夏休みや、冬休みの小学生の課題につきものなのが読書感想文です。
最後まで、手を付けずに残ってしまい、長期休みも終盤になって慌てることありませんか?
子どもの場合、原稿用紙が配られた時は
「長い休みの間にささっと本を読んで書けばいいや。」
なんて考えているうちに、あっという間に過ぎていく楽しい時間。
振り返ると、真っ白な原稿用紙がそのまま…
親のほうも、自分が感想文を書くのが苦手だったら…。
子どもにどう教えればいいのか当然悩む事になります。
子どもの課題のはすが、親の課題にすり替わる事態にもなりかねません。
読書感想文という大きな山を、どうすればいかに楽に乗り越えられるか、考えてみたいと思います。
そもそも感想文って?
例えば工作で作品を作る際、
- 何を作るのか?
- 材料は何が良いのか?
- 作る手順は?
と考える事から始まります。
これを読書感想文で考えると次のようになります。
- 作品→作文(原稿用紙)
- 材料→本
- 手順→感想文の組み立て
工作と違って材料は本一冊だけです。
ですが一言で「本一冊」と言ってもその数は星の数ほどあります。
大事なポイントは、図書館や書店に行ってお子さんの興味のあるものを選びましょう。
どんなに人気のある本でも興味がなければ、感想を書く前に読む段階で諦めてしまう場合がほとんどです。
どんな本がいいの?
では次にどんなジャンルを選べばいいか?
一言で好きな本と言っても、内容は様々です。
歴史に興味があっても、小難しい文字だらけのものより、漫画のようにイラストの多いものや、歴史上の人物を主人公にして物語仕立てになっているものまであります。
大きく分けると以下のようになります。
- 物語…おとぎ話、冒険もの、探偵もの、怪奇もの等、幅広いジャンルがあり、最も内容のイメージを掴みやすいです。
- 詩集…短い文で綴られてますが、想像力を掻き立て、イメージを膨らませていくことができます。
- 科学…生き物や星等、興味のあることに関しての「なぜ?」「どうして?」の疑問解決に向けて集中して読み進めやすいです。
- 伝記…様々な偉人たちを知ることで、今の便利な時代にどうつながっているか?を知れば、感想文にまとめ易いです。
- 絵本…小さい子向けでも、大人が読んでも泣ける本があります。長い文章を読むのが苦手なお子さんや、低学年にお勧めです。
本が決まったら?
さて、本が決まったら、あとは読み進めて感想文を書くだけです。
簡単そうですが、ここからが難しい所です。
感想文なんだから、思ったことを自由に書けば良いだけなのですが、何をどう書けばいいのか分からないから悩む訳です。
そこで、文章を作る上での基本をまずおさらいしましょう。
1.本の紹介
その本を選んだ理由、あらすじ。
※短めに書く事を意識しましょう。下手したら初めから終わりまであらすじのみで終わる恐れがあります。
2.感想
感動したこと、疑問に思ったこと、心に残ったこと。
3.まとめ
本を通して、自分はどう思ったか?役に立ったことはあったかなど。
物語などであれば、本のカバーに書いてあったりします。
例えば、選んだ本が映画や、アニメになった原作だとしたら
【DVDを見て、原作が気になり読んでみた】
というきっかけから書き始めるとスムーズです。
伝記や、科学関係などであれば
【学校で習った事から興味を持った】
【普段から○○はどうやって出来ているんだろうと興味を持った】
と読んでみようと思ったきっかけから書き始めると、感想に繋げやすいです。
また、絵本でも同じで
【小さいころ読んだ絵本をもう一度読んで、今現在感じたこと】
といった具合で、初めて読んだ時と今現在では、感じ方も違うことが多いものです。
すべてに共通しますが、初めて読んだ本なら
【表紙のイメージ】や【題名にひかれた】
から始め、実際に読んだ感想と比べてどうだったか?
書き進めれば、うまくいくことも多いです。
一度本を読んだ後にお子さんに
「読んでみてどうだった?」
「何が一番印象に残った?」
と聞いてあげてください。そこででた意見を原稿用紙に書いていく。
難しい言葉や、表現よりも、「思ったことを書く」ことが大事なのです。
まとめ
- 感想文を書く前に準備しよう
- 本を選ぶ時に気を付けよう
- 本の内容ってどんな感じ?
- 好きなものが一番大事
- 感想文の書き方の基本
- 難しく考えず思ったことを書こう
いかがでしたでしょうか。
私の友人に小学2年生の娘がいますが、これが中々頑固で宿題一つにしても
「何故これをやらなければいけないのか」
「何の意味があるのか」
と色々疑問をぶつけてきます。
そして納得しなければやりません。
強制すると最悪暴れます。
大人もそうですが、納得のいかないことを強制的にさせられてもうまくいきません。
作文というのは、知りえた内容から、自分のイメージを膨らませ、思いを文字で表す作業です。
極端な例で言うと
「僕(私)は○○という本を読みました。主人公がかっこよくて僕(私)も同じようになりたいと思いました」
だけでも良いのです。
そこで、たったこれだけ?と否定せず
「主人公のどんなところがかっこよかった?」
「なぜ同じようになりたいと思った?」
と話を聞いてあげましょう。
そこで出てきた会話を書き足していけば、立派な感想文になります。
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ある程度小学校生活も慣れてきた頃に子どもからこんなことを言われることがあります。
「OOちゃんはスポーツクラブに行ってるんだって、一緒に行ってみたい。」
小学生は他人のすることに影響を受けやすいです。
その時にどう行動しますか?
最初から「XXちゃんはできないと思うからそれはしないほうがいい。」
と言って子どもの芽を摘み取ってしまったら将来挑戦しない子どもになってしまいます。
まずは興味を持っている段階で挑戦させてみるのがいいですよ。
今回紹介するコドモブースターは合計1万件以上の習い事を紹介しているサイトになります。
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2月末までですので、この機会にやってみてはいかがでしょうか?
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私もこの読書感想文は苦手でした。
私の友人に子どもが読書感想文のコンクールで優勝した方がいます。
その方が自身の子どもに教えていたことを聞きましたので紹介します。
なお、この友人も読書感想文は昔から上手でした。