベビーカーから降ろしてくれない…。
言葉の発達がまだまだ、未熟なので、意思表示のために、自分のしたいことが出来なければ、泣いて知らせます。
それでも、ベビーカーに乗せたまま、声をかけ、別のことに意識をそらせるようにしたこともありました。
しかし、この成功率は20%くらいだったので、我が家ではあまり効果はありませんでした。
晴れている日であれば、ほぼ毎日のように「外に出たい攻撃」を受けるようになります。
外に出れば、ベビーカーに乗せ、降ろし、また乗せる。
歩いてくれたと思えば、抱っこをせがまれ、抱っこのままで、少し歩けば、次は自分で歩くと体をバタつかせる…
家の中であれば、車や自転車など、気をつけなければならない事はありませんが、外に出たなら、周りにも気を配らなければならないので、普段の倍は疲れてしまいます。
慣れるまでは、我慢の連続になることもあるかもしれません。
ただし、悪いことばかりではないんです。
定期的に、外に出るようになると、今まで以上にお日さまを浴びることが出来るようになります。
体の中には、お日さまを浴びることで活性化するホルモンがあります。
天気が良い日に外に出ることで、体が朝を認識するようになってきます。
そうすると、眠る時間も少しずつですが、定まってきます。
また、子どもも、今まで以上に体を動かすようになるので、眠りにつくまでの時間が短くなる子も居ます。
夏の暑い時期や、冬の寒い時期であったり、住んでる場所によっては、お散歩をするのが難しい地域もあるかもしれませんが、短時間であってもお日さまを浴びられるように、意識してみて下さい。
一緒にお日さまを浴びることで、自分の体内時計もリセットされるので、睡眠がとりやすくなります。
これから、まだまだ活動範囲が広がっていく子どもに対応する為にも、しっかりと体を休めて、体力を回復出来るように努めなくては、どこかで参ってしまうかもしれませんよ。
なお、1歳の男の子の遊び方とか関わりかたについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
幼稚園(保育園)に入園するまで (1歳半頃~
この記事をご覧の方の中には、早い段階での職場復帰を望んでらっしゃる方も少なくないと思います。
今でこそ、自治体などを中心に、保育園や託児所といった場所を増やすように、と様々な活動がなされているところも多くなりました。
それでも、受け入れられる児童数に限りがある為、入園待ちの状態が続いている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域柄もあるかもしれませんが、大阪に住んでいる友人もこの入園待ちのことについて記事で書いています。
都会ではよくあることなのかもしれません。
この頃の子どもは、行動範囲が広くなり、おしゃべりも上手になります。
自分の感情を、言葉にして、伝えることが出来るようになる為、この時期に起こるのが「魔の2歳児」とも呼ばれている「イヤイヤ期」です。
今であれば、こちらの記事のように、上手な付き合い方を学ぶことも出来ますが、当時の私には、そんな余裕もなく…毎日「イヤ!」との戦いでした。
例えば、一生懸命作った離乳食・幼児食を、一口食べただけで「イヤ!」なんて言われた日には、もう言葉が出ません。
なお、離乳食についても色々と紹介しておりますので、「ワンパターンだなぁ」と悩まれている方は参考にしてみてはいかがでしょうか?
