今まで普通に学校に通っていたのに、ある日を境に行けなくなってしまう…
「なぜ?」
「どうして?」
親からすれば、問い詰めたくなる状況ですが、決して子どもを責めないことです。
まず、最初に考えるべきは原因を探ることではないでしょうか。
今回は、様々な不登校の会に参加させて頂いた時のことや、今まで拝聴した講演から不登校になりやすい性格の子どもについて考えてみました。
目次
不登校になりやすい子どもの性格とは?
学校という限られた空間であっても、色々な子どもが居ますよね。
外で遊ぶことが好きな子も居れば、本を読むことが好きな子も居ますし、勉強が得意な子も居れば、運動が得意な子も居ます。
中には、友達作りが苦手な子や、勉強や運動についていけない子だって居たとしても、おかしなことではありません。
ですが、周りと比べられたり、思考や行動が追いつかないことが辛くなってしまうこともあります。
そういった周囲の環境に影響され、不登校になる場合もありますが、子ども自身の性格でも不登校になりやすいタイプがあると言われています。
劣等感が強く気が弱い性格
思春期になってくると、周りの事が気になりはじめます。
勉強面で優秀であったり、運動神経が良いといった他人の能力や、言いたいことがはっきり言える、容姿が良い等の自分が感じている弱点に対して他人と比べ、劣っていると感じてしまう否定的な感情の事を劣等感と言います。
ある程度の「劣等感」を持つことは、自分の能力を高めていく上で大事な感情の一つです。
ただ「劣等感」が強すぎてしまう場合、
- 相手の顔色を伺ってしまう
- 他者に意見が述べられない
- 言葉に詰まり会話を続ける事が出来ない
- 自分に自信を持つことが出来ない
- 何事にも劣等感が前面に出てしまう為、気が弱い
などの傾向があります。
それを悟られまいと他人に対し、攻撃的な口調や態度を取るようになってしまう事や、気が弱い事で他人から嫌がらせ等を受けたりする事で、最終的に学校に居づらくなってしまう可能性があります。
感受性が強く気にしやすい性格
その場の空気を読んだり、相手とのコミュニケーションや距離のとり方が上手で、気遣いや思い遣りといった人の気持ちに寄り添うことにも長けているのが感受性の豊かな子です。
相手の声色や、些細な変化といった五感から反応する認知的感受性と、周囲の喜怒哀楽といった感情に対して反応する情動的感受性というものを少なからず、誰であっても持ち合わせているものです。
ただ、感受性が豊かな子は、周りから好感を持たれやすい反面、反感を買いやすい部分もあります。
この性格になりやすいのは、女の子が多く、周りで起こる物事の変化や空気を敏感に感じ取ってしまうが故に、自分の感情を表に出すことが出来なくなってしまうこともあります。
特に、この「感受性」が強すぎてしまう場合、
- 些細な事でも、言われた事が過度に気になる
- 気を遣うあまり相手の意見に合わせてしまう
- 自分の感情を押し殺してしまう
- 周りの声や音が雑音に感じるようになる
- 相手から依存されてしまう
などの事でストレスを感じるようになってしまいます。
やがて精神的に傷ついてしまい学校に行きたくなくなったり、感情を抑えつけ過ぎた結果、腹痛や頭痛等の体調不良を起こす可能性もあるので注意が必要です。
完璧主義でプライドが高い性格
学校という場所は、他人からの評価に左右されることや、「こうあるべき」との価値観を押し付けられる可能性があります。
「完璧主義」の子どもは、周囲で起こる物事や自分に対して厳しい見方をする場合があります。
「完璧主義」だけであれば、自身が納得の出来る部分まで突き詰めることで満足できることも多くあります。
ですが、ここに「プライドが高い」という点が加わってしまうと、
- 自分は優秀だから何でもこなせるはずと思い込む
- 「こうあるべき」「こうしなければいけない」という自分ルールで行動してしまう
- 意見の合わない人間との優劣をつけたがる
- 相手からの意見を素直に受け取る事ができない
- 自分の失敗やミスであっても認められない
などのマイナス面ばかりが浮き彫りになってしまいます。
しかし、学校では完璧を目指せば目指すほど、うまく行かない事が多いのも事実です。
限られた時間の中で多くを学ばなければならない以上、完璧な自分を作ることも、演じることも難しいですよね。
それでも、完璧を貫けないことが許せない子どもは、失敗したとしてもリセットが可能なゲームの世界や、自分が思い描く空想の世界にのめり込み、依存してしまう可能性が高くなります。
早い段階で、子どもの変化に気付くことが出来れば良いのですが、思い通りの完璧をこなすことが出来る状況に満足しはじめてしまったら、学校に通う必要性を感じなくなってしまいます。
不登校になった場合の対処法とは?
