小学校低学年の子どもに、やる気を求めてはいけません。
この頃の子どもは
「どうして勉強をしなくてはいけないのか?」
理解できていないからです。
しかし、このわかっていないうちがチャンスになりますよ。
学校から帰宅→勉強(宿題)→夕食
この流れの習慣をつければその後自然と勉強できる習慣が身につきます。
勉強を習慣化するのに効果的な方法を紹介します。
まずは小さい目標から
達成できた時の喜びを教えるために、最初のうちは
「今日は10分間、ドリル1ページだけ。」
など、簡単で小さな目標から始めて行ってください。
ここで一部の熱心な教育ママでしたら
「今日は1時間勉強する!そしてドリルは国語と数学を5Pずつしてくのよ!」
と考える方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、はじめからこのような高い目標は、子どものやる気を一気削いでしまいます。
設定は、子どもと相談して無理ない範囲で進めていきましょう。
小さい目標でも達成感があれば子どもにとって喜びになります。
その喜びを積み重ねることで、徐々に大きな課題にも取り組むことができるようになります。
『達成できたのは、自分ががんばったから。』
と感じることができれば、さらにやる気があがると思いませんか?
もし、達成できなくても、責めたり、叱ってはいけません。
まずは、その達成できた所を評価して褒めるようにしてください。
・目標を変えてみる
・集中できない理由がある (姿勢や環境など)
・得意な科目から始めてみる
褒めた後に、どうして今日は出来なかったのか子どもと共に話し合いをしましょう。
そしてここで直すべき所を子どもと一緒に見つけ出して、次の日に活かしていきます。
次の日にできなかったことができるようになったらその時点で成長しております。
その成長した所に対して褒めることが大事です。
その時にご褒美として、少量のお菓子や、ゲームの時間を増やすなど、子どもに決めさせる方法もあります。
同じ時間に同じ場所に座る習慣をつけよう
この習慣をつけることは、早ければ早い方がいいです。
まずは小学1年生からつける習慣を紹介します。
・同じ時間に、同じ場所
・1日に5分でもいい 目安は学年x5分
・得意な科目からやってみる(宿題があればさせる)
座らせたら、何を勉強するのか、聞いてみましょう。
- 「国語の宿題する」
- 「ドリル3ページやってみる」
子どもに声に出して言わせることで、やらされるのではなく
「自分からするのだ。」
という主体的な気持ちを、引き出すことができると思いませんか?
こんな小さなことでも、毎日の積み重ねによって習慣化されます。
命令されてイヤイヤするのは、習慣ではありません。
行動を習慣化するには、約2週間〜1ヶ月近くかかると言われています。
人によってはさらに長くかかることがあります。
低学年の頃から、自ら机に向かって、勉強の習慣を身につけさせましょう。
とにかく机に座らせる
習い事に行っていない場合は、家で勉強しないと、成績はあがりません。
家庭学習なしで、成績をあげるのは難しいです。
最初のステップとして、まずは机に座らせてみることから。
最初はいまいち気分がのらないことでも、進めていくうちに、集中してきて楽しくなってきます。
心理学では「作業興奮の原理」と呼ばれています。
脳を活動させるためには、刺激が必要になります。
この刺激とは、何か行動をすることです。
みなさんもこんな事ありませんでしょうか?
最初はいまいちやる気が起こらなかったのに、いざはじめてみると気がついたら集中していた。
そんな経験ありませんか?