買い物に行かなくちゃいけないのに、洋服に着替えるのも「イヤ!」
何とか着替えさせたとしても、いざ出発!の瞬間に「おそと、イヤ!」
なんてことも、珍しくありませんでした。
下記記事にイヤイヤ期の事について紹介していますが、今思うと娘もこの感情があったのかもしれません。
おしゃべりも上手になる、と書きましたが、だからといって、大人のように、事細かに説明できる訳じゃないですよね。
落ち着いて考えてあげることが出来れば、解るはずなんです。
だけど、夫婦だけで子育てをしているご家庭も多いと思います。
そして、その場合、ずっと子どもと一緒、というお母さんが多いのではないでしょうか。
どんなに可愛い我が子でも、何をしても「イヤ」と言われ続けるのは、精神的に堪えてきます。
時々であれば流せることかもしれませんが、毎日「イヤ」の連続…。
コロコロと変わる、子どもの言い分に振り回され、尽きていく体力と、削られていく精神力。
ゲームの世界なら、魔法やアイテムで回復することが出来ますが、現実世界には、そんな便利なものはありませんよね。
「もう!いい加減にしなさい!」
言葉にしてしまってから気付いても、一度口から出てしまったものは取り消すことができません。
じんわりと涙を溜めて、それでも泣くまいと必死に我慢する娘の顔は、今でもよく覚えています。
「イヤイヤ期」の程度は、子どもによって差がありますが、必ず通る道であることには変わりません。
子どもと接している時間が、長ければ長いほど、「イヤ!」と言われる回数は多いです。
早く手が離れてくれれば…と思うこともあると思います。
ですが、一緒に居ることの出来る期間って、実は小さい頃だけなんですよ。
それこそ、幼稚園や保育園に入園すれば、親としては、まとまった時間を確保することが出来るようになりますが、子どもと接する時間は減ります。
疲れてしまうことだって、数え切れないほど、沢山ありますが、それでも
「あの時は◯◯がイヤ!とか、✕✕がイヤ!って言ってたんだから」
と、子どもが大きくなった時に、笑い話に出来るよう、「イヤイヤ期」と上手に付き合うことが出来れば、心も体も、軽くなると思いますよ。
2歳の男の子の遊び方についてはこちらの記事も参考にしてください。
入園してから大変なこと(2歳半頃~
幼稚園(保育園)に入れば、やっと子どもの手が離れる…と思いますよね。
特に保育園に関しては、保育園に入園する=仕事を再開するというお母さんが主ではないでしょうか。
確かに、入園することで「まとまった時間」を確保することが出来るのですが、同時に子どもの成長が驚くほど早くなります。
一番の理由としては「同じ年齢の子がいる」ことです。
特に、上にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる子どもは、おしゃべりも早い子が多く、遊び方もよく見るものを真似することが多いので、自然と上の子の遊びを自分なりに楽しみます。
同じ年齢の子と話したり、遊んだりすることで、家での遊び方や言葉遣いも変わってきます。
親をはじめとした「大人」と遊ぶわけではないので、お互いが全力で遊ぶことで、入園してからの数ヶ月は疲れることが多く、早くに寝てしまう子が大半です。
ですが、子どもが慣れてきてしまうと、なかなか寝てくれなかったり、家での遊び方が激しくなり、悩みの種になることが多くあります。
朝から戦争になる「行きたくない攻撃」
保育園でも、幼稚園でも、慣れてくるまでは「行きたくない!」と駄々をこねる子が多いと聞きます。
我が家も、帰りには楽しく遊んでくるからか、元気いっぱいで帰って来るのですが、毎朝「行きたくない攻撃」を受けていました。
家を出る時はまだニコニコしてるのですが、幼稚園が見えてくると眉間に皺を寄せ、先生の顔が見えたら泣き出す…というのが我が家の日課でした。
帰って来るときにはニコニコしてるんだから、良い子に行ってくれれば良いのに!
