中学校に入り、まず小学校の時と違うのは部活動があるという事ですね。
小学校でも簡単なクラブ活動などはあったりしますが、中学校のそれとは比べ物にならないものがほとんどですよね。
部活で得れるものというのは大きく、中学生時代三年間の軸となる子も多い事と思います。
それと同時に小学生の頃と違い、進学への勉強時間も多く必要となり、塾や家庭教師などにも時間をとられる毎日。
一日24時間は、忙しい主婦や仕事に追われるサラリーマンだけではなく、中学生にとっても少なく感じられるのではないでしょうか。
そんな中学生の部活と勉強、塾との両立の難しさ、乗り越えられる為に親が出来る事を考えてみましょう。
部活との両立で得る事ができるもの
よく言われるのが部活を頑張る子は学力も高いということ。
部活で勉強する時間が限られる為、集中的かつ、効率的な勉強をするようになります。
統計からみても部活に入っている人のほうが頭がいいという傾向があったりもします。
部活で好きなことに取り組む事で自然と集中力のつけ方を学ぶので、先生や親に指導されて勉強している子よりも強いんだと思います。
受験シーズンに入ると体力面や精神面での強さも必要となってきます。
その強さも部活で身につけることができるものです。
私の娘は体操部に入っていますが、
「この辺では体操が強いと有名なこの中学校に行きたい」
と校区外の学校を自分で選んだので頑張るしかありません。
塾は小学校高学年の頃から行っていましたが、中学生になると塾や家庭教師の中での取り組み方も小学生の頃と同じではなく、受験への意識も高まります。
部活が始まり、最初の頃は
「こんな大変なことがうちの子に両立できるのか」
と内心不安に思ったものです。
本人なりに慣れない両立に必死で取り組み、2年生になる頃にはやっと効率の良いやり方や忍耐力をつけているように感じました。
中学校に入ってから塾や家庭教師を始めるのであれば、4月からではなく、中学校生活、部活に慣れてきた夏手前ぐらいまで様子をみてあげるのも一つかもしれませんね。
入って1ヵ月2ヵ月は、本人も新しい環境についていくのでいっぱいいっぱいです。
6月ぐらいまで様子をみてから、塾や家庭教師を始める方が子どもへの負担が一気に増えず、スムーズに乗り越えられるかもしれません。
最初の親の働きかけで両立は成功するものです。
部活との両立が難しい理由
時間的な理由
まず、部活と塾の両立が難しくなる最も大きな理由として、この「時間的な問題」が真っ先に挙げられます。
その中でも注目したいのは通塾の時間。
ギリギリの時間まで部活をして塾に行くだけでも相当大変なのに、さらに塾までの距離が遠い、時間ロスが出るとなると本人のモチベーション的にも参ってしまうものです。
可能であるなら親が送り迎えをしてあげる、それが無理なら近くの塾に通わせる。
いくらいい塾であったとしても、貴重な時間を無駄にしないことのほうが重要な問題の場合もあります。
うちはずっと車で送り迎えをしています。
週三回、テスト前の補習などは連日で、億劫になることも度々ありますが、例え15分でも時間の少ない子どもとの対話の時間、子どもが体と頭を休ませる時間だと思っています。
時間というのは誰もが平等なので、いかに効率よく使うかが、部活と塾の両立を図る最も大きな要素となります。
中学生になると周りも学習塾へ行き始める子どもが多いですね。
「そろそろどこかに行かせないといけないけど、送り迎えができない」
と考えている方におすすめなのが家庭教師です。
家庭教師なら先生が家にきて教えてくれますので、塾への送り迎えをする時間が節約できます。
「家庭教師は知っているんだけどどんなのがいいのかなぁ?」
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体力的な問題
私の娘が入っている体操部もそうですが、その学校の部活が強ければ強いほど、練習内容もハードになっていくもの。
現在は、熱中症や練習中の生徒の事故など、様々な理由から学校側もかなり考慮してくれています。
しかしながら、土曜日日曜日どちらかは必ず休みの日。テスト前は活動休止。
など、色んなルールがあるようですが、娘が通っている学校をみていても、試合前や大会前などの理由により、ルール通りにはいかないのが現状のようです。
親ができることといえば、先程も述べたように、送り迎えで体力の温存時間をつくってあげることぐらいでしか助けてあげることはできません。
体力の問題は子どもにとって自分自身との問題ですから。
もしあまりに目につくようであれば、先生やPTA、保護者の方々に相談してみるのもいいのではないでしょうか。
うちの学校でも保護者が立ち上がり、部活の練習を見直した例もあります。
ただ、それでもダメな場合は、部活を辞めて勉強一本にするのも1つの方法ですよ。
練習が激しすぎて家や塾、家庭教師では一切勉強が手につかないようでは元も子もありません。
あくまで主体は勉強になりますよ。
部活との両立ができるためのルール作り
私の家では、まず最初に子どもに答えを出させる事に重点をおいています。
子どもの意見を尊重し、ルールは子どもに決めさせる。
自分で決めたことは頑張れるものです。
例えば、学習面での目標、やりたいことをやるために絶対におとさない具体的なテストの点数などを、よく話し合って決めます。
子どもの立場に立って、どうすれば望む結果が得られるのかを一緒に考えてあげることが大切です。
例えば、部活を頑張っていて成績が落ちてしまった時。
一番大事なのは、親に言われたから部活を辞めると考えるのではなく、自分の気持ちが大事だということです。
成績は落ちたけど部活は辞めたくないのなら、成績が落ちたことに対して悔しいと思うはずです。
悔しいという気持ちがあれば、その気持ちをバネに、おのずと部活との両立もうまくなっていきます。
まとめ
- 部活と勉強との両立で得れるものは大きい
- 時間的な問題、体力的な問題にどう対処できるか
- 両立のためのルールをつくる
社会にでれば、誰でも皆かなり厳しい体験をすることになります。
それにも耐えられる精神を鍛えるためにも、両立での自分の頑張りは、間違いなく大きな糧となります。
部活での頑張りが身についているので受験でも最後まで粘れる精神をつけることができます。
大人になる準備段階のこの大事な時期に、これから立ち向かう大きな壁を乗り越える事ができるように強い精神を身につけてもらいたいですね。
この記事でも紹介しておりますが、中学生で一番気になる事が、「勉強」になります。
中学受験を経験する方もいらっしゃいますが、多くの方にとって高校受験が最初の大きな受験になります。
人生には2〜3回(人によっては4回以上の時もあります)の大きな試練があります。
その1つめの関門が「高校受験」です。
ここで最初の線引きが行われます。
この高校受験を最高の形で終わらせる事ができるように、早い段階から対策を行なっていくのがいいです。
その事について紹介しているのがこちらになります。
小学校6年生の時には点数すらかかれないほど成績の悪かった少年が、家庭教師をつける事によってその地区で最難関の高校に合格する話になります。
さらに、大学を目指してる方にはこちらの記事もお勧めします。
高校合格から大学合格までの話になりますが、中学生以上に大きな経験をしていって自身の見聞を広げていきます。 最後には人生最大のピンチがやってきます。
それを乗り越えれるのかは中身を見てください(笑