皆さん小学生の頃はどんなおもちゃで遊んでいたでしょうか。
私の友人の場合は、プラモデル(ガンプラ)を作ったりミニ四駆が大好きでした。
そして私は持っていませんでしたが友達が持っていたラジコンカーがとても面白くて、羨ましかったものです。
今年から次女も小学生に上がりようやく自分の時間にも余裕が持てそうな気がして、ラジコンへの欲求が日々強まってきています。
小学生の頃は高くて手が出せませんでしたが、大人になった今では購入できない事もありません。
でも友人の家の場合、友人の趣味の為だけに、家計が犠牲になるのは許される事ではありません。
まして自分の為だけにラジコンを買うとなると妻への説得という登竜門を通る必要性があります。
そこで、
「自分の為だけでなく、子どもの成長に良い影響があるのなら家族みんなでラジコンを楽しむ事ができるのではないか。」
と考えました。
この記事ではラジコン遊びによる子どもへの教育効果に関して考えていきたいと思います。
目次
ラジコンで遊ぶ事はどんな効果がある?
運動・思考・判断能力を育む
ラジコンとは模型の自動車等をコントローラーを使い無線で操縦するおもちゃです。
まず必要となってくるのは、コントローラーを操作するという技術です。
これが中々動かしたい方向に進まなかったり、コントローラーにもボタンがいっぱいあったりする場合があるので簡単なようで難しいのです。
コントローラーを操作する技術を習得するには、頭で動かしたい方向を考えながら指先でコントローラーを操作しつつ、目で本体の動きを確認するという流れがあります。
ラジコンを動かす事に慣れたら、自分もラジコンの動きに合わせて移動する必要もあります。
この流れを繰り返す事により運動能力、思考能力、判断能力が高まる事は間違いありません。
精神力を育む
最初は思うように操作できない事でストレスを感じる場合もあるかもしれませんが、練習を続ければできるようになります。
そして、練習を積み重ねる事で集中力や根性、自信といった精神的なものにも大きく影響し、できるようになった時の達成感は大きいのではないでしょうか。
製造・開発能力を育む
ラジコンの種類によっては、工作キットや改造したりできるものもあります。
実際に本体を組み立てるのは製造能力、様々な部品を使って自分好みのラジコンを作り上げるのは開発能力を高めていく事に繋がります。
社交力を育む
ラジコンは大人から子どもまで幅広い年齢層が楽しんでいます。
また様々なイベントやタミヤグランプリ等の大会が開催されています。
ラジコンを通して色々な人と知り合う可能性もできるし、友達ができる可能性もあります。
未来への可能性を育む
友人の考えですが、この何かを操作して本体を動かすというのは大人になっても必要な能力ではないでしょうか。
例えば、自動車でもハンドルを動かしアクセルを踏めば動かす事が可能ですが、そのハンドルの操作も最初は難しかったし、私は特に狭い道を通ったり急な角を曲がる時や、車庫入れ等を行う時はかなり集中しました。
パソコンで文字を打つにも、まずはホームポジションを覚えてどの指でどのキーを押すという操作を覚えなければならないし、とにかく指に動きを覚えさせる為タイピングソフトで練習しました。
そう考えると、子どもの頃から何かを操作して本体を動かす技術を磨くことは将来的にも良い影響が期待できるのでなないかと考えております。
今どきのラジコンの種類とは…
ラジコンと言えば屋外で遊ぶ自動車やヘリコプターといった男の子のおもちゃというイメージが強いと思いますが、最近では室内で遊べる女の子向けのラジコンもあるみたいです。
- オフロードカーシリーズ…公園や広場など石や草の多い場所でも走れます。
- オンロードカーシリーズ…平らな道でスピーディーな走りを楽しめます。
- ヘリコプター・飛行機シリーズ…空を自由に飛びますがかなりテクニックが必要です。
- 船・ボートシリーズ…夏の海に持っていくと盛り上がります。
- ロボットシリーズ…男の子向けのカッコイイ物、女の子向けのカワイイ物等種類が豊富です。
- フラッターバイフェアリーシリーズ…ティンカーベル等の妖精の人形を手で操作できます。
- 工作シリーズ…自分で組み立てます。夏休みの自由工作にもお勧めです。
- スマートトイシリーズ…スマホでラジコンのように操作できるおもちゃです。
ちなみにスマートトイに関しては2020年からの小学校のプログラミング教育の必修化の影響を受けてか学校関係者の間で注目が集まっているそうです。
家族でラジコンを楽しもう!
以上のデータからラジコンが十分に子どもへの教育効果に期待できるかがお分かり頂けるのではないでしょうか。
ラジコンでの思い出
子どもの頃はとにかく遊んだラジコンカーですが、思い返してみれば色々な思い出があります。
友人と公園で変わりばんこで遊んだこと。
ラジコンと人間とどちらが早いか競走したこと。
操作を間違えて池に落としてしまい友人を泣かせてしまったこと。
おもちゃ屋の兄さんにラジコンを修理してもらったこと。
今でもその友人とは交流があります。
ラジコンのおかげで得た友人と言っても過言ではないです。
(この友人は今はラジコンではなくガンプラにはまっていますが)。
いざ登竜門へ
ラジコンの事を調べるにつれ昔の思い出も蘇り、ますます家族とラジコンを楽しみたい思いが強まったので、調べたデータを用い妻への説得に向かいました。
ラジコンにも色々な教育効果がみられること、さらに2020年のプログラミング教育の必修化の話を組み込む事でいかに私が子どもの未来について考えているかを熱く語りました。
結果は、「あなたが欲しいだけでしょ。」と完全に見抜かれていました。
そして妻もスマホでラジコンを調べ出しました。
友人が欲しかったオンロードカーシリーズには目もくれずフラッターバイフェアリーシリーズが目に留まった様子で、「これなら買ってもいいよ」とのことでした。
完全に、「あなた(妻)が欲しいだけですよね。」と感じましたが、なんせ妻、娘二人と男性一人とではどちらが優先されるかは言うまでもありません。
娘が選んだラジコン
しかし意外にも長女と次女(長女につられて)が選んだものは工作シリーズの自動車でした。
理由は、「自分で作りたい」という事でした。
価格も1814円と手頃なものがあり家計にも優しいです。
思えば工作シリーズは開発・製造能力にも影響する為、もっとも教育効果に期待できる種類ではないでしょうか。
父と母よりも賢い選択をする長女を頼もしく感じたものです。
ともあれ無事に家族でラジコンを楽しむという時間が手に入りそうです。
まとめ
それではラジコン遊びによる教育効果についてまとめます。
- コントローラーの操作をすることで、運動能力、思考能力、判断能力が育まれる。
- 練習を積み重ね技術を習得する事で、集中力、根性、自身、精神力が育まれる。
- 本体を組み立てたり改造したりする事で、開発能力、製造能力が育まれる。
- ラジコンを通して人とのコミュニケーションに繋がり、社交力が育まれる。
- 何かを操作して動かす能力は大人になってから様々な場面で役に立つ。
しかし教育効果うんぬんよりも子どもが家族との楽しい時間を作り思い出を育む事が最も大事な事です。
難しい事は考えず子どもの頃の私のようにただ楽しい時間が過ごせればそれで良いのです。
ラジコンに興味のある方はこの記事を参考に、お子さまと楽しい時間をたくさん作って頂けたらと思います。
私が小学生の頃もラジコンで遊んでおりました。
私の友人にラジコンが好きな方がおりまして、子どもが小学生に上がったのをきっかけにラジコンを復活させようとしている方がいます。
その友人が妻を説得するのに当たって調べた内容を教えてくれましたので紹介します。