保育園の公立・私立の違いは?失敗しないための保育園選びとは?

スポンサーリンク
陽介
大学のゼミの教授が退職すると言うことで久しぶりに母校へ行きお別れ会をした時の話になります。同じゼミで一緒に幹事をしていた同級生(女性)も来てて、その女性も1児の母親となってました。その女性は大阪に住んでいるみたいですが、そろそろ育児休暇から復帰する予定らしいのですが、保育園にかなり苦労しているとのことでした。そのことについて話してくれましたので紹介します。手を上げたらいつでも入れる私の所とは大違いでした。

子育ての仕方について色々な悩みを持たれていませんか?

「子どもが泣き止まない、どうすればいいのだろう、、、」

「子育てでイライラした場合先輩ママはどうやって解決したのだろう・・」

「待機児童になった場合どうすればいいのだろう・・・」

と、子どもが小学校へ上がるまででもたくさんの悩みが発生します

そう行った悩みを投稿して、回答してもらうコミュニティの場として、「ママリ」があります。

小学校入るまでの子どもに対しての相談内容がかなり多く、それに対しての回答もかなり掲載されております。

「どうすればいいのだろう・・・」

と一人で悩む前に、一度ママリで調べてみてはいかがでしょうか?

専業主婦以外のママさんにとって、最初の壁が保育園選びです。

待機児童問題が世間を騒がせている中、我が子をどこに入園させようかというのは頭の痛い問題です。

そもそも私の住んでる大阪のある自治体では、親が入園先を選ぶ権利なんてないようなものなので

「通園ができるところに入園できればどこでもいい」

というちょっと悔しい現実になっています。

  • 公立保育園
  • 私立保育園
  • 幼保連携型認定こども園
  • 幼稚園型認定こども園

これは、私が住んでいる自治体での区分になるのですが、これだけみても何がどう違うのかわかりにくいです。

さて、今回はこの保育園・こども園の違いについてみていきましょう。

スポンサーリンク

公立保育園と私立保育園の違いって?

 

公立、私立保育園共に認可園があります。

どちらも管轄は自治体で、申し込みや、入園の可否。

保育料の決定も全て自治体が行います。

では何が違うかと言うと、一番の違いは運営団体の違いです。

公立は言うまでもなく市ですが、私立は色々な団体が運営しています。

宗教団体や法人など、その形態は様々で、団体によってカリキュラムに特色があります。

例えばカトリック系の保育園ならお祈りがあるような感じですね。

では、費用面はというと、所得によってかなりバラつきがあります。

これは、自治体によってもかなり差がある話なのですが、私の住んでいるところはと言いますと

無料〜6万円(0〜2歳)

0〜2歳…この年齢が一番高いです。

幼稚園に通えるようになる、3歳児クラスからはこの半額ほどでみてもらえます。

住民税額で決まる保育料は、公立、私立共に自治体が算出しますので、基本的に同じで差はありません。

では、何が違うのかというと、私立園は、制服やスクールバスそしてカリキュラムに応じた教材費が、別途必要になるケースがあります。

この辺りに差があるので、園によっては結構かかる可能性もあるのです。

私立園を検討されている場合は、「ご家庭の教育方針との違いがないか」も含めて、検討する必要があります。

認定こども園ってなに?

 

幼稚園と保育園。

今までバラバラだったものを、待機児童対策で一緒にしようということで始まったのが「認定こども園」です。

その中でも幼保連携型と幼稚園型があるのですが、この違いってなんなのでしょうか?

保育時間の違い

幼保連携型も幼稚園型も基本の保育時間は同じです。

ただ、幼保連携型は延長時間があるのに対して、幼稚園型は延長保育がありません。

また、幼保連携型は働く時間によって区分が別れています。

  • 一号認定=今までの幼稚園と同じで、働いてなくても預けられますが、時間は幼稚園の通園と同じ。又は週20時間未満のパートタイム
  • 二号認定=フルタイム(週40時間以上)の3才未満の乳幼児
  • 三号認定=フルタイム(週40時間以上)の3才以上の幼児

に区分されます。

私が住んでいる大阪の自治体は基本が18時〜18時30分までで、それ以降は10分100円か30分300円の延長料金で見てくれます。

兼業ママさんにとって、この30分があるかないかは大きいですよね。

時短勤務だとしても、仕事をしているとなにがあるかわからないです。

そういったときに、延長できるかどうかで、安心材料になりますね。

こども園の落とし穴

保育園と幼稚園のいいとこ取りなイメージも強いこども園ですが、デメリットはないのでしょうか?