不登校になりやすい性格について、特徴があるのはご覧頂いた通りです。
では、もし不登校になってしまったら…性格によって、その後の対処法にも違いがあるのではないでしょうか。
全てが当てはまるとは限りませんが、それぞれの性格にあった対処法を考えていきたいと思います。
不登校の経験を持つ人たちと触れてみる
劣等感が強く気が弱い性格の子どもにとって、同じような経験を持つ人の話を聴いてみるのは、子どもの成長に繋がる大切なことです。
普通に学校に通っているクラスメイトだけではなく、同年代でありながらテレビで活躍しているような人であっても、つい自分と比べてしまい、劣等感を強く感じてしまいがちです。
各地で、不登校の会というものがあるのをご存知でしょうか。
不登校の会というのは、学校に行くことを強制したり、学校への復帰だけに焦点をあてたものではありません。
この会を利用している方々は「不登校で悩んでいる」ことに変わりはありませんが、様々な解決法を提示してくれる場所でもあります。
「学校に通わなければならない」ということに疑問を感じている。
友達関係がうまくいかない・わずらわしいと感じる。
どうしようもなく、不安に押し潰されてしまいそうになる。
不登校になってしまう理由は、子どもによって様々ですが、不登校の会だからこその解決法が何よりの強みであるとも言えます。
ここでは、実際に不登校を経験した方々が、自身の体験を話してくれたり、同じ目線に立って悩みを聴いてくれます。
そして何より、不登校になってしまった子ども自身、実際に同じような経験をした方からの言葉は、格段に重みが違います。
とはいえ、最初は「自分はこんな風にはなれない」と否定的に思ってしまうかもしれません。
そんな時は、そうして話をしている人も、かつては同じように先輩の言葉を聞き、「自分はこんな風にはなれない」と思っていたかもしれないということ。
同じような経験をしているからこそ、苦しむ気持ちも、辛さも理解できるからこそ、熱意を持って接してくれているのだと、そっと寄り添ってあげて下さい。
前向きな気持ちを持つことは、時間がかかることです。
しかし、不登校で悩んでいるのは自分だけではないという事実や、悩み苦しんだ末に不登校を乗り越えた経験者の話を知識として吸収することが出来れば、考え方を変える転機になるのではないでしょうか。
劣等感の強さと戦い、一歩踏み出すことさえ出来れば、大きな成果が得られるかもしれませんよ。
感情を素直に吐き出してみる
感受性が強く気にしやすい性格の子どもは、その場の雰囲気を悪くすることを恐れ、マイナス面の感情を溜め込んでしまいがちです。
時には嫌な事があっても、笑って耐えていた事もあるかもしれません。
不登校になったのなら、他人の顔色を伺うことも、無理に笑う必要もありません。
それまで抑え込んでいた感情を吐き出してみることを勧めてみるのも、良いのではないでしょうか。
他人に気を遣う事は決して悪い事ではありませんが、自分の気持ちを表現するという事は、他の誰でもない自分自身でなければ出来ない、大切なことです。
感受性が強すぎるが故に、家の中であっても、無意識に感情を抑え込んでしまっていることもあるかもしれません。
辛い感情を吐き出すことは、その場の空気を壊してしまうことに繋がると、この性格の子どもであれば、考えてしまいがちです。
なかなか感情を吐き出すことが出来ないこともあるでしょう。
そんな時は、是非「いつも周りの雰囲気を受け入れてきたんだから、我慢する必要はない」ということを伝えてあげて下さい。
物事の根本的な解決は出来なくても、話をしたり、マイナス面の感情を表に出すことで心のクリーニングには繋がります。
親である私たちが、子どもの吐き出した感情を受け入れてあげることで、ほんの少しずつであっても事態は好転していきます。
