抱っこしても泣き止まない。
オムツを変えても泣き止まない。
ミルクをあげても泣き止まない。
これを読まれている皆さん、子どものグズリ泣きに悩まされておりませんか?
子どものグズリ泣きっていつ起こるかわからないので本当に大変ですよね。
これが夜中でも続いて近所から
「うるさいわ!」
って苦情が来たら気も滅入ってしまいますよね。
私の所も最初倫太郎のグズリに悩まされて、家庭崩壊直前まで行きました。そんな所、職場の課長から紹介され、その友人が教えてくれたあるものを使ってみた所、倫太郎のクズリがピタリと止まりました。
今ではこれなしでは生活できないくらい重宝しています。最初は半信半疑だったのですが、友人である鹿山が体験して泣き止んだのを知って借りてきて実際に試してみた所、本当に泣き止んだので買うことを決意しました。今ではみゆき同様これなしの生活は考えられません。
そのことについて詳しいことはこちらで紹介しております。
私の子どもも目を離したスキにダンボールとか新聞とか食べていたことがよくあります。
中には食べたら危ないものもありますので、友人の事例を参考にして対策を行ってくださいね。
「あっ」
と思ったら子どもが何かを口にいれてしまっていた。
というヒヤッとする経験は子育てをされた方は一度はあるのではないでしょうか。
「うちは気をつけているから大丈夫」
と思っているお父さん、お母さんも多いと思いますが、子どもの誤飲の原因はほとんど大人の不注意によるものです。
気を付けているつもりでも、起こってしまう子どもの誤飲事故。
飲み込んだものによっては、命の危険もあります。
安全なはずの家庭の中で、どこにどんな危険が潜んでいるのでしょうか。
大切な子どもたちを誤飲事故から守るために大人ができること、しなければいけないこととは何でしょうか。
誤飲が多い年齢・誤飲したもので多いものは
厚生労働省の「2016年度 家庭用品等に係る健康被害 病院モニター報告」によると
誤飲が多い年齢は
- 6~11カ月 29.3%
- 12~17カ月 17.9%
- 3~5歳 16.1%
ハイハイからつかまり立ち、歩き始めた年齢が、多いことが分かります。
誤飲したもので多いものは?
- たばこ
- 医薬品・医薬部外品
- プラスチック製品
- 食品類
- 玩具
- 金属製品
- 硬貨
- 洗剤類
- 電池
- 文具類
ほとんど大人が使うものです。
大人の不適切な管理が、誤飲につながっていることが分かります。
なぜ、子供は誤飲してしまうのか
ではなぜ子どもは誤飲をしてしまうのでしょうか。
子どもが誤飲をする原因は子どもの発達と密接な関係があります。
子どもの発達と誤飲の関係を見ていきましょう。
4カ月から7カ月
この時期の赤ちゃんは寝返りが打てるようになります。
寝返りをしながら移動したり、腹ばいで移動したり、お座りのまま移動したりできるようになります。
手が自由になるので周りにあるものをつかみ、口に入れて感触を確かめようとします。
8カ月から12カ月
ハイハイやつかまり立ち・伝い歩きをし始めます。
はいはいを始めると移動が速くなり、ちょっと置いていただけのつもりでも、子どもの手が届き、誤飲につながります。
つかまり立ちを始めると、今までよりも高い所(身長80cmの子どもで1mぐらい)に手が届くようになります。
1歳から2歳
歩行が安定するとともに、視野も広がり、遠くのものも見渡せるようになります。
徐々に階段を上ったりすることもできるようになり、行動範囲が広がります。
大人の真似をしたい時期で、大人の行動を興味津々で見ています。
大人が良く使う引き出しなどを開けて誤飲につながることもあります。
薬・たばこの包装なども自分で開けられるようになります。
2歳以上
記憶力や思考力がついてくる年齢です。
以前飲んだ自分の薬が甘かったことを思い出して大人の薬を誤飲したり、踏み台を持って来て高い所の物を取ったりすることがあります。
見えるところにあるものはもちろん、見えないところにあるものもその存在を知っていて興味があれば何とかして取ろうとします。
また筋力もついてきますので、机や棚の上などに登って化粧品や硬貨などに手が届き、誤飲につながることもあります。
誤飲の事例
Aちゃん(7カ月)
Aちゃんの小学生のお兄ちゃんは、リビングでおやつを食べました。