きっと、一番のデメリットは「保護者の生活環境の違い」だと思います。

元々幼稚園に通わせていたママさんは大体が専業主婦か短時間のパートさんがほとんどです。

フルタイムの兼業ママさんは保育園で、専業またはパートママさんは幼稚園と住み分けができていました。

それが一緒になるのですから、お互いに不平不満は当然出てきます。

幼稚園は平日に父母会や行事が普通にあるのですが、フルタイムの兼業ママは参加できません。

全ての園がそうだとは言いませんが、少なからず人間関係に苦労する面は出てくると思います。

誰しも、今まで通りのリズムがやりやすいのは同じです。

なので、兼業ママさんが保育園を選ぶ際にこども園を含めて選ぶのであれば、わかりやすい言い方にすると「元保育園」か「元幼稚園」なのかは慎重に選んだ方がいいでしょう。

子どもが寂しがるかも

保育園と決定的に違うのは「早く帰る子を目にすること」だと思います。

保育園に通っていると、幼稚園のように早く帰る子はいません。

でも、こども園になると幼稚園の時間で帰る子がいて、「なんでうちのママは遅いの?」と子供が寂しい思いをする可能性もあるのです。

そうはいっても、0〜2歳クラスはこども園であっても、通常の保育園と変わらないのでこの悩みはもう少し先の話となりそうです。

認可外保育施設って何?

 

そして、上記のような認可園に入れなかったときに、検討するのが認可外保育施設です。

認可外保育施設って何?と思う方も多いですよね。

私も子どもの保育園問題に直面するまでは、よく知りませんでした。

認可外保育施設(にんかがいほいくしせつ)は、児童福祉法上の保育所に該当しない保育施設であり、認可外保育所とも呼ばれる。設置には児童福祉法第59条の2[1 1]による届出が必要とされる施設である。無認可保育所と呼称されることもある。

引用:ウィキペディア

認可保育園が役所を通さないと入園できないのに対して、認可外施設は自由に入園する事ができます。

ただ、認可保育園と比べて市の補助がないので、かなり高額です。

来年の子育て改革で、認可外施設も補助対象になるという嬉しいニュースもありましたが、まだまだちゃんとしているところと、そうでないところの差が激しいのも現実です。

公立と私立どっちがいいの?

 

さて、この記事をご覧になっているということは、保育園選びに悩んでいるということだと思います。

私も今1歳4ヶ月の娘がいて、育児休業が来年切れてしまうので保育園に入れなければならないのです。

「公立と私立どっちにしたの?」

当然、そう思われると思います。

ですが、私からすれば、公立と私立を選べる立場にある事がかなり羨ましいです。

ニュースなどで知っていると思いますが私が直面している大問題。

「待機児童」

それも、私が住んでいる市は待機児童がひどいです。

ひどい上にちょっとした事があり、一つ減ってしまうので来年は大変な予感しかしません。

全国ニュースになったので、あまり詳しくはかけませんが・・・。

去年から予感はあった

一般的に入りやすいと言われる0歳クラスでさえ入れないのが、私の住んでいる自治体です。

「一人目さんなら不人気園か小規模園でないと無理ですね」

こんな言葉が普通に市役所の職員から出ます。

ちなみに、小規模保育園とは、駅前などにあって便利なのですが3歳未満までしか受け入れてないので、3歳児クラスに入るときに、もう一度保活をしないといけません。

なので、仕事をしているママとしてはできれば避けたいのです。

その保活を失敗したら仕事を辞める羽目になりますから。

話を戻します。

我が家も、時代の波にのまれて見事に待機児童となるわけですが、0歳で入れなかったのに1歳で入れる気が全くしなかったのです。

1歳クラスは0歳からの進級する子がいるので、募集人数がそもそも少ないのです。

でも育休は容赦無く終わりがやってきます。

どこでもいいので、娘を預かってくれる施設を探さないといけません。

そうはいっても、いい加減なところで死亡事故などがあれば、シャレにならないので
「ちゃんとした」認可外施設を探すことにしたのです。

決め手は?