って、思いますよね。
だけど、子どもとしては「お母さんと離れること」に慣れてないので、不安になってしまうんだそうです。
一番の方法は、それこそ「慣れ」です。
幼稚園にはお母さんは居ないけど、時間になればお迎えに来てくれる。
不安がなくなれば、自然と泣かなくなります。
この他に、朝はどんなに泣いても先生に引き渡した時点で振り返らず、子どもから見えない位置に行くこと、というのも効果的です。
子どもが泣いているので、気になるのは当然ですが、他のお友達が遊んでいるのを見ていれば、自然とその輪に入りに行くので、ケロッとして遊び始めます。
いつまでも「お母さん」が見える位置にいると、子どもとしては気になってしまうので、他に注意が行かなくなってしまう、ということですね。
また、家に帰って来てから、子どもの話を聞いてあげることも効果的です。
「誰と遊んだの?」
「どんなことしたの?」
と、声をかけ、子どもから聞いた話を交えて、次の日に備えます。
園に行くまで、またはバスに乗るまでの時間に
「今日も◯◯ちゃんと遊べたら良いね」
「今日はどんなことするんだろうね」
と、楽しかったこと、面白かったことを並べてあげることで、不安を頭から追い出してあげる方法です。
ちなみに、娘は幼稚園に通いだして2ヶ月ほど経過した頃から、楽しく幼稚園に行くようになりました。
お友達が増えていくことで、幼稚園に行けば一緒に遊べる、という意識を持つようになったからだと思います。
朝から、がっつりと体力が削られてしまう出来事ではありますが、避けて通ることの出来ないものなのです。
園の先生と相談したり、上記の方法を試してみて、少しでも早くお子さんが楽しく園に通えるようにしてあげて下さいね。
幼稚園にも公立と私立と色々あります。
そのことについてはこちらを参考にしてください。
自分は大丈夫?ママ友同士の付き合い方
保育園であれば、お互いに仕事をしてる関係から、あまり関係のないことかもしれませんが、幼稚園であれば、少なからず気にする必要があるのが、
ママ友同士の付き合い方です。
特に幼稚園は、様々な形で保護者が参加しなければならないことがあります。
それらの場面では、どうしても他のお母さん方と、協力しなければならないことも沢山あります。
今であれば、ラインで連絡を取り合う、というのも一般的な方法と言えますが、自分自身の「言葉遣い」は大丈夫ですか?
例えば「w」ってなんて読むか、解りますか?
普通に読めば「ダブリュー」や「ダブル」ですが、言葉のあとに「w」が入っていた場合は「(笑)」の意味になります。
私自身は、友達との会話の時にはよく使いますが、ママさん同士の会話では一切使いません。
友達になら「わかるwww」と打つところを「わかります(笑)」のように変換します。
そんな面倒なことするの?
と、思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、間違ってはいけないのは「子どものお友達のお母さん」であって「自分の友達」ではないということです。
少なからず「母親」としての行動を心掛けなければ、周りから浮いてしまいます。
どんなに自分の子どもが、そのお家のお子さんと仲が良かったとしても、私であれば、個人的にお付き合いをしたいとは思いません。
大人であれば、出来なくては困ることの一つが「言葉遣い」です。
人との付き合い方を考えた時に、必ずついて回るものでもありますよね。
それが出来ていない、となると、子どものことで何かあった時、私は不安が残ります。
他の人に対しての言葉遣い、あなたは大丈夫ですか?
ついつい出てしまう言葉や、子どもが真似してる言葉もあると思います。
折角なので、この機会に一度、見直してみてはいかがでしょうか。
これから先、子どもが学校に通っている間は、必ずと言っても良いくらいに、これらの関係は続きます。
もし、嫌なことがあったとしても、へこたれない「体力」を身に付けるのも大切ですよ。
園児と小学生の違い(5歳頃~
幼稚園や保育園での出来事で大変なことは、上記に書いたこと以外にも沢山ありますが、それよりも知って頂きたいのが「園児」と「小学生」の違いです。
娘は幼稚園に通わせていましたが、園内では鼓笛隊として演奏したり、週に1度ですが英語の時間や、体育教室の先生を招いて運動する時間などがありました。
何かを「習う」ということに関しては、それなりに知識がつきます。
そして、知識がついたことにより、様々なことを私に言うようになりました。
中でも一番困ったのが
「◯◯ちゃんが私のこと叩いてくるんだよ」
「◯◯ちゃんが仲間はずれにする」
といった話です。
実はこれ、全部「嘘」なんです。
中には、本当のこともありました。
だけど、嘘との割合にすれば、本当のことが2割あれば良いほうです。
どうしてこんな事が起こってしまったか。
結論からお話するなら「構ってほしかったから」です。
どうしてそれが、嘘と繋がるの?と思われる方もいらっしゃると思います。
娘がこの手を使うようになった「きっかけ」はお友達と口喧嘩をしたことでした。
この時の話は、先生からも聞いており、娘が遊んでいたぬいぐるみを、お友達が何も言わずに無理やり奪い取ったことが原因でした。
もし、ご自分のお子さんがお友達と口喧嘩をしたとして、泣いていたら…突き放すお母さんは居ませんよね。
「◯◯ちゃんも遊びたかったんじゃないかな?」
「他にも遊ぶものはあるんだし、それなら譲ってあげても良かったかもしれないよ?」
なんて、優しく接してあげるのではないでしょうか。
ここがポイントだったんです。
「喧嘩した」「いじめられた」といった出来事があれば「優しくしてもらえる」という意識が働いてしまったんです。
大きくなるにつれて「無条件に甘える」という行動が出来なくなってくるんです。
私もつい、今でも言葉にしてしまうことがあるのですが
「もう年長さんなんだから、一人でやって」
「もう◯年生なんだから、出来ないと恥ずかしいよ」
「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから、我慢しなさい」
使ったこと、ありませんか?