まずは、家の中だけでも、子どもが素直に感情を吐き出すことが出来るようになることを目標にしてみるのも良いと思いますよ。
没頭できるものを探してみる
完璧主義でプライドが高い性格の子どもは、一度でも自分の殻に籠もってしまうと中々軌道修正が難しいです。
プライドが高い為、周りの意見を聞く事を嫌い、他者を見下すような態度や言動が多く、自分が良しとする世界観を持ったゲームや漫画、テレビなどに入り込み過ぎてしまう傾向にあります。
しかし、これは短所であると同時に長所であるとも言えます。
ゲームや漫画、テレビ番組も、実際には社会に出ている大人が作っているものですよね。
また、それらに登場する人物やシナリオを通して、様々な考え方や知識を吸収することも可能です。
プライドが高いだけでなく、完璧主義も併せ持っているからこそ、妥協することがありません。
妥協することがない、ということはゲームに入り込んだ場合はストーリーから隠し要素、果てはアイテムのフルコンプまでしなくては気が済まないでしょう。
一つの物事に対して執着し、突き詰めるからこそ「ものを作る側」に対して興味を惹かれるようになるかもしれません。
きっかけが何になるかは、子どもが「何に対して興味を示すのか」という部分になります。
例えば、歴史物が好きなら本格的に学んでみたり、スポーツやバトルもののゲームやアニメが好きなら実際に自分も、やってみたいと思ったりするかもしれません。
完璧にこなそうという思いを上手に使えば、集中して知識を習得しようとする努力にも繋がるはずです。
不登校になってしまったことで、親としては焦りや不安を抱え続けなければならない状態のように思いますよね。
ですが、子どもの性格をきちんと把握することで、そこからまた一歩、進むことが出来る道が開けていくのではないでしょうか。
「またゲームばかりして!」
と、叱りつけるより
「そのゲーム、楽しい?」
と、視点を変えてみるのも良いですね。
子どもが熱意を持って話し続けるような作品などがあったなら、
「それってこういう所で作られてるんだって」
「そのシナリオを考えた人は、こういう作品も出してるみたい」
と、話の輪を広げてあげてみて下さい。
会話をしていく中で、子どもの可能性を広げる出会いが待っているはずですよ。
それぞれの事例について
事例1:勉強についていけなくなって…
僕は中学1年から学校を休みがちになり、中学2年からは完全に不登校になりました。
きっかけは、学校の勉強についていけなくなり、その事でクラスメイトからイジメの対象になってしまった事です。
もともと勉強は苦手でしたが、最初の頃は何とか授業にもついていけていました。
でも、中学1年生の冬にインフルエンザにかかってしまい、二次感染型の肺炎まで発症してしまった結果、学校を長く休むことになりました。
体調が戻り学校に通い出すと、授業の内容が全く理解できませんでした。
中学校は小学校に比べ、授業の進行が早く、周りのクラスメイトはどんどん進んでいくし、休んでいた僕とはあきらかに差が出ていました。
班での学習も授業の内容を理解できていない僕は、意見を言う事もできなければ振られた仕事を言われた通りにこなす事もできませんでした。
仲の良かった子が
「大丈夫?手伝おうか?」
と声を掛けてくれることもありましたが、分からないことを馬鹿にされているように感じてしまい、ひどい罵声を浴びせてしまうこともありました。
やがて、そんな僕に対する周囲の苛立ちは大きくなり、段々と孤立していきました。
不登校になってからは、家にいても自分は生きている価値のない人間だとか…色々と考えてしまいました。
ある時、母親が不登校の会に参加した時のことを話してくれたのですが、当時の僕には信じられないことばかりでした。
今も昔も、不登校で悩んでいる人がたくさんいること。