結果的に、認可外施設に決めましたが私の決め方はもしかしたら「公立と私立どっちがいいの?」で迷っている方にも参考になると思います。

一年以上前に認可外施設の席を確保したわけですが、その時の条件としてあったのが

  • 保育料が払える範囲かどうか
  • 運営団体がちゃんとしているかどうか
  • 通っている子どもが楽しそうかどうか
  • 保育士さんの入れ替わりが激しくないか
  • 園長先生の対応
  • カリキュラムの内容

この中で、カリキュラムの内容は本当に最後の最後でした。

そんなことよりも「娘が安全に通園できるかどうか」が一番でした。

私が入園を決めた園は、別の自治体で認可園を運営している会社で

「カリキュラムや保育士さんの人数など、認可園ではできないことをやりたいから
認可外でやっているんです」とのことだったんです。

そして、子どもたちは嘘をつけません。

入園を決める際は、いっぱい見学をしてください。

見学をして、子どもたちが笑顔でいるかと保育士さんの対応がちゃんとしているかをみてください。

待機児童有の自治体の保育園選びの基準は?

 

ずばり「通えるかどうか」です。

私は車の免許がない上に電車通勤に1時間かかるので、駅近の園しか希望を出せません。

そうなると、もう保活なんて絶望的なのです。

なので、保育園の良さで選ぶことは不可能です。

いくら見学で「いまいちだな・・」と感じていても、希望を出して受かったら通わなくてはなりません。

万が一内定を蹴るような事があれば、点数が下がって翌年入りにくくなるんです。

保育園選びは子どもの命を預ける行為です。

それなのに通えるかどうかでしか選べず、しかも第4希望まで書くのでそのうちのどこに受かるかはわかりません。

自治体が入園者を選ぶのであって、入りたい園を選べる環境にはないのが現実です。

まとめ

  • 公立と私立の違いは運営団体
  • 基本の保育料は同じ。ただし諸経費のかかり方に結構差がある
  • こども園にはデメリットもあるので注意が必要
  • 待機児童が酷い地域なら認可外も選択肢に入れてみて。
  • 認可外選びは慎重に

めいっぱい保活すればいいのでしょうが、やったところで入れるとは限りません。

それなら、保育料はかかりますが、自分で選べる認可外の方がいいやと私は思いました。

というよりも、育休が切れたのに保育園に入れなくて会社をやめなきゃならないかもと思ったら認可園にこだわって頑張る勇気は私にはなかったのです。

公立か私立で保育園を選べるのであれば、是非しっかり選んであげてください。

そして、私の住んでいる自治体のように私立幼稚園をのぞいて全てこども園になってしまう所もあります。

そうなると、何が何だかよくわからなくて保護者はみんな大困惑しています。

きっと、大反対している人達が演説や署名集めをしていた関係で、こども園に対する不安がいまだに拭えません。

今は保育園と言っても教育に力を入れているところも多いです。

逆にのびのび遊びを中心に考えている園もあります。

「自分の子どもにはどちらが合っているのか」や

「自分がどういう子育てをしたいのか」

など考えるべきポイントはたくさんあります。

確実に言えるのは「子どもが笑顔で通っているかどうか」をちゃんと確かめてください。

カリキュラムに合う合わないはありますが、子どもが笑顔で通っている園は、ちゃんと運営されていると思うのです。

保育園を選ぶ事ができるのなら、是非後悔のない保育園選びをしてくださいね。

子育ての仕方について色々な悩みを持たれていませんか?

「子どもが泣き止まない、どうすればいいのだろう、、、」

「子育てでイライラした場合先輩ママはどうやって解決したのだろう・・」

「待機児童になった場合どうすればいいのだろう・・・」

と、子どもが小学校へ上がるまででもたくさんの悩みが発生します

そう行った悩みを投稿して、回答してもらうコミュニティの場として、「ママリ」があります。

小学校入るまでの子どもに対しての相談内容がかなり多く、それに対しての回答もかなり掲載されております。

「どうすればいいのだろう・・・」

と一人で悩む前に、一度ママリで調べてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です