いつまでも、なんでもかんでも、親がやってあげる訳じゃありません。
でも、だからといって、子どもがなんでも出来るわけじゃありません。
頭では解っているけれど、ついつい言葉にしてしまうことが、今でもあります。
子どもからすれば「無条件に甘えること」は、この「もう◯◯なんだから」と言われることに当てはまるんです。
だから「理由」をつけます。
でも、その「理由」がなかったらどうするか?
考えるんです、「理由」になりそうな「嘘」を。
子ども同士のケンカって、とってもデリケートな問題です。
それが本当なら、相手のお母さんとも話して、相手の子の言い分も聞かなくちゃいけない。
だけど、よく確かめもしないで、相手のお家に連絡したら「今日は幼稚園お休みしたけど…」なんて言われた日には、もうどうしたら良いやら。
あまり突っ込んでいきすぎると、今度は親同士で言い争いになってしまった、なんて話もちらほら。
さて、我が家ではどうやってこの問題を切り抜けたかと言うと「子どもの話をよく聞く」ということです。
たったそれだけ?と思いますよね。
でも、よく聞くって相槌を打ってあげるとか、そういうことじゃありません。
この頃の子どもは、聞かれたことに対してオウム返しのように繰り返すことがあります。
例えば
「◯◯ちゃんに叩かれたの」
「◯◯ちゃんに?」
「うん、背中をバーンって」
「イジメられたの?」
「うん、イジメられたの」
子どもから、その部分を聞き出す前に肝心な箇所を、親が言葉にしてしまうことは、少なくありません。
「叩かれた」という話だったはずなのに、話をしていく上で、
「蹴られたりはしてない?」
なんて聞き方をしてしまうと、子どもは
「蹴られたりもした」
なんて言い出すこともあります。
「子どもを言葉で誘導してしまわない」ようにすることを心掛けなくてはいけません。
本当のことなのか、それとも嘘なのか。
子どもから話を聞く時は「誰に」「なにをされたのか」「どうしてそうなったのか」を聞き出さなければいけないんです。
話を聞いていく上で、子どもから出た単語をなるべく使うようにしています。
「痛かったの?」と聞くと「痛かった」と返されてしまうことがあるので、「どれくらい?」と、痛さのレベルを子どもに教えてもらうようにします。
話を掘り下げてみると「え、そんなこと?」と思う時もありますが、本当の話であれば、オウム返しが起こらない限り、子どもとはいえ、話すことはブレません。
ですが、これが嘘になると、「えーっとね」「あ、◯◯ちゃんじゃなくて…」なんて、話があっちへこっちへ、なかなか進みません。
「本当のことだったら、どうしよう」と思ってる時に、実は「嘘」でした。
わかると、イラッとしませんか?
