小学生の忘れ物対策としてチェックシートを使うのって有効!?

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陽介

小学校に入ってからは身の回りのことは自分でさせるようになりますね。

その時に「何か忘れて帰ってきている。」「また忘れて行ってる。」そう感じることもあると思います。

私の職場の先輩の子どももよく忘れ物をする子どもだったみたいですが、工夫したことで忘れものすることが減ったみたいです。

その方法を紹介してくれました。

小学校に入学すると自分でやらなければならないことが増えてきます。

明日の学校の準備もその一つになると思います。

しかし子どもが一人で準備すると何か忘れ物をするときがあります。

忘れ物が無いように親が手伝いますが、それだといつまで経っても自分でできるようになりません。

忘れ物を繰り返すと忘れ物をしても何とかなると思い段々癖になっていきます。

そうならないためにも最初が肝心だと思います。

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忘れ物対策としてのチェックシートとは?

 

忘れ物癖を付けないために、つまり忘れ物をしないためにチェックシートを使うことをお勧めします。

持っていくもの一覧が分かれば準備も簡単に済ませられます。

しかし中にはチェックシート使うことを恥ずかしく感じる方がいます。

「そんなものに頼らなくてもちゃんとやりなさい。」

と思われる方もいるかもしれません。

ですが、社会人になると何かとチェックシートが付いて回ります。

作業の工程管理にもチェックシートが入ります。

チェックが全部埋まって初めて作業終了となります。

またテスト勉強や受験勉強の予定表も自分の進み具合を確認するためのチェックシートみたいなものです。

昔から仕事は「段取り八分仕事二分」とよく言われます。

作業計画がちゃんとできていれば効率よく仕事が進むという意味合いです。

チェックシートを使うことは恥ずかしいことではないと思ます。

チェックシートの問題点

なにかと便利なチェックシートですが問題点があります。

それは子どもがチェックシートに興味が無ければチェックシートを使わないということです。

子どもに限ったことでは無いですが好きなものや、興味を持ったものは中々忘れないはずです。

好きなアニメのキャラクターや先週の番組の内容は忘れずいつまでも覚えています。

なので先ずはチェックシートに興味を持たせることが大事だと思います。

チェックシートに興味を持ってもらうには?

チェックシートに興味を持たせるためには、それは子ども自身の手でチェックシートを作ることです。

とは言っても、小学校入学したばかり子どもにチェックシートを作らせるのは無理な話です。

当然親と一緒に作ります。

作るといってもA4用紙に線を引いただけの可愛げのないもは子ども受けしませんし興味もそそられません。

あと、作るのに手間が掛かってしまっては逆にチェックシートを嫌いになってしまいます。

チェックシートを作ろう

 

では簡単にチェックシート作る方法を紹介します。

準備するものは以下の通りです。

  1. 油性マジック
  2. ホワイトボード用マーカー
  3. ホワイトボード(磁石が付くもの)
  4. 定規(ホワイトボード内に収まる長さ)
  5. 磁石(子どもがつまみやすいもの)

その他に除菌シート(アルコールタイプ)があると油性マジックで間違えたときに消すことができるので便利です。

これらのものは100均で揃えられます。

買い物に行くときも子どもと一緒に行きましょう。

珍しいものを買っていると子どもが興味を持ちます。

出来上がりはこのような感じになります。

票の部分を油性マジックで書きます。

※油性マジックの中にはホワイトボードにインクがうまく乗らないものもあるので注意してください。

子どもには線を引いてもらいます。

定規は親が押さえて「ここに線を引いて」と子どもにお願いしましょう。

はみ出しても怒らないでください。

細かいところは除菌シートで拭いて修正すればOKです。

チェックリストの名前や票の見出しは好きなように書いてください。

とにかく、作るときは楽しく作るのがポイントです。

初めに何でもいいので紙にレイアウトを書いてからホワイトボードに書き込むとスムーズに作業が進みます。

出来上がりが多少変でも気にしないでください。

子どもと一緒に作ったということが大切なのです。

これだと少々さみしいと思われる方は、周りに装飾をしてもいいです。

好きなキャラクターの絵など貼ればより一層興味を持ちます。

絵を書くのが苦手な方は塗り絵の表紙なんかを切り抜いて貼り付ければOKです。

その他デコレーションシールを貼ってもいいと思いますよ。

今回用意したホワイトボードは裏にマグネットシートが付いていて冷蔵庫などに張れる物ですが、各ご家庭の都合のいい場所に設置できるようホワイトボードを選んでください。

もしかしたら、その場合は100均で取り扱ってないかもしれませんのでホームセンター等でお求めください。

効果的なチェックシートの使い方

 