Aちゃんが腹ばいで移動していると、お兄ちゃんが片づけ忘れた小さなビニールの包装紙を見つけて、飲み込んでしまいました。
便と一緒に排出され、誤飲が発覚。
今回は事なきを得ましたが、胃や腸に残ったままだと重篤な病気を引き起こす可能性もあります。
Bちゃん(10カ月)
Bちゃんのお母さんは、まだハイハイしかできないからと、つい習慣でBちゃんの手の届かない、リビングのテーブルの上に薬を置いていました。
ある日、つかまり立ちができるようになったBちゃんは、テーブルの上の薬を発見。錠剤の包装ごと飲み込んでしまいました。
突然のギャン泣きで気付き、テーブルの下に薬が落ちていたため、誤飲を疑い急遽病院へ。
四角い錠剤の包装のまま飲み込んだのが幸いしたのか、喉に引っ掛かっていたため、取り出すことができました。
ただ、傷が付いてしまい、暫くは通院が必須でした。
C君(1歳0カ月)
Cくんは伝い歩きができるようになり、キッチンに行ってペットボトルの蓋が落ちているのを見つけました。
歯が生えて来て、歯茎がむず痒いCくんは歯固め代わりに、蓋を噛んでいたところを、母親が発見。
思わず「何咥えてるの!?」と叫んでしまい、C君はそれにビックリして、キャップを丸飲みしてしまいました。
子どもの気管とキャップって直径が同じくらいなんです。
スポッとはまり、みるみるチアノーゼが現れ救急搬送される事態に。
D君(1歳2カ月)
Dくんはお母さんとお兄ちゃんと一緒に、公園に遊びに来ました。
Dくんが公園の中を歩いていると、草の間にたばこの吸い殻を見つけました。
身内で喫煙者がおり、「あーうまい」何て言いながら一服する姿を見ていたD君は「美味しいもの見つけた」と思ったのでしょうか。
ついその吸い殻を食べてしまいました。
もちろん美味しいはずもなく、大泣き&嘔吐。
慌てて病院へ行くと、胃洗浄する大ごとになりました。
Eちゃん(1歳6カ月)
Eちゃんのお父さんは車に乗るとき灰皿代わりに、ジュースの空き缶を使っていました。
Eちゃんは車に乗っていた時、ジュースの空き缶を見つけました。
「わーいジュースだぁ」と思わずゴクリ。
もちろん中身は吸殻の入った液体です。
しかもタバコ一本で致死量となるくらいのニコチンが溶け出しています。
すぐ気づいて、命に別状はありませんでしたが、暫く入院生活を余儀なくされたのです。
Hちゃん(1歳8カ月)
Hちゃんのお母さんは、いつもとてもおしゃれです。
お出掛けの時はもちろん、お家にいるときでもきちんとお化粧をしていて、とてもきれい。
Hちゃんはある日、お母さんのカバンがキッチンのカウンターの上に置いてあるのを見つけました。
「あの中にはキレイになれるものがたくさん入ってる」
「私もちょっと真似してみたい」
しかし、カウンターにはまだ手が届きません。
そこで、Hちゃんはいつも洗面所で使っている踏み台を持って来ました。
手を伸ばすとカバンに届き、ワクワクで中身をごそごそ。
出てきたのは香水です。
とっても甘い匂いで、美味しそう。
ついついふたを開けて飲んでしまいました。
香水の中には有害物質や、毒性の有るものもあります。
誤飲直後には、特に変化はありませんでした。
しかし夜中になり、高熱や吐き気といった症状が出始め、救急病院で検査をした所、誤飲が発覚。
ただの風邪と見過ごさず、救急に走ったため命は無事でしたが、完治するまでにかなりの時間を費やしました。
G君(2歳6カ月)
Gくんはお母さんのお財布が、玄関の棚の上に置いてあるのを見つけました。
保育園のお兄ちゃんたちが、この間おもちゃのお金で「何枚咥えられるか?」といったゲームをしていたのを思い出したG君。
「僕もやってみたいなぁ。お母さんのお財布にはお金入ってるよね」
と好奇心から、お財布へ手を伸ばします。
指先が触れるか触れないかの位置にお財布はありましたが、何度か手を動かす内に、お財布は玄関に落ちてきました。
「やったー。さぁチャレンジ」と硬貨を口に入れてみました。
一枚、二枚…
三枚目を入れようとした途端
最初に入れた硬貨がつるりっ。と喉の方へ。
条件反射でゴクンっ。と飲み込んでしまいました。
苦しい。けどすっぽり喉を硬貨が塞いでいるため声が出ません。
必死に「ん゛~っ」と声と硬貨を出そうとしますが逆に奥へとはまり込む結果に。
どうなったかはご想像にお任せします。