時間を割いて、話を聞いた結果が全部嘘だった。
ドッと疲れがのしかかってくるような…そんな感覚に襲われたりします。
叱りたくなる気持ちも、もちろん解ります。
だけど、この時ばかりは「叱る」のではなく「優しく諭す」ようにしてあげて下さい。
何度も続くようであれば、叱ることも大切です。
ただ、最初の何度かは、語りかけてあげて下さい。
「今のお話が、もし本当だったら、◯◯ちゃんのお家に電話しなくちゃいけないよ。
◯◯ちゃんのお母さんともお話しなくちゃいけないし、◯◯ちゃんのお話も聞かせてもらわなくちゃいけない。」
「だって、お母さんはあなたのことが大好きで大切だから」
最初にお話した通り、子どもは「無条件に甘えること」が出来なくなってきます。
構ってほしくて、甘えさせてほしくて、気を引く為に嘘をついてしまいます。
だから、そんな事をしなくても「大切なんだよ」「大好きなんだよ」と、言葉にしてあげてみて下さい。
「もし、嘘なのに◯◯ちゃんのお家に電話して、本当はそんなことなかったって解ったら、◯◯ちゃんと、仲良しじゃいられなくなっちゃうかもしれないよ」
と、よく遊んでいる(お子さんから名前を聞く)子であれば、こういった言い方をするのも効果的です。
大きくなってくると、たくさんの言葉を覚えるので、ちょっとしたことであれば、咄嗟に嘘をついてしまうことも出て来ます。
「園児」の頃というのは、まだ「どうして嘘をつくことがいけないのか」という部分の理解が難しいんです。
言葉を噛み砕くにも限界があるので、子どもに説明しにくいことも原因の一つです。
ですが、これが「小学生」になると変わってきます。
小学生になると、「遊ぶこと」よりも「学ぶこと」が主になります。
幼稚園、保育園よりも小学校は規模が大きく、より多くの「同い年の子」と繋がるので、お友達だけでなく、入ってくる情報量も増えます。
その分、残念ながら「嘘」をつく時も、こちらが驚くほどに見破りにくいこともあります。
でも、これは悪いことではないんです。
その分、こちらの言ったことも理解出来るようになっています。
「園児」のときには、あやふやだった「嘘をつくと、どうなるか」ということが「小学生」になると、身近に感じるようになるんです。
もし「イジメられている」と言葉にしてきたなら、本当だった時のことも考え、最初は深くは聞きません。
その変わりに
「それが本当なら、先生にも伝えなくちゃいけないね。」
「相手の名前を言いたくないなら言わなくても良いけれど、お母さんはあなたが嫌な目に合ってるのは我慢出来ないから、きちんと話せる部分は話してほしいな」
と、あくまでも子どもの話しやすい状況を作ります。
本当のことならば、一緒に解決出来るように取り組まなくてはいけませんが、嘘だった場合、なかなか言い出せないこともあります。
そんな時は、こちらから「嘘なら、ちゃんと嘘って言ってほしいな」と声をかけてあげて下さい。
ここで、きちんと「嘘」と子どもが伝えることが出来たなら、叱るよりも
「嘘で良かった。でも、もし本当にそういった事があったらすぐに言ってね。必ず守ってあげるから」
と伝えてあげてみて下さい。
なかなか言葉にする機会はありませんが、きっと親であれば誰しも思ってることだと思います。
真正面から伝えてあげることで、子どもは安心します。
これも、言葉の意味を理解しているからこそ、ストレートに届く言葉でもあるんです。
ここで、一つ注意しなければならないのが、オウム返しのような、繰り返しが起きないようにすることです。
子どもは良い意味でも、悪い意味でも、よく吸収してしまいます。
「本当のこと」を話してもらいたいのなら、ここはより、意識しておくようにして下さいね。
もし、明らかに嘘をついていると解ってるのに、どうしても子どもが「嘘」を認めない時は、その場で叱ることも大切です。
ですが、叱った後、自身の行動も振り返ってみて下さい。
子どもと過ごす時間は、十分にありましたか?
子どもの話を、きちんと聞いてあげてましたか?
子どもと触れ合う時間は、ありましたか?
仕事をしていなくても、やらなくちゃいけない事って沢山ありますよね。
仕事をしているお母さんであれば、なおの事です。
どうしても疲れがとれない時や、家事も投げ出してしまいたくなる日だってあります。
でも、ほんの少しの時間でも構いません。
子どもの話を聞いてあげる時間を作ってあげて下さい。
大きくなってくれば、自然と悩むことも、疑問に思うことも出て来ます。
「なんで?」
「どうして?」
子どもは、いつだって全力です。
経験しなければ解らないことも、たくさんありますが、立ち止まった時、まず頼るのは友達でも、先生でもありません。
「はいはい」
「ちょっと疲れてるから後にして」
聞き流しているだけだったり、後でね、と言いながら聞いてない話があったりしませんか?