不登校だから、と諦めずに勉強すれば社会で活躍できるようになること。
不登校の子どもたちが通うフリースクールがあるということ。
「一緒に行ってみる?」
という母親の言葉に、僕は頷きました。
不登校の会に参加するようになって数ヶ月が経過した頃、自分と同じように勉強が追いつかなくなってしまい、不登校になった人と知り合いました。
その人の場合は、不登校で過ごす内に再び勉強がしたいと思うようになったものの、学校に戻るのは抵抗があった為、家庭教師に勉強を教えてもらうようにしたそうです。
勉強で理解できることが増える度に、自分の自信に繋がったと話してくれました。
今では、フリースクール内で実際に、同じように悩んでいる子どもたちに勉強を教えることもあるそうです。
今の僕はまだ、自分自身を誇れるようには思えませんが、できなかった勉強が出来るようになれば、少しずつ変わっていけるのではないかと感じるようにはなりました。
とはいえ、直接やり取りすることは今の僕には出来そうにないのですが、オンライン家庭教師というものがあることも教えてもらいました。
もう少し心の整理が出来たら、親に相談してみようと考えているところです。
事例2:友達関係が嫌になって…
私は中学3年から不登校になりました。
不登校になるまでの私は、どちらかというと友達からも好かれていたと思います。
というのも、人から嫌われたりするのが嫌だったので、どんな子とも分け隔てなく接していたつもりだからです。
自分の意見を通すより、周りが出した意見に乗れば、誰かに嫌な顔をされることもありませんでした。
ですが、周りには色んな子がいました。
ついこの前まで、普通に仲良くしていたのに、急にお互いの悪口を言い合ったり、悪口を言い合っていたかと思えば、お互い顔を合わせると良い顔をしたり…。
本人同士でやり取りしてくれればいいのに、みんなが私の方に言ってくるんです。
私が悪口を言われていた子と普通に接していると、他の子から
「何であいつと話すの!?」
「どっちの味方なの!?」
と、突然キレられる事もありました。
今までそれが普通だったので、自分ではあまり気にしていないつもりだったのですが、ある朝突然お腹が痛くなって吐きそうになりました。
その日は、大事を取って休むようにとお母さんに言われ、休めることが分かったら途端に痛みも吐き気も引きました。
次の日、学校に行くと悪口を言っているグループの子が私の顔を見ると駆けてきて
「ねぇ、ちょっと聞いて!!」
と、すぐさま悪口を言い始めました。
私が休んだことなんて、この子にとっては「悪口を聞いてくれる子が居ない」だけの感覚なんだと解りました。
話が長くなるにつれ、腹痛も、吐き気も増して
「なんで私ばっかり、色々言われたり、気を遣わなくちゃいけないんだろう?」
と感じました。
そこからは、どんなに仲良くしていた子の言葉であっても、うるさいと感じたり、イライラすることが多くなりました。
徐々に学校に行くこともばかばかしくなり、不登校になりました。
フリースクールに通い始めたのはたまたま、親戚で不登校だった人がいた事がきっかけでした。
その人は従姉で、母のお姉さんの子どもです。
母と叔母さんは仲が良く、お互いの家庭のことでも相談し合っていて、会う機会も多く、いつも遊んでくれるお姉ちゃんは、私にとっても何でも話せる存在でした。
私が不登校になってしまったことを知った時に、フリースクールのことを事細かに教えてくれました。
ここに通うようになって、同じような境遇の子も多く居ることを知りました。
新しい友達もできて、自分の感情を素直に出すことができるようになってきたと思います。
自分の感情を出せるようになってからは体調不良になる事もなくなったので、学校に戻る事も考えられるようになってきたところです。
事例3:学校に行くことって必要ですか?