せっかく作ったチェックシートなので上手に運用したいところです。

このチェックシートの場合は持ち物欄に明日持っていくものを書き込みます。

そして、それを子どもが準備できれば磁石を〇の欄に移動させます。

声は発しませんが駅員さんがやっている指差呼称の原理と似ています。

チェックシートの確認は毎日決まった時間にする。

お勧めの時間帯は寝る前がいいと思います。

朝は忙しいのでお勧めしません。

あわただしい中チェックしていると、チェックすることが面倒になってきます。

前日にきちんと用意を済ませて、次の日余裕をもって学校へ登校させましょう。

初めは親と一緒にチェック

慣れるまでは一緒にチェックしてください。

何回か繰り返すと子どもも要領を覚えてきます。

そうしたら今度は一人でやらせてみましょう。

最後は親が確認しますが間違っていても怒らず、問いかけるように足りないものを指摘してください。

もちろん完璧にできた場合は褒めてあげましょう。

学校から帰るとき

 

今までの話は家から学校へ行くときの事です。

ですがもう一つ重要なのが学校から家に帰るときに忘れ物をしてしまうときがあるということです。

宿題を持って帰るのを忘れたら、次の日宿題を持っていくことはできません。

どんなにいいチェックシートを作ってもこれをやられてしまうと身も蓋もありません。

かと言ってあのチェックシートを学校に持っていくわけにもいきません。

チェックシートからチェックリスト

ランドセルを開くと時間割が入っている場所とポケットの前面に小窓が付いているものがあります。

この場所にチェックリストを入れるというものです。

気を付けてもらいたいのはあまり派手なものにすると先生に怒られる可能性がありますので注意してください。

また学校の方針で時間割を実際に使用している場合はそこにチェックリストを入れるのは避けたほうがいいです。

筆箱にチェックリスト

筆箱のには時間割が入れられるタイプのものがあります。

そこにチェックリストを入れるという方法もあります。

いずれの場合も学校で使うチェックリストはチェック項目に記録を付けるようなものでは無く目で確認するだけのものにします。

当然ですがそのチェックリストも一緒に子どもと作って、しまっておく場所も決めましょう。

万が一学校に忘れ物をしても怒らず、チェックリストの場所を子どもとよく確認しましょう。

三定管理

 

最後にチェックシートを使って準備するにあたり心がけておきたいことがあります。

三定管理という言葉です。

三定とは「定位」「定品」「定量」です。

定位=定められた位置を指します。

定品=定められた物を指します。

定量=定められた数量を指します。

テレビのリモコンがよく行方不明になる事があります。

置き場所を決めて必ずそこに置くようにすれば行方不明になる事は無いと思います。

学校で使っている鉛筆が短くなり書けなくなって新しいものを用意しようとしたけど予備が無かった。

なんてことになると子どもの勉強に影響がでます。

チェックシートを使って物を準備しているのに、いつもある場所に無いとそれを探さなければなりません。

小さな子供は探せないので結局親が探すことになります。

見当が付けばまだいいですが、どこに置いたか分からないものを家中探すとなると中々大変でそれだけで疲れてしまいます。

子どもが一人で準備できるようにきちんと決められた場所に物を置くように心がけておくことが大事です。

まとめ

  • チェックシートは子どもと一緒に作る
  • 学校の準備はチェックシート
  • 家に帰る準備はチェックリスト
  • 忘れ物をしても怒らない
  • 忘れ物をしなかったら褒める
  • 一人で準備できるよう物を置く場所を決める

大人だって物を忘れることがあります。なのでスマホ等にメモを取って忘れないようにしています。

子どもだって同じです。

忘れ物をしたことを注意するのではなく、忘れ物をしない方法を一緒に考えるほうが大事だと思います。

その為にもまずはチェックシートの活用をお勧めします。

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