成長を続ける子どもに「全力」で向き合うことも、なかなかの重労働です。
毎日、少しでも向き合う時間を作ることで、子どもの「全力」を分散させてあげると、子どもに何か異変があった時も、気付きやすくなります。
- 子どもの好きな色
- 好きなアニメやマンガ、ゲーム
- 子どもと仲良しのお友達の名前
- 担任の先生の名前
- 好きな科目、苦手な科目
- 最近、楽しかった(嬉しかった)こと
- 最近、悲しかった(つらかった)こと
上記に書いたこと、いくつ答えられましたか?
子どもの話って、とても目まぐるしく、数秒前は給食の話題だったのに、次は昨日遊んだことについて話し始めたりもします。
もしかしたら、知っている情報よりも、楽しかったことや、悲しかったことがすでに起きているかもしれません。
常に目を光らせ、子どものことを見続けることは出来ませんし、子どもも、窮屈に感じてしまいます。
ここぞ、という時に、子どもと向き合ってあげること。
常に温存しておきたい「体力」だと思います。
可愛さ余って憎さ百倍の反抗期(7歳頃~
小学校に慣れてくると、次にやってくる「疲労ポイント」は何をおいても「反抗期」です。
イヤイヤ期と比べると、娘に対する憎さは本当に百倍はあるように感じます。
イヤイヤ期は、確かに何を言っても「イヤ」と返されるので、精神的に疲れてしまい、知らず知らずのうちにため息がこぼれてしまう…。
なんて事もありましたが、この反抗期は違います。
一番の違いは「会話のキャッチボールができる」ということ。
会話が成り立つのであれば、きちんと話せば解ってくれるんじゃ?
私も、経験するまで、そう思ってました。
娘の始まりは小さなことからでした。
「歯磨きした?」
「はぁ…今からやるから」
寝る前、あれ、そういえば…?と思って聞いたところ、なんだかとっても「嫌そう」な返事。
眠かったのかな?学校で疲れてきてたのかも?あまり深くは考えてませんでした。
だって、それ以外のところは、特に何かおかしな点もなかったんです。
それが日が経つにつれて
「あれ、宿題は?」
「あ~…今やろうと思ってたのに…」
なんかよく聞いたことのあるセリフだぞ…!
ここで「あぁ、反抗期開始…」と私の頭の中でゴングが鳴り響きました。
この日を境に、反抗期、という名前の通り、ちょっとしたことでも、すぐにへそを曲げるようになりました。
とにかく、何を言っても返ってくる言葉は
「なんで?」
です。
自分の知らないことを知りたくて聞いてくる、疑問をぶつけてくるための「なんで?」とはまったくの別物です。
この「なんで?」は、言葉の後ろに様々な言葉が隠されてるんです。
「なんで(宿題やらないといけないの)?」
「なんで(やろうとしてることに口出すの)?」
「なんで(かまわないでほしいんだけど)?」
毎日、毎日、飽きないの?と思うくらいにこの言葉を聞きます。
それこそ、本当に、顔も見たくないと思う時も、私はありました。
でも、これも成長してる証拠であって、裏を返せば、成長するのに必要なことでもあるんですよね。
反抗するのは、自分で考える力が身に付いてきているからです。
自分で考えて、自分で行動する。
親として出来ることは、見守ってあげることだと思うものの、どうしても「見て見ぬ振り」が出来なくて、ついつい…
「宿題終わったの?時間割は?」
「あ、鉛筆は削った?」
言葉にしてしまってから「しまった…」と思っても、時すでに遅し。
すでに経験されている方もいらっしゃれば、もちろん、これからの方もいらっしゃると思います。
私の周りにも聞いてみた印象は、やっぱり女の子の方が口がよく回るので、言い返しが凄まじいです。
男の子は、どちらかというと返事をしない、といった聞こえないフリをしてくるという意見が多かったです。
これも子どもによりますが、男の子でも大変な時もあります。
それについて紹介している記事がこちらになります。
付き合い方や接し方に悩み、気付いたら、なぜかこちらの方が、子どもの「ご機嫌伺い」をしているようになってしまって、
こんな筈じゃなかったのになぁ…なんて二重にも、三重にも疲れてしまいます。
子どもの年齢があがった分、私達だって、年齢を重ねます。
言い合いするにも、説得するにも、根気よく付き合わなくてはいけない分、たくさん体力を使います。
「もう、ほっといたら良いんじゃない?」
そんなこと言われても…と思うかもしれませんが、実は、これが大正解です。
とはいえ、ただ放っておくわけじゃありません。
「宿題やった?」
と、声をかけるのではなく