年齢(月齢)別の誤飲の対策とは
4か月から7カ月
この時期の赤ちゃんはまだ手にした物が、食べ物かどうかが分からないので、口に入れて確かめます。
なんでも口に入れてしまう時期なので、誤飲する可能性があるものを床や畳などに落としたり、置きっぱなしにしないように注意が必要です。
年上の兄弟がいる場合など、遊んだ後の小さな玩具やお菓子を食べた後の袋(飴やガムの包み紙など)を、片付け忘れる場合があります。
片付け忘れたり、落としていないか、大人が必ず確認しましょう。
子どもの口の大きさは乳児で直径3.2㎝なので、それ以下の大きさのものは飲み込む可能性があります。
ゴキブリやアリの駆除剤なども子どもの手に届かないよう、工夫が必要です。
8カ月から12カ月
ハイハイ・伝い歩きから一人歩きへと、この時期の子どもの成長はめざましいものがあります。
薬・たばこは箱があれば蓋をしっかりしめ、チャックができる袋か密閉容器に入れ、子どもの手の届かないところに置きましょう。
子どもの発達のスピードは早く、昨日できなかったことが今日はできるようになっていることもあります。
またこの時期は歯が生えてくる時期でもあり、子どもは歯ぐきがむずむずするため、Cくんのようにいろいろなものを口にいれたり、噛んだりします。
プラスチック製品や金属製品も誤飲の対象になります。
「こんな硬いものは口にいれないだろう」という大人の考えは禁物です。
台所など、子どもが入ると誤飲に加え、やけどなどの危険もある場所にはベビーゲートなどを使って、入れなくする対策も必要です。
今までより目線が高くなりますので、より高い所の物にも注意が必要です。
1歳から2歳
1歳から2歳の子どもは、大人をよく観察し大人の真似をします。
家族の真似をして、薬やたばこを口に入れたりすることがあります。
周りの大人が、たばこを吸ったり薬を飲んだりしていると”美味しいもの”と勘違いする可能性もあります。
喫煙や服薬はできるだけ子どもに見られないところでしてください。
身の回りの色々なことに興味を持ち始める時期です。
周りの大人が開けている引き出しなどを開けて、薬や硬貨・豆類(ピーナツ)などの誤飲につながることがあります。
引き出しにはストッパーやロックをつけて、子どもが開けるのを防ぎましょう。
D君のケースは外出先でのケースです。
この時期の子どもは歩けるようなり、公園などを歩き回るのが楽しい時期です。子どもの目線は低く大人が見落としがちなものも見つけます。
D君のように兄弟がいる場合、母親一人で複数の子どもからずっと目を離さないというのは不可能です。
公園などで子どもを遊ばせる前に、子どもの目線で危険なものが落ちていないか確認しましょう。草の間やベンチの影などもよく確認してください。
できればゴミ袋を持参し子どもを遊ばせる前に、たばこの吸い殻やお菓子の袋・ペットボトル・ガラスのかけらなど危険なものは拾っておきましょう。
子どもはコップで飲み物が飲めるようになると、ペットボトルやジュースの空き缶などにも興味を持ち、飲もうとする場合があります。
空き缶やペットボトルを灰皿代わりに使うと、子どもが飲もうとする危険があります。
特にEちゃんのケースのように、車の中では子どもの手が届きやすい高さの所に、誤飲の危険があるものがないかよく確認してください。
2歳以上
3歳児になると口の大きさが直径3.9㎝と大きくなり、今までより大きなものも誤飲の対象になります。
自由に歩いたり、走ったり、よじ登ったりできるようになり、行動範囲がさらに広くなりますので、より高い所にも注意が必要です。
この頃には思考力や記憶力・筋力もついてきます。
小児の薬には甘い味が付いていることがあります。
その記憶から、薬を子どもの手の届かない高い所に保管していても、子どもから見えるところにあったり、子どもが保管場所を知っていると何とかして取ろうとすることもあります。
踏み台を使ったり、テーブルや棚によじ登ったりすることもできるようになります。
子どもから見えない、子どもが分からない場所に保管する事も大切ですが、部屋全体を見渡して、登れそうなところや足場になりそうなところがないか、確認してみましょう。
女の子が憧れるお母さんの鏡台や、ポーチの中の化粧品にも注意が必要です。
理解力もついてきますので、話ができる年齢の子どもには、飲んだら危険な事をきちんと話す事も大切です。
