大学受験の勉強をしている時に英単語の勉強をどうされておりますか?
「英語のスペルが理解できないなぁ・・。」
と言うことありませんか?
そして英語の先生に聞いても正確なスペルで喋れる先生は少ないものです。
「なのでわからないから適当に読んで覚えている。」
これは昔の私のやり方でした。
しかし、このやり方では単語は覚えることができてもリスニングの時に全く使えなくなります。
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センター試験が終わりましたね。
センター試験はマーク試験ですが1発勝負なので、不安を感じられている方も多いのではないでしょうか。
この記事をご覧になる方の中には、来年度に受験を控えているお子さんをお持ちの方もいらっしゃることと思います。
また、意欲的に勉強に取り組むお子さんであれば、早いうちに対策する為にも、今年はどんな問題傾向だったのかと気にされる部分がありますよね。
そこで、今回はセンター試験2019の世界史Bに絞った今年の傾向と来年どう変わるのか。
それによる対策をご紹介したいと思います。
センター試験2019年の世界史B
今年の世界史Bは、どのような問題が出題されたのでしょうか。
まず、問題数についてですが
大問数 | 4問 |
設問数 | 9問 |
マーク数 | 36問 |
上記の通りであり、どれも変化がありませんでした。
センター試験の世界史は、ここ数年大きな問題数の変更がないため、来年もこの問題数と考慮していいと思います。
難易度に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
河合塾 | 昨年並み |
東進衛星予備校 | 昨年並み |
駿台予備校 | 昨年並み |
代々木ゼミナール | やや難化 |
このように、大手予備校が出した昨年度の比較によりますと、3校で「昨年並み」との見解を示していました。
私も今回解いてみたのですが、大手予備校の出した難易度で、ほとんど間違いなく昨年並みであると判断致しました。
今年の世界史Bは、問題数・難易度に関し特段変化はなく、いつも通りのセンター世界史Bであると伺えます。
では次に、もう少し詳しく世界史Bを見ていきましょう。
世界史Bの詳しい分析
世界史での点数の取り方に不安を感じているお子さんもいらっしゃると思います。
こちらの記事では、それらの不安を解消する為に必要な情報が揃っています。
併せてご覧頂くことで、より、お子さんの自信に繋がるものが得られるはずですよ。
上記の記事では、世界史の「点数の取り方について」深く掘り下げておりますが、ここでは簡潔に説明したいと思います。
まず、世界史は大きく分けると正誤判定問題と組み合わせ問題の2つがあり、ここから再度、枝分かれする形になります。
どのように枝分かれしているのか、表にしましたので、確認してみましょう。
正誤判定問題 | 組み合わせ問題 | ||||
正文判定 | 誤文選択 | 時代誤文判定 | 年代配列 | 空所補充 | 正誤組み合わせ |
このように、正誤判定問題の中で
「正文判定」
「誤文選択」
「時代誤文判定」
という3種類の問題に分かれ、組み合わせ問題の中では
「年代配列」
「空所補充」
「正誤組み合わせ」
という、こちらも3種類のパターンに分かれます。
では、今年のセンター世界史Bに当てはめてみましょう。
正文判定問題 |
問 1,2,3,4,7,10,11,14,16,18,19,20,22,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,35,36 |
誤文選択問題 |
問 9,12,17 |
時代誤文判定問題 |
なし |
年代配列パターン |
問 5,29 |
空所補充パターン |
問 8,13 |
正誤組み合わせパターン |
問 6,15,21,23,34 |
やはり、センター試験は正文判定問題が多く、36問中24問と圧倒的に多いですね。
次に多いのが、正誤組み合わせパターンとなっており、正答率8割以上を目指しているお子さんがいる場合、落とすことの出来ない重要な場面になってくるのではないでしょうか。
また、今年度は時代誤文判定問題が出題されなかった代わりに、時代正文判定問題が少しあったという印象です。
これは、受験生の世界史に対する正確な知識が必要になってきます。
他にも、問題の特徴としては前近代史(古代~宗教改革)までと、近代史(宗教改革以降)の設問数が18問ずつであるということから、全体的な範囲から出題されていたと考えられます。
地域につきましても、「中国」「ヨーロッパ」「東南アジア」から、様々な地域が出題されており、広く標準的な問題が多かったように思います。
これら以外にも、下記にて記載しておりますが、今年度の世界史第23問にて、地図で示された領域を支配した王家と、その時代が何世紀であるかを問う問題が出題されました。
このような問題は、今までになかった傾向であり、今年が初めての出題だったのではないかと思います。
この問題は、時代に対しての正確な知識がないと頭を悩ませてしまうことになりますので、来年受けるお子さんも意識しておくべき部分と感じました。
ここまでをまとめますと、来年のセンターを受けるお子さんがいる場合、
教科書をベースとしたしっかりとした基礎知識を確実につけ、問題を解くようにすること
を意識することが、重要なポイントになってくると判断致します。
世界史の新傾向について
先ほど述べました問23について、どのように解くべきか?
対策するべきか?
私の見解を記載していきたいと思います。
今年の問23問は下記の問題です。(センター2019問題より抜粋)
※ここでいう下線部5というのは名門王家をさしています。
まず、この問題の答えは「1」が正解です。
ですが、この問題を見たとき、一体どうやって解くのだろう?
と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、順序を追って考えることで導き出すことができます。
まず、解き方としては、ハプスブルク家かブルボン家のどちらが該当するのかを選ぶところから始まります。
地図を見てみますと、黒く塗り潰されている箇所がaの地図ではスペイン・オーストリア・イタリア付近にあるものの、bの地図ではオーストリア付近にしかないことが分かりますね。
この時点で、そもそもハプスブルク家はオーストラリア(神聖ローマ)で、ブルボン家はフランスなので、無条件でハプスブルク家が当てはまると考えることが出来れば良いのですが、やはり迷ってしまいますよね。
ここで、知識として大事なのは1556年のハプスブルク家の分裂です。
ハプスブルク家は、これによりオーストリアとスペインに分かれたという教科書に記載されたことを知っていれば、選べると思います。
よくある間違いとして、ブルボン朝がありますが、ブルボン朝がスペインを支配したのはフェリペ2世の時代であり、この父親はルイ14世であることからフランスが領域に入ってないと成立しません。
よって、正解の候補がこの時点で、ハプスブルク家の2つに絞ることが出来ます。
また、aとbのどちらの年代を選択するのかについては、18世紀にはハプスブルク家(スペイン)は17世紀に30年戦争で敗れて以降衰退したこと、フランスに王位継承を認めたユトレヒト条約を知識として蓄えていれば、aが16世紀半ばであること、bが18世紀半ばであることが分かります。
従って、ここで必要な知識は1556年のハプスブルク家の分裂と1713年のユトレヒト条約、各王朝の重要人物の基本的なことを知っておけば解けるということです。
まとめ
- 難易度の大きな変更はない
- 問題数も変化はない
- 新傾向も教科書レベルで対策できる
今回は、世界史Bの傾向と対策を見てきました。
センター世界史は、やはり例年通りといったところで、教科書の基本的な知識が必要です。
来年は、センター試験が最後の年であることから、2021年から始まる大学共通テストを意識した問題が出てくるかもしれません。
それでも教科書を中心とした基礎・基本をしっかりした対策をすれば、特段解けない問題はないと思います。
来年、受験される方々の志望校合格を心より応援しています。
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地区最難関の高校に進学した少年が、勉強に支障がない部活動と塾の両立を行い、途中成績が下がるが最後は挽回して大学に合格する話になります。
2021年からはテストの名称が変わって新しいテストに移行しますが、2019年のセンター試験の過去問が新聞に出ていましので懐かしさも含めてみてみました。
私の大得意な世界史は毎年解いていたりします。
今回も十分解ける内容でしたので、問題傾向と対策も含めて紹介します。