「◯時までに宿題終わらせてくれない?」
と、いうように、時間だけを指定します。
最初は、この指定する時間は30分ほど余裕を持たせた時間にして下さい。
夕飯前やお風呂前までの時間であれば、学校から帰って来て、それなりに長い時間をとれるのではないでしょうか。
子どもとしては、時間を指定されたことで、その時間までのスケジュールを考えます。
そして、親は指定した時間までは、絶対に口を出しません。
最初は不安にもなりますし、どうしても口を出したくなる事もありますが、我慢です。
遊んでばっかりで、全然やらない!と思うこともありますが、これも我慢して下さい。
指定した時間になったら、こちらから
「◯時になったけど、宿題終わってるよね?」
と声をかけるんです。
「(しまった…!)」
という、子どもの顔を見ると、笑いを堪えるのに必死になる時もありますが、最初はこれで良いんです。
「◯時までにやってって言ったのに、やってないんだったら、今からやって」
「なんで?」
「言われるのが嫌なんでしょう?言わないようにする為に、時間を決めたのにやらなかったのはあなたでしょ?」
こう言われてしまうと、子どもの方もお得意の「なんで?」が出せなくなるんです。
「今やろうと思ったのに」
これも、そのために時間を長くとってあることを伝えると、最初は文句を言いながらですが、それでも続けていくうちに時間を見る習慣がついてきます。
与えられた時間の配分を、決めるようになってくるんです。
娘は、時間を指定すると、最近では先に宿題を終わらせるようになり、そこから指定した時間まで、好きに遊んでいます。
この方法は小学校低学年の子どもには結構有効な勉強方法でもあります。
ちなみに、こちらの記事でも小学校低学年の勉強方法について紹介しております。
もし、なかなか習慣がつかないのであれば、少しだけ方法を伝えてみるのも良いと思います。
「先に宿題終わらせれば、時間まで遊んでても良いよ」
「あと◯分で約束した時間だけど、そろそろ始めたらどう?」
「宿題を一つやったら、ちょっと息抜きしたら?」
こんな風に、時間の使い方を教えてあげると、自分で考えるようになる子も居ます。
子どもからすれば、親から口うるさく言われなくて済みます。
親からしても、子どものやり方に不満を持つことも、口を酸っぱくして文句を言うこともしなくて済みます。
子どもはだんだんと、なんでも口を出される、小さい子のような扱いをされることに不満を持つようになってきます。
私たちが、それに合わせてあげることで、お互いのイライラを解消することに繋がります。
親からすれば、いくつになっても子どもは子どもです。
でも、子どもからすれば、いつまでも子ども扱いしないで!と思うことだって当然あります。
娘の反抗期は、随分と落ち着いたものの、それでも、まだ終わったわけではないようで、突然爆発することもあります。
それでも「子どもの意見を尊重してあげられる部分」は、こちらが折れてあげることで、ストレスを感じることは大きく減りました。
子どもの「なんで?」に対して、私たちが「知らない」「解らない」と答えるのは、簡単なことです。
どうせ言っても解らない、と決めつけるのではなく、子どもに解りやすい言葉に変えて、説明してあげることも、子どもの意見を尊重することに繋がります。
子どもに合った、上手な付き合い方を見つけることで、お互いに笑い合える関係でいられるよう、私たちも努力することが大切なことではないでしょうか。
大きくなってくれば、自然と手を離れていく子どもの為にも、ここが踏ん張りどころですよ。
こんな筈じゃなかった筋肉痛(体を動かすことについて
ここまで、子どもの様々な変化と、それに対応する為の「体力」のお話をしましたが、最後に、シンプルな「体力」のお話を一つだけさせて頂きたいと思います。
子どもの体力は、本当に底なしに感じるほど、限界がありません。
反対に、大人となった私たちは、自分が思っている以上に体がついていかない事があったりします。
「お母さんだってね、昔はバレー部で鍛えてたんだからね」
公園で、一緒に鬼ごっこをして走り回った次の日、足が震えて、まるで子鹿のよう…筋肉痛です。
「娘のチームの為に頑張るぞー!」
運動会でのPTA参加の綱引きに勢いよく参加して、次の日はコップを持っただけで震える二の腕とやっぱり子鹿のように震える両足…立派な筋肉痛でした。
我が家の恒例行事の一つに、夏のスタンプラリーがあります。
毎年、何かしらのスタンプラリーが行われている為、その中から一つ選んで、一日乗車券を持ってスタート!