友人が経験した危ない誤飲事故は
私の友人も誤飲事故を経験した事があります。
上記のD君のケースと同じで、歩き始めたばかりの娘が公園でたばこを口に入れているのを発見し、急いで病院に連れて行きました。
私はその時1歳児と2歳児を連れていたので、元気いっぱい走り回る2歳児に気をとられ、1歳の娘がたばこを拾って口にしていた事に気づきませんでした。
幸い飲み込んではいなかったようで事なきを得ましたが、子どもを連れている母親にとって、外出先ではケガや事故などたくさんのリスクがあり、誤飲以外にも気を付けなければいけない事が、たくさんありますね。
子どもから目を離さないのが一番いいのですが、ずっと目を離さない事は難しいので、大人が事前に危険なものを見つけて拾っておけば、公園など外出先での誤飲のリスクを減らすことができます。
まとめ
誤飲事故が多い年(月)齢は
- 6~11カ月 29.3%
- 12~17カ月 17.9%
- 3~5歳 16.1%
の順です。
誤飲事故の多いものは
- たばこ
- 医薬品・医薬部外品
- プラスチック製品
- 食品類
- 玩具
- 金属製品
- 硬貨
- 洗剤類
- 電池
- 文具類
などです。
家庭でできる対策は
- 薬・たばこはしっかり蓋を閉めて、子どもの手の届かない、見えない場所に保管する
- 年上のきょうだいがおもちゃで遊んだり、おやつを食べた後は、小さいおもちゃやお菓子の包装紙などが落ちていないか、良く確認する
- 同居家族にお年寄りがいる場合は、お年寄りの薬にも気を付ける
- 引き出しには、ストッパーやロックをつける
- 服薬や喫煙は、子どもにみられないところでする
- 台所など危険の多い場所には、ベビーゲートをつける
- 踏み台などは片づける
- 理解できる年齢の子どもには、飲んだら危険なことを教える
公園など外出先での対策は
- 移動中の車の中でも薬やたばこなどが、子どもの手に届くところにないかよく確認する。
- 子どもを遊ばせる前に、子どもの目線で危険なものが落ちていないか確認する。
- 草の間やベンチの影などもよく確認する。
- できればゴミ袋を持参し子どもを遊ばせる前に、たばこの吸い殻やお菓子の袋・ペットボトル・ガラスのかけらなど危険なものは拾っておく
などがあります。
子どもは成長の過程で、なんでも口に入れたり、大人の行動を真似する時期があります。
子どもの口の大きさは乳児で直径3.2㎝、3歳児で直径3.9㎝です。
それより小さいものは飲み込んでしまう可能性があります。
特にリビングなど家族が集まるところは、たくさんの物も集まります
子どもの口に入るサイズの物は落ちていないか、子どもの手が届きそうなところに薬やたばこ・小さなおもちゃ・文房具を保管していないか、子どもの安全のために良く確認してみましょう。
子どもは大人が思いもよらない行動をします。
大人をよく観察し、真似をします。
子どもの成長のスピードは速く、大人の想像を超えます。
大人の考えで”大丈夫だろう”と思うのではなく、昨日届かなかったものに今日は手が届くかもしれない。
昨日開けれなかったものも今日は開けるかもしれない。
という事を考えながら子どもの発達を予想していきましょう。
そして家族全員で子どもたちが過ごすスペースの、安全環境を整えてあげましょう。
抱っこしても泣き止まない。
オムツを変えても泣き止まない。
ミルクをあげても泣き止まない。
これを読まれている皆さん、子どものグズリ泣きに悩まされておりませんか?
子どものグズリ泣きっていつ起こるかわからないので本当に大変ですよね。
これが夜中でも続いて近所から
「うるさいわ!」
って苦情が来たら気も滅入ってしまいますよね。
私の所も最初倫太郎のグズリに悩まされて、家庭崩壊直前まで行きました。そんな所、職場の課長から紹介され、その友人が教えてくれたあるものを使ってみた所、倫太郎のクズリがピタリと止まりました。
今ではこれなしでは生活できないくらい重宝しています。最初は半信半疑だったのですが、友人である鹿山が体験して泣き止んだのを知って借りてきて実際に試してみた所、本当に泣き止んだので買うことを決意しました。今ではみゆき同様これなしの生活は考えられません。
そのことについて詳しいことはこちらで紹介しております。