僕にとって学校は、どうしても行く必要性を感じることの出来ない場所でした。
興味がないことでも、授業の内容だからと学ばないといけないし、学校の先生たちは、テストという一部の知識から導き出せる成績だけで、人の価値を決めているように思えました。
例えば、僕が不登校になる前の担任の先生は、勉強ができる子どもに対してはとても優しかったのですが、勉強のできない子どもや、口答えをする子どもには厳しい先生でした。
テストで100点が取れなかった時は、休み時間や放課後に残し、100点になるまで何度も復習をさせられました。
そんな時、決まって先生は
「どうしてできないの?」
「先生かなしい!」
「まだ分からないの?」
「~さんみたいに頑張りなさいね」
などと言われ続けます。
社会に出てから使うことのないような問題に、時間をとられることも、先生の価値観を押し付けられることも、ただただ不快でしかありませんでした。
他にも、とても寒い冬に先生はジャージを着ているのに、僕たち子どもは半袖半ズボンの体操着と決められています。
「何で先生だけ暖かい恰好なんですか?」
と聞くと
「先生は大人だからいいの」
と変な答えが返ってきたり
「何で大人はいいんですか?」
と聞けば、嫌そうな顔をして無視されました。
いつも「自分の意見を言えるようになりなさい」とか「疑問に思ったことは質問して解決できるようになりましょう」とか言っているのに、自分に都合の悪い事になると先生は逃げます。
段々、学年が上がるにつれて学校に行くこと事態に抵抗が出てきて小学5年生から学校に行かなくなりました。
ちなみに、中学校には一度も行っていません。
不登校になってからは、家で漫画を読んだりゲームやパソコンをするようになりました。
人から見れば遊んでいるだけと思われがちですが、パソコンの操作を覚える事でWordやExcelだけでなく、Photoshopでの作業もできるようになりましたし、インターネットを通じて、パソコンでできる仕事が多くある事も知りました。
また、漫画や本を読むのが好きで自分でも文章を作ってみたいと思って、実際にネットに記事を投稿したりもしています。
ちなみに、フリースクールの存在もインターネットで知りました。
ここでは自分の興味のある事だけを集中して学ばせてもらえるし、とても通いやすいです。
まとめ
性格によって、不登校になりやすい子どもがいることについて、どのように感じられましたでしょうか。
子どもの性格を把握することで、防げることもあるかもしれません。
不登校になりやすい性格の子どもと対処法については
- 劣等感が強く弱気な性格…不登校の経験を持つ人たちと触れてみる。
- 感受性が強く気にしやすい性格…感情を素直に吐き出してみる。
- 完璧主義でプライドが高い性格…没頭できるものを探してみる。
といったことを心掛けてみて下さいね。
事例であった3人の子どもに共通する事では、不登校の会やフリースクールといった支援機関に赴いたことで考え方が変わるきっかけになっているように思えますね。
また、家庭教師に関しては、勉強はしたいものの直接家に来られる事に、親も子供もストレスになってしまう場合もあります。
そんな時は、インターネットを利用したオンライン家庭教師を検討するのも一つの方法です。
パソコンがリアルタイムで会話をしながら直接授業を聴いている感覚になり、全国どこからでも質の高い指導が受けられる可能性があります。
気を付けてほしいのは必ずしもこんな性格だから、この方法が有効だと決めつけない事です。
子どもに寄り添い、向き合うことで、良好な親子関係を築きながら、新しい道を探していけると良いですね。
中学生はとにかく多感な時期になりますよね。
中には「友達から仲間外しにされている。」と考え込むこともあるかもしれません。
さらに反抗期とも重なりますので、周りの大人や学校の先生と対立することもあります。
対立のあまり
「もう学校には行かない!」
とそれ以降学校行かなくなる人も中にはいるかもしれません。
しかし、学校行かなくて不登校になっても勉強さえできてたら今の時代高校には行けますよ。
昔と比べまして不登校の生徒に対する配慮はかなり進んでおりますので、定期テストの時に登校して成績が良ければ高校へは行けます。
この記事では初めは些細なことで担任との対立が始まり、反抗期の抵抗として不登校になった女子生徒が、家庭教師によって学力を復活させて高校合格した話になります。
不登校になっても成績さえ良ければ高校には行けます。
この記事を読んでいただき、沙耶みたいに立ち直ってくださいね。
フリースクールという不登校の子どもたちへの支援機関があるのはご存知でしょうか。
今回、仕事の関係で、とあるフリースクールに赴く機会があったので、そこで会った子どもたちに色々と話を聴かせてもらいました。