例えば小学校の宿題である読書感想文とかいい例になります。
最初は読む気が全くなかったりします。
「しんどいなぁ、、やる気でないなぁ、、」と思うことが多いですが、ここで子どもの好きなジャンルの本(歴史が好きなら三国志とか)を見せることによって最初はあまり気乗りしなかった子どもがどんどん読み出していく。。
というのはそこそこあることです。
普段から子どもが何に興味を持っているか。
ここが重要になったりします。
ちなみに、勉強をする場所ですが、小学校低学年の頃は親の目がある「リビング学習」がいいことが多いです。
・親が近くにいると安心して勉強に取り組める
・コミュニケーションが取りやすい
・つまずいた時に気づいてあげられる
・兄弟がいる場合、ケンカになることがある
・雑音があるほうが、集中出来る子と、無音のほうが、集中できる子がいる
子どもの様子を見て「リビング」か「自室の机」決めていくといいと思います。
デメリットで紹介しました雑音がある方が集中できる子どものタイプでしたら絶対リビング学習がいいです。
逆に無音の方が集中できる子どもの場合でしたら自室学習になります。
さらに、教科で勉強部屋を変えてみるのも一つの方法になります。
算数は「リビング」国語は「自室の机」など大事なことはどちらの場所でも、勉強の時間に視界に入るところに、気が散るモノは片付けましょう。
テレビもつけていたら子どもはテレビに興味が移ってしまいますので、勉強中は切ってください。
苦手な教科は少しずつ、毎日勉強させる
苦手な教科はなかなかやる気が上がりませんよね。
苦手な教科ほど毎日、少しずつさせていくことが大事になります。
接触頻度を増やすことで、好感を持ってもらえることを「ザイオンス効果(単純接触効果とも言う)」と言います。
30分間を1回でするより、10分間を3回すると、思っていたよりできていたと感じることがあります。
好きな教化と苦手な教化を交互に進める方法もあります。
国語が得意な場合は、国語→算数→国語のように挟み撃ちにすると気分が変わって、勉強は楽しいと、脳が錯覚を起こします。
毎日、少しずつ、継続し続けていくことが大事です。
「比べる病」になっていませんか?
親でしたらどうしても、他の子どもと自分の子どもとを比べてしまいがちですよね?
「OOちゃんはテストで100点取ったんだって。」とか
「XXちゃんは理科のコンクールで入賞したんだって。」とか
周りの子どもと自分の子どもとを比較してどうしても言いたくなるものになります。
子どもは十人十色です。そして成長の速さもそれぞれです。
アインシュタイン、エジソン、ダーウィン 今では誰もが知る偉人ですが、子どもの頃は、勉強せず、成績はひどかったと言われています。
今が駄目であっても将来的には大成功するかも知れません。
なので、子どもに見合った目標をたてて行動していくことが大事になりますよ。
まとめ
- 小学校低学年の子どもの場合、家族の協力が必要です。
- 毎日見届けることが大事
- 最初の頃は1日5分でも良いから始める
- 勉強しなさいは、言わない.
「勉強をさせる」のではなく、「知りたいから勉強する」ことが、やる気に繋がります。
言われなくても、自分から進んで勉強をするように仕向けていけます。
子どもが、頑張ったら、しっかりと褒める。
子どもを信じて待つ。
子どもと話し合いながら、試してみることをお勧めします。
ある程度小学校生活も慣れてきた頃に子どもからこんなことを言われることがあります。
「OOちゃんはスポーツクラブに行ってるんだって、一緒に行ってみたい。」
小学生は他人のすることに影響を受けやすいです。
その時にどう行動しますか?
最初から「XXちゃんはできないと思うからそれはしないほうがいい。」
と言って子どもの芽を摘み取ってしまったら将来挑戦しない子どもになってしまいます。
まずは興味を持っている段階で挑戦させてみるのがいいですよ。
今回紹介するコドモブースターは合計1万件以上の習い事を紹介しているサイトになります。
ここで興味のあったスクールに申込んでみて、子どもが興味を持つかどうか試してみてもいかがでしょうか?
そして2月末まででしたらキャンペーンを行なっております。
キャンペーンコードを記入して体験教室を受講していただいた後にアンケートに回答するとamazon3000円分のギフト券がもらえます。
2月末までですので、この機会にやってみてはいかがでしょうか?
キャンペーンコード mon1902zfk
私も例外でなかったです。
そんな小学生低学年の子どものやる気を出させる方法を職場の先輩が教えてくれましたので、紹介します。
やはり少しずつが大事なのだな、、と思います。