思い切り走るわけでもなければ、重たい物を持つわけでもなく、電車に揺られながらおしゃべりをして、目的地を目指し、スタンプを集めます。
「今日は楽しかったね」
なんてお話しながら、気が付けば朝。
そして、痛む腰と足…
お察しの通り、筋肉痛です。
こんなちょっとした事で?
と思うこともあるかもしれませんが、いつもと使う筋肉が違うと、無理をすれば痛むのは当たり前です。
どんなに体を動かしていたとしても、継続していなければ、体が衰えてしまうのは当然のことです。
とはいえ、子どもと色々なことをして遊んだり、お出掛けしたいと思いますよね。
大切なのは、きちんとセーブすることです。
ちょっとくらいなら、と考えず、適度な休憩をとったり、存分に睡眠をとることを忘れないで下さい。
子どもとしても、親が一緒に遊んでくれるというのは、悪い気がするものではありませんよ。
まとめ
「体力」と聞くと、どうしても「たくさん体を動かすこと」を連想してしまいがちですが、日々の生活の中で使っているのも「体力」に違いはありません。
子どもが産まれて、環境が変わったことで、少なからず、私たちにも影響が出ることはあります。
「子育て」に正解はありません。
だからこそ、一人一人の育つ環境が違い、一人一人の個性があります。
今回、まとめさせてもらった点を、もう一度振り返ってみます。
- 体力は、動かなければ衰えてしまうのは当然のこと
- 体のコントロールが効かないことがある
- 子どもの全力に応える為には、こちらも全力で挑むこと
- 入園はゴールではなく、スタート
- ママ友との付き合い方は、親しき仲にも礼儀ありを心掛ける
- 小学生になると子どもにも変化が訪れることを頭に入れておく
- 反抗期を乗り越えるには、言葉選びが大切
- ちょっとくらい…と油断せずに、物事にはセーブも必要
「親」にとっては、どれも当たり前のことかもしれません。
それでも、その「当たり前」を意識していなければ、大切なことを見落としてしまうことだって、あるかもしれないんです。
親になるまで知らなかったこと、親になって初めて知ったこと、気が付いたこと。
それらに気付く為にも「体が資本」であることは変わりません。
子どもは、いつか巣立っていってしまうものです。
私自身、まだまだ実感はありませんが、子どもが巣立っていく時
「この家の子で良かった」
と言ってもらえるような、そんな子育てをして行きたいと思っています。
今回は小学校3年生までの子どもについて、大雑把なまとめ方になっておりますが、他の記事では、より細かく、より深く一つの物事に対しての疑問を解消するための記事が多く存在しています。
もし、他にも気になることや、不安に思っていることがありましたら、是非、そちらもご覧になってみて下さいね。
私が最近体力が落ちて風邪を引くと言う話をしたら、従姉が出産からこれまで9年間の子どもとの出来事について話してくれましたので、紹介します。
私はこれを聞いてちょっと考えが甘かったな・・と思いました。
そして、話の中盤辺りにあります小学生低学年の反抗期は女の子特有の事かもしれません。