皆さんは次の日のために「食事」で体調を整えるということをしたことがあるでしょうか。
アスリートにとっては常識的なことです。
これは簡単に想像ができます。
「食べる」ということは「体を作る」ということですから、食べ過ぎたりしたら次の日にベストパフォーマンスができないわけです。
しかし、これは受験でも同じことなんです。
受験では頭を使い、脳がフル回転する状態ですからしっかりと、食事で脳の栄養となる糖分をとってあげる必要があります。
受験本番の日、万全を期したい方は食事にも気を配りましょう。
実は前日にカツ丼は食べないほうがいい
試験前の験担ぎとしてよく「カツ丼」を食べる、ということはよく言われていますよね。
でも実はこれはやめておいたほうがいいんです。
なぜかというと、カツなどの油ものは胃腸が消化する際にとても体に負担がかかるものなんです。
ですので、試験前日などにカツ丼を食べると体が消化する方にエネルギーを使ってしまい、睡眠の質が落ちたり、疲れが取れなかったりします。
なので、油ものは食べないようにしましょう。
疲れた状態で試験を受けるのと、元気な状態で試験を受けるのとではどちらがいいですか。
当然、元気な状態ですよね。
想像しただけでもお腹がしんどい状態で試験を受けても絶対に集中できるはずがありません。
私も以前試験の前日に、唐揚げを食べすぎた時は試験当日にも関わらず、気持ち悪くなった挙げ句お腹が痛くなるという、最悪の体験をしたことがあります。
その時は寝れば治るかなと思っていたのですが、試験の日の朝になっても、お腹の中が荒れた状態は続き、朝ごはんもまともに食べられず、空腹と前日からの胸焼けによる気持ち悪さのまま、ろくに集中できずに試験を受けることになりました。
結果は言うまでもなく、散々なものでした。
また、年齢と共に油ものを食べると胸焼けがして気持ち悪くなりますよね。
これは年をとると消化する力が落ちるので、消化にエネルギーを使う油ものは年齢と共に徐々にですが、体が受け付けなくなってくるのです。
とても消化にエネルギーを使うので、カツ丼や揚げ物などの油ものは試験前日はやめておいたほうがいいでしょう。
カツは受験が終わってからのご褒美として食べてくださいね。
お刺身などの生ものも危険
お刺身とか生卵って美味しいですよね。
ですが、これも試験の前の日だけはやめておいたほうがいいです。
というのもやはり生ものは「食あたり」が怖いからです。
普段は平気なものでも、試験前で緊張していたり、不安な状態で食べると「食あたり」になる危険性があります。
当日になって、トイレから出られないとか、ずっとお腹が痛いとかになったら目も当てられないです。
そんなものに「あたる」よりも、試験問題のヤマが「当たる」方がいいに決まっています。
「いつもは平気なのに」っていうものほどあたるのが試験というものなんです。
「試験の魔物」とでも言うものでしょうか。
ちょっとでもリスクを下げるためにも、前日だけでも生ものはやめておいたほうが賢明です。
辛いものも体に負担がかかる
あともう一つ夕食で避けておくべきは「辛いもの」です。
量が少ないものであれば、ご飯がすすむおいしいものですが、食べ過ぎは体に負担をかけたり、次の日にお腹を壊す原因になったりします。
私の友人は辛いものを食べた次の日は必ず、トイレにこもっています。
辛い物は当然刺激物なので、摂りすぎればお腹を壊しますし、お尻もヒリヒリします。
体から辛み成分が腸を通って出てきますから、当然といえば当然なのですが、試験の時は避けたい現象です。
そうなると分かっていても、キムチなどの辛い食べ物は、美味しいですしご飯も進みます。
辛み成分は腸だけでなく胃にもかなりの負担がかかりますから、試験の前日は体に負担をかけない為にも、どうしても食べたければ「ピリ辛」くらで我慢しましょう。
でも、出来ることなら辛いものなどの刺激物は避けておきましょう。
スナック菓子も控えておこう
みんな大好きなものがスナック菓子ですよね。
ご飯を食べたあとでも、これは別腹というようについつい食べちゃいますよね。
私もよく食べてしまって後悔することがよくあります。
ですが、やはりスナック菓子の食べ過ぎも注意しましょう。
夕食の後に食べてしまったりすれば、それだけ遅い時間に食べるので消化に時間がかかったり、ポテチなどの油ものであれば体に負担をかけてしまいます。
チョコレートひと欠片などであれば、適度な糖分なので脳の活性化に役立ちますが、ポテチ一袋なんて試験前日においては余分なものでしかありません。
試験前日は早く寝るためにも夜食は避けておいたほうがいいでしょう。
受験当日のコーヒーの飲みすぎに注意!
受験当日に「眠たいから」と言うことでコーヒーを飲むことがあるかもしれません。
特に、高校生辺りになりますと、朝にブラックコーヒーを飲む方も居ると思います。
しかし、これも受験当日にするのはあまりよくありません。
辛いもので紹介した通り、コーヒーも刺激物です。
特に、眠気覚ましで飲んだ場合、大体効果が出てくるまでに2時間程度かかります。
ちょうど試験が始まった時に効果が出てき始めますが、その時にトイレに行きたくなることがあります。
試験中にトイレに行きまくる・・となったら最悪ですよね。
なので、当日はコーヒーを飲み過ぎないようにしてくださいね。
まとめ
これまで受験前日の食事について、説明してきました。
まとめると
- カツ丼などの油ものは避ける
- 生ものはなるべく食べない
- 辛いものはほどほどに
- スナック菓子は食べないように
- コーヒーの飲み過ぎに注意!
つまり、体に過度な負担をかけるような重い食事は避けましょう。胃腸に負担がかかるのは、思った以上に体にダメージになる可能性があります。
力を蓄えるためにいつも以上に食べることはしないほうがいいです。
唐揚げを大量に食べるなんてもってのほかですよ。
あくまで、いつもどおりの食事をしましょう。
それが一番、体が安心します。
受験前日の日はなにかとドキドキしますが、食事に気をつけて、不安要素をちょっとでも減らして乗り切りましょう。
これを読んでいる方は受験を控えた方が多いと思います。
今は、目の前の受験に集中してください。
そして、高校に合格し、大学受験を目指してる方にはこちらの記事をお勧めします。
高校合格から大学合格までの話になりますが、中学生以上に大きな経験をしていって自身の見聞を広げていきます。
最後には人生最大のピンチがやってきます。
前日に母親が験担ぎにしたあの行為のせいで・・・
それを乗り越えれるのかは中身を見てください(笑
親心で行う験担ぎも、方向を間違えるとお子様の今までの夢と努力を潰す事があることを肝に命じて